あるきメデス

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フランス8日間の旅 第4日(ブールジュ、ロワール地方シャンボール城を経てトゥールへ)②

2013-06-21 18:13:05 | フランス旅行
 2013年5月31日(金)(続き)

 ブールジュから高速自動車国道A71号を少し進み、県道D922号、D765号など
を経由し近くの町を経由し、15時22分にシャンボール城の入口を入った。


 ロワール地方は、中央を東西に流れる国内最長、全長1,200㎞のロワール川沿いに幾
つもの町が栄え、流域には「フランスの庭」と呼ばれる風光明媚(めいび)なエリアが広
がり、中世には王侯貴族が100を越える優雅な城を築いて栄華を極めたという。

 シャンボール城は、フランソワ一世の命で狩猟のために造られたロワール地方最大の城。
フランス・ルネッサンス様式の最高傑作といわれ、城内中央に位置する二重らせん階段は、
レオナルド・ダ・ビンチが設計に参加したのではないかと推測されているとのこと。

 城の幅156m、奥行き117mあり、完成したのはルイ14世の時代の1658年で、
完成までに139年かかったという。

 総面積550㏊の敷地は東京の山手線内やパリ市内に匹敵し、建物の周囲はソローニュ
の森と呼ぶ平地林が広がる。バスは、入口から7分かかって駐車場に着いた。


 行く手に見える大きな城に向かい、右手に回って入口を入り、400以上あるという部
屋の数々を巡る。





 室内には豪華な絵画が飾られ、森に住む動物のはく製もある。


 屋上に出ると、きれいに刈り込まれた前庭の向こうに、広大なソローニュの森の展望が
広がる。





 複雑な建物の構造や飾られた精巧な石彫なども眺め、らせん階段も利用して上り下りし
て、1時間余りかけて城内を観覧した。

 屋上を巡る観光客。







 見える範囲の森は全て城のエリア。







 各部屋には、狩猟などゆかりの彫刻や絵画が飾られていた。




 これがらせん階段。


 部屋の中には、当時のままの調度品も残されている。




 城内にある教会。




 
 16時45分にシャンボール城の駐車場を出発して、バスは4日目の宿のあるトゥール
(Tours)に向かう。県道D951号から高速自動車国道A10号線に入り、西南西に向か
って走る。


 遠くまで見晴らせる広大な麦畑が続き、古い水道橋らしいのも見えた。(続く)




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