あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

第14回川口・見沼ツーデーマーチ第2日

2006-09-24 22:02:51 | ウオーキング
 川口・見沼ツーデーマーチ2日目の今日は、快晴になりました。
「この大会が2日間とも晴れたのは珍しい」と、役員のAさんは
言っておられました。

 今日は20kmコースに参加、会場になっているJR東川口駅南側
の中台公園に到着したら、開会式が始まっていました。

 スタートしたのは8時35分頃です。

 昨日は北側、さいたま市内の見沼田んぼが中心のコースでしたが、
今日は南側、川口市内を歩きます。

 戸塚の住宅地をくねくねと進み、埼玉高速鉄道の戸塚安行駅西側
から、西福寺の前を通過します。

 この三重の塔は、確か埼玉県内ではただ一つの三重塔だったと
思います。

 東京外環自動車道(通称「外環道」)の南に回り、現在も残る西堀
沿いから赤山城址に入りました。

 赤山城址(あるいは赤山陣屋)は、関東郡代伊奈忠治が寛永六年
(1629)に築き、寛政4年(1792)まで存続しました。

 伊奈家は、昨日歩いた見沼代用水など用水の開削(かいさく)や、
新田開発など、治水、利水事業に多くの業績を残しました。

 東南に進んで安行領家(あんぎょうりょうけ)の金剛寺に入ります。
お灸の寺とし、また、安行苗木開発の祖である吉田権之丞の墓が
あることで知られています。

 大きな本堂とかやぶきの山門があり、周囲は豊かな緑に恵まれて
います。また、周辺には安行苗木の苗木園がたくさんありました。

 首都高速川口線の東側を進み、東貝塚のチェックポイントのところ
には、「安行原の蛇造り」という珍しいものが木の上に見られます。

 毎年5月24日に行われる行事で、五穀豊穣、天下泰平、無病息災
を祈って、長さ約10mの蛇をワラで造り、行事の後、木の上に乗せて
あるようです。

 運動会で賑わう新郷小の辺りから、コースは折返しに向かいます。
少し先の峯ヶ岡八幡神社には、社殿の右手に太いイチョウが立って
いました。

 目通り(地上1.5mの樹周)8m、推定樹齢600年という、埼玉
県内でも有数の巨木です。境内は豊かな緑に覆われていました。

 さらに西北に進んで若宮公園に入ります。公園の中に新郷貝塚が
ありました。

 川口市内最大規模で、原形を留めている数少ない遺跡とのこと。
縄文時代後期の土器や土偶、耳飾りなどが出土されたようです。

 赤堀用水沿い斜面林にある「ふるさとの森」の一角にテントを張り、
冷たいお茶のサービスがあり、乾いたのどを潤しました。

 森には、シラカシやコナラなどが豊かに茂り、春に咲くイチリンソウ
の自生地でもあります。

 その先、興善院の境内には、ヒガンバナがたくさん咲いていて、
カメラを構えている人も何人か見られました。

境内の広い森も、「ふるさとの森」になっていて、豊富な緑陰に石仏
が並んでいました。

 外環道に出て東に進むと、道の駅川口安行の「樹里安」で、すいとん
サービスがあり、おいしいすいとんをごちそうになりました。



 安行出羽緑道を経て、伝右川左岸沿いから戸塚南公園(下の写真)を
抜け、12時54分に中台公園にゴールしました。


 ゴールの芝生では、昼食をする人、2日間完歩の乾杯をするグループ
などで賑やかです。

 
 久しぶりの快晴でのウオーク、風もさわやかで、気持ちよく歩くこと
が出来ました。

 

 

 

 

 



 


 
 

 

 
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