あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

英国・コッツウォルド・ウェイ(北部)とその周辺10

2006-08-02 22:28:58 | 英国のウオーキング
 今日の夕刊に、アメリカのイーストマン・コダック社が、デジカメの生産、
流通から撤退することが報じられていました。

 先月訪れた英国の町のウィンドウでも、展示してあってデジカメは全部、
日本メーカーの製品でした。

 話は古くなりますが、42年前の1964年、東京オリンピックの頃、私は
趣味での8ミリ映画作りに夢中でした。

 その頃、コダックフィルムは国産フィルムよりはるかに画質が良かった
のですが、値段も高くて入手もしにくかったので、普段は富士フイルム
を使っていました。

 オリンピック会場も幾つか回って撮りましたが、開会式の時だけは
コダックフィルムを奮発して撮影しました。ほかのものと一緒につない
で17分前後の作品にして見ると、開会式の画質は抜群でした。

 そのことと今日のニュースを比べると、時代の大きな変遷を感じます。

 引き続き英国のウオーキング、といっても今日は、ロンドンに戻る途中
に立ち寄った町や市のタウンウオーキングの模様です。


 2006年7月12日(水) 快晴
 =モートン・イン・マーシュ~オックスフォードを経てロンドンへ=

 6時起床、チッピングカムデンにも残っているというかやぶき屋根の家
を、朝食前に見に行く。

 中心街を貫くHigh Streetを北東に少し進み、右折して国道B4081号に
なっているSheep Streetへ。


 T字路に突き当たる周辺から右折した一帯に、7~8棟のかやぶき屋根
の家があった。

 かやぶき屋根の家は、Thtched Cottages(サッチドコテージ)と呼び、草、
ワラ、カヤなどでふいているらしい。


 周辺の石造りの家も、直線的な屋根と高い煙突が上がった歴史を感じ
させる建物が多い。


 次のT字路の近くには、新築して真新しい2階建てかやぶき屋根の家も
あった。緩い坂をHigh Streetに下り、7時過ぎに宿に戻った。


 今日はロンドンに戻る日。チッピングカムデン8時45分発のバスに乗り、
9時21分にモートン・イン・マーシュ(Moreton-in-Marsh )に着いた。

 チッピングカムデンから南東に直線で約9kmのところで、ロンドンから
コッツウオルズ地方へのアクセスポイントの一つになっている。

 11時までフリータイムとし、バス停に荷を置き、交代で荷物番をして町を
見る時間をとる。
 
 =モートン・イン・マーシュ=

 町の中心は南北に貫く国道A429号沿いにあり、その中でも中心部はHigh
Streetと呼び、500mほどはブロードウェイのように幅広くなっている。

 町並みは、チッピングカムデンと同じように2~3階建てレンガ色の古い
建物がすき間無く続いている。

 その通を北に向かい、鉄道線路上の陸橋まで行って駅を見下ろした。

 
 少し手前を東に入る駅前通りにある郵便局も入ってみる。バス停の南
にも少し回って町並み探検を終えた。


 グレートウェスタン鉄道のモートン・イン・マーシュ駅は、レンガ造り平屋の
小さな駅舎だった。



 11時22分発ロンドン・パディントン行き列車に乗り、11時55分にオックス
フォード(Oxford)駅で降りた。


 大学の多い著名都市だけあり、駅舎も大きくて新しい。構内には幾つもの
飲食設備や売店があった。(続く)

 


コメント (4)
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