あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

英国・コッツウオルド・ウェイ(北部)とその周辺6(続き)

2006-07-25 22:01:21 | 英国のウオーキング
 2006年7月8日(金)
 =コッツウオルド・ウェイ(北部)第3日
                 クリーブヒル~スタントン(続き)=

 ウインチコムの町は、2~3階建ての古い建物が軒を連ねている。


 昼食後はフリータイムとなり、町の中心にあるインフォメーションセン
ターに13時に集合とする。

 近くのスーパーで飲料などを求めて、インフォメーションセンターに
行ったが、昼の休憩時間で閉鎖されていた。

 国道を500mほど北に進み、町外れで東に入る。Orchardsで家並みが
途切れ、牧草地や羊の牧場を東北に進む。

 ソラマメや菜種畑の中のフットパスを通過してHayles Fruit Farmで
車道に出た。すぐ近くにHailes Avveyという建物があった。

 Hailes Avveyは、この地の領主の館跡のようだが、石積みの広い建物
は上部が崩壊したままになっている。

 東に見える林に向かって進む。林の入口で、下ってきた20人前後の
女子大生らしいウオーカーが休憩していた。

 林の南側を標高差100mほどの上り坂が続き、ゆっくり上がるが汗ばん
でくる。標高200m付近で林を抜け、羊の牧場で左折して北に向かう。


 さらに500m前後緩斜面が続き、太い木が数本並ぶ小ピークに上がると、
高さ3m余りの石造の塔が立っていた。

 牧草地から、西側の展望を眺めたり短い林を抜けたりして、標高約250
mのStumps Crossまで上がる。西側はるかまで広がる展望が気持ちよい。


 ここから90度左折して北東に向かう下りとなる。前方右手、森の中から
高く噴水が上がっている。

 周囲の樹木の2倍以上に見えるから、高さは数十㍍あろうか。地図で
見ると、どうやらStanwayの辺りに思われる。


 羊の牧場や牧草地などをどんどん下って、馬のいる牧場のそばから、
Wood Stanwayの集落に下りた。

 花に彩られた石造の民家などの横を通過し、広い牧草地へ。向こう
から来たペア3組のウオーカーと行き交う。

 珍しい燕麦(えんばく)の畑の縁を通過し、Stanway集落に入り、国道
B4077号を越える。

 「STANWAY HOUSE」という、古い領主の館だったらしい建物があるが、
入口は少し先らしい。


 隣の石積みの教会が開いていたので入ってみた。そう大きくはないが
ステンドグラスの彩りに目を引かれた。

 この辺りの民家の石壁は皆、赤茶色で、かなりの歴史が感じられる。


 北側に進むと、STANWAY HOUSEの観覧受付があり、お茶も飲めると
いう。

 広い芝生の真ん中に池があり、先ほど見えた噴水はこの池から上がっ
ていたもの。

 Stanway Fountainといい、高さ300フィート(約100M)も上がる英国最高
でヨーロッパでも2番目の高さの噴水という。どうりで遠くから見えたわけ
だ。

 近くの芝のグランドで、クリケットをしていた。保管庫にしているのだろう
かグランドの隅にかやぶきの家が立っている。


 その先の牧場には、100頭を越える茶色の牛が見える。


 さらに1.5kmほど進んで、今日のゴール、スタントン(Stanton)の集落に
16時30分に着く。別コースを来た女性3人も先着し、待っていた。


 かやぶきの民家や、石積み石屋根の古い家屋が並び、車がなければ
19世紀以前かと思われる雰囲気。


 数人の乗馬グループもやってきた。集落の西端近く、三差路のところ
にも大きなかやぶきの民家があった。


 東北に延びる車道を1km余り進んで国道B4632号との三差路に出た。
ここにバス停がある。

 17時35分のバスに乗り、時速80km以上の高速で走るバスは、10分余り
でクリーブヒルに着く。18時前に宿に戻った。

 〈地図(1/2.5万) 179 Gloucester,Cheltenham & Stroud、
           OL45 The Cotswolds、距離 24km、歩数 40,700〉
コメント
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