あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

コッツウオルド・ウェイ(北部)とその周辺5(続き)

2006-07-23 22:40:33 | 英国のウオーキング
 2006年7月7日(金)
 =クリーブヒルからチェルトナムを訪ねる(続き)=

 その先、リージェンシー様式という白亜の建物の市役所に行く。1823年
に個人の住居として建てられたというが、4階建てで長さは100m以上も
あり、相当の富豪ものものだったと思われる。

 庁舎の一角にあるツーリストインフォメーションセンターに入る。置い
てある地形図はチェルトナム周辺のものだけだったが、ロンドンやコッツ
ウオルズなどのガイドブック、絵はがき、リーフレットがたくさんあった。

 南に進み、近くにあるインペリアルガーデンへ。余暇のための装飾的
庭園として1818年に造られたといい、北側にQueen's Hotelが立つ。

 芝生広場にたくさんの花が植え込まれ、鮮やかな彩りを見せている。


 二つの道路を挟んでさらに南には芝生広場を大木で囲んだMontpelier
Gardenもあり、東端に左足の下部が欠けたウィリアム4世の石像が立っ
ていた。



 街路樹の豊富な国道A40号を西に向かい、途中から右に入るQueen's
Roadへ。幅広い歩道は歩行者ゾーンより自転車ゾーンが広く、自転車
通行者の多いことがうかがえる。

 緑の多い住宅街の先にチェルトナム・スパ(CHELTENHAM SPA)駅が
ある。

 英国の鉄道駅はターミナルは別にして、日本の駅より簡素で待合室も
小さめだが、ここも一部2階建ての飾り気のない建物。

 線路は、道路より低い堀割を通っている。ロンドンのPADDINGTON駅か
EUSTON駅までの所要時間は約2時間である。

 駅の手前に、別の鉄道の廃線跡を活用した「HONEYBOURNE LINE」と
いう自転車道が走っている。

 その自転車道に入って北東に向かう。もとはSL(蒸気機関車)が走っ
ていたようで、途中の小公園にSLを形取った鉄製の遊具があった。


 自転車道だけあり、自転車に乗った人が結構通過する。

 1km余り進んだ右手にある、WINSTON CHURCHILL MEMORIAL
GARDENという小公園に入る。

 チャーチルとの縁を記した説明はなく、公園の北端に「St.MARY'S
MISSION AND CEMETERY」という古い建物が残っていた。

 15時を過ぎたので、そろそろ帰路につくことにした。市の中心に向かっ
て東に進む。

 市役所の北西に位置する三差路際には尖塔の鋭い教会があった。


 市役所の南側広場にあるバスセンターの場所を確認、クリーブヒル
方面へのバス時刻までは時間があるので、やはり歩いて戻ることにする。

 国道B4632号に入り、チェルトナムの中心から東北へと住宅地を進み、
クリーブヒルの丘陵に近づく。


 午前中通ったかやぶき屋根の民家の通りを北に抜け、Prestburyの
住宅地を通過して北に向かうフットパスに入る。

 牧草地や馬の調教コースもある牧場を抜け、Southam集落に入った。
通りに面して、石垣の上に花がいっぱいの大きなかやぶき民家があった。


 国道B4632号に出て、少し先から右手の丘陵側の車道に入り、17時48分
に宿に戻った。              (距離 22㎞、歩数 39,800)
コメント
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