Shizuko Diary

日々の記録として・・

啓蟄の日に・・

2015-03-06 21:34:34 | Weblog
地元今町中学校の卒業式に臨席してきました。
穏やかな春の日差しの中で、87名の新たな旅立ちを地域や保護者の見守る中厳粛に行われ、素晴らしい卒業式でした。
ぶかぶかのセーラー服や学生服に身を包み、石の門をくぐった3年間、生徒たちはとても凛々しかったです。
担任の呼名により、校長先生から卒業生ひとり一人に卒業証書が手渡されました。
名前を読み上げるクラス担任は、卒業名簿に目を落とすことなく、しっかりと教え子たちの姿を見ながらの呼名でした。
何度も経験されていることでしょうが、教え子たちを送り出す先生方の気持ちはどうだったのでしょうか?
校長先生の式辞も印象深かったです。
「心の袋を大きく持ってほしい」・・義務教育を終えて、これから人間関係も広くなる中で価値観の違い・意見の違いなど、違いを共有できる度量の深さを持ってほしいとの思いだったのではないかと思いました。
そして、今町伝統の大凧にたとえて「心の糸をふるさととつながっていてほしい!!」・・荒波にもまれてもふるさとは優しく包み込んでくれる。
そんな今町の事をいつも忘れないでほしい、そんな気がしました。

今年は卒業生作詞による卒業記念合唱「希望」が、卒業生全員によって披露されました。
いつも いつも そばにある 君の笑顔が どんなときも 僕の背を 支えてくれた グラ(ウ)ンドに流した(汗も涙も)
校舎に響いていた(がんばれの声) 大切な日々 かけがえのない 思い出を胸に 今 飛び立つよ
いつか また会える日を 笑顔で約束しよう
第68回卒業生一同の作詞による記念合唱でした。

思い出に残る卒業式になったのではないかと思います。
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2 コメント

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最後の卒業式 (あきちゃんで~す)
2015-03-07 11:13:17
Shizuko 様

私も、11(水)に、三十数回目の卒業式を迎えます。
市教委にいたこともあるので、教員生活のキャリアすべてで卒業式を経験したわけではありませんが、それでも、何度あっても、いつも敬虔な気持ちで迎えられます。

アメリカ人のALTによると、こういう「儀式的な」卒業式は、アメリカには無いそうで、そういう「伝統」も、守り育てられなければいけないと思っています。

私の「最後の卒業式」になります。

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15の春 (shizuko diary)
2015-03-08 23:09:18
あきちゃんで~す 様

三十数回目の卒業式、いつもいつも生徒の新たな門出を見守る教師冥利に尽きますね。まだ15年しか生きていない生徒たちも果敢な思春期を先生方は見守って・指導されて、そして子どもたちは学び舎を飛び立っていく。
生徒たちに傾けた人間教育、出会えた恩師とのこの1年は生徒たちにとっても思い出の残るものとなるに違いありません。

11日(水)・・あきちゃんで~す様、泣かないでくださいね(笑)
思い出の卒業式になることを祈っております。
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