Shizuko Diary

日々の記録として・・

フォーラム・・・・

2005-07-16 22:41:21 | Weblog
昨日は新潟県民会館で<7.13水害から1年>防災・減災フォーラム2005in新潟が開かれ、「災害に強いこれからのまちづくりに向けて」のパネルディスカッションに見附の久住市長がパネリストで参加・・・1期2期生の議員で出かけてきました。
《7.13水害から考える自助・共助・公助》と題した基調講演では、群馬大学工学部の片田教授が
被災民から得たアンケート調査のデータを基に、たいへんにわかりやすいお話しをされていました。川との関わり意識の希薄化・恵みの享受・災い経験の減少(無防備)・・避難勧告のタイミングなどを、大きな被害を受けた見附市・旧中之島町・三条市を比較しながら克明に分析をし、説明されていました。見附の陣頭指揮を取った久住市長も昨年の豪雨時を回顧し、判断データのない中での決断・指示を出した思いを語りながら、1年間の検証を話されていました。4万4千市民の命をまず一番に考え、あとで謝ってすむ方の判断で避難勧告を指示した・・それによって庁内が機能し始めた。体験からくる説得力のある話でした。

今日は、「ネーブルみつけ」で災害ボランティアフォーラム<その時 見附はこう動いた!>が
開催され、久住市長を初め、井口椿沢町区長・山田JC直前理事長・井上日経長岡支局長がパネラーとなり、浅野ゆうこコーディネーターのもとにディスカッションが行われました。
行政の指揮者である市長の話し、町内のまとめ役である区長の話、社会福祉協議会やJC・NPOが一緒になって、市のバックアップでボランティアセンターを立ち上げた話しなど、当時を振り返りながら話されていました。当時は本当に市の職員も懸命に職務に当たっていました。
それぞれがそれぞれの立場で精一杯に仕事をし、この経験を今後につなげていくために、体験を風化させないことであると思いました。町内にあっては、町内会・農家組合・消防団がそれぞれの役割の中で自主的に動く・・組織的に動くのは地域の伝統になっているという井口区長のお話しが印象的であり、うらやましくも思いました。我が地域も平時の人間関係の構築をもう一度見直す必要があると痛感しました。


全国からいただいた、ボランティア支援に対する感謝の思いも忘れないようにしたいものです。
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