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占いという もう一つの眼

龍馬外交

2014年03月04日 | 日記・エッセイ・コラム

ロシアはクリミアに軍を展開し、世界中から批難されている。
天秤座の火星は、水瓶座のロシアには好結果をもたらすが、天秤座のプーチン大統領は批難される。
矛盾するような話しだが、プーチン大統領が恨まれても、結果、ロシア領になれば、ロシアの儲けということで、結果オーライだ。

しかし、ロシアもそう上手くは行かない。
火星によって上手く行くのは、軍事行動であって、土星は現在サソリ座にいるから、ロシアにとっての第10室。社会的立場、評判が失墜する。(土星は落下)

面白いのは、そのサソリ座の朝鮮半島には、土星が入って、水瓶座の朴槿恵大統領が就いている。天秤座の日本に土星が入った時には、水瓶座の鳩山民主党政権になった。
元々、水瓶座の古典的な支配星は土星だから、土星が来る時に、水瓶座が代表になるのは、何の矛盾もない。

アメリカでは、水瓶座の大統領は人気した。水瓶座と双子座の相性だろうが、同じ好相性のはずの、天秤座の水瓶座首相はイマイチで、相性の悪いはずのサソリ座の水瓶座大統領は支持率が高い。
これは何を意味するのか。

裏読みすると、日本の不幸の時期に、水瓶座の政権が日本をグチャグチャにし、その後、一気にねじれを解消する契機になった。つまり、毒を毒で制した。
一方、韓国の不幸の時期に水瓶座の大統領は人気して、不幸を気づかせないでいる。

変な話しだが、鳩山政権は結果的に日本を救い、朴政権は気休めの酒を飲ませている。共通していることは、どちらも、人気取りのみだが、それに嫌気した日本人は、理性的だったと言うことだろうが、それが、水瓶座と天秤座の相性の良さだろう。

クリミアの龍馬
ところで、クリミアだが、歴史的経緯を観ると、ロシアの言い分ももっともなところがあるし、ウクライナの気持ちも解らないではない。
ウクライナがEUに参加すると言うなら、ロシアに寄りたいクリミアは分離させてやっても良いではないかと思う。

何よりも住民の意思にまかせるべきで、ウクライナが、住民投票などのフリーハンドを約束するなら、ロシアの軍事介入を批難できるだろうが、ウクライナも既得権に固執しすぎる嫌いがある。
しかし、他人の目からは、経緯や事情よりも、目に見える行動を起こした者が悪者だ。

折しも、中国昆明でのテロに、国連安保理が「いかなる理由であれテロは犯罪だ」と強く非難。これは、安重根礼賛の中韓に対する諸刃の抗議ともなるが、中国は喜んでいる。
個人であろうが、国であろうが、暴力はテロであり、第三者は暴力を否定する。少なくとも、先に手を出した者が負けなのだ。

だが、一方では、「先手必勝」、「無理が通れば道理が引っ込む」、「勝てば官軍」も、現実だ。
やり方の違いはあるとしても、国連の常任理事国は揃いも揃って、好き放題やり放題だ。

オバマ大統領の失策に、救いの手を出した、プーチン大統領が今度は困っている。同じようにスネに傷持つ中国も、救いの手を出せない。
その中国は、日本のことを米露の板挟みで困っていると、ほくそ笑んでいる。

こんな時こそ、歴史に関わりのない日本の大チャンスだ。
ウクライナに住民投票を認めさせ、ロシアにその結果を待つように提案してはどうだろう。住民投票をすれば、クリミアはロシアを選ぶだろうから、ロシアも納得するはずだ。
日本には、この程度の外交力が無いのだろうか。


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