魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

陽は昇る

2020年12月21日 | 星の流れに
一陽来復の冬至。今日からじわじわと陽光が復活する。
月が水瓶座を通過し、土星、木星が水瓶座に入った17~19日は、まるで挨拶のように地震が相次いだ。
いよいよ、木星による水瓶座の年が始まった。水瓶座は十二支では丑を表すから、丑年が始まったことになる。今回の辛丑年は土星も水瓶座に同居しているので、庚子に続き相当、強烈な丑年になる。

水瓶座は、天秤座にとってはチャンスになる。しかし、その水瓶座に対しては牡牛座の天王星が揺さぶりをかけている。
水瓶座はロシア。ロシアにとって足下に当たる牡牛座に異変が起こることを表しているので、内政と経済、領土に関する想定外の事態が起こり、混乱を招く(既に始まっている)。
天秤座の日本と、双子座のアメリカにとって、これがチャンスになる。
日本もアメリカも、ロシアにいい顔をする理由は何もないのだが、米中経済戦争の突破口にすべきだろう。
また、その星座の人はもちろんだが、この分野にも同様の影響がある。
水瓶座は、政治経済労働の組織、科学、発明、飛行機など。天秤座は、社交、婚礼、芸術、書籍など、双子座は基礎教育、地域移動、テレビなどだ。
逆に、水瓶座が障害になる星座は、牡牛、獅子、サソリ。

ところで、牡牛座の天王星に加えて、2020年、木星土星が山羊座にいたことで、チャンスが多かったのは、乙女座だ。
こう言うと語弊があるので控えていたが、木星土星が山羊座から去ったので、ほとぼりが冷めるだろうから、触れておきたい。
乙女座は医療であり、2019年から医療が脚光を浴びる。医療は始めから大変なのだが、コロナで大々的に注目され、医療の厳しさの理解が進み、英雄視までされた。患者が減って、病院経営に支障が出ている話も、他の産業との比較ではない。
一方で、医療サイドの意見が無条件で優先し、医療基準の政策が社会を疲弊させた。
乙女座は労働現場も表すが、労働者の意見と利益だけを優先すると、会社は倒産する。

ちなみに、なぜ労働現場と医療が同じ分類に入るかと言えば、農業を含む産業の本体は生産現場であり、人間活動の基本は健康、ことに、栄養吸収の消化器官が元になるからだ。(乙女座の人体部位は腸)