魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ミャンマー

2007年09月30日 | 占いばなし

Wikipediaによると、ミャンマーとビルマはニッポンとニホンのように、同じ名前の読み方の違いらしい。
しかし、日本人にとっては全く違う印象になる。

濁音が入ると重厚に聞こえ、豪華で高級な印象がある。
ビデオ、ディーブイディー、デラックス、ラグジュアル、ベッド、ジュエリー、ドスキン・・・
これは「どですかでん」の世界で、物量感があるからだ。
麻雀計算に付け加える2飜に、関東でバンバン、関西でデンデンと言うのも物量感で、増額の印象をそう言いだしたのだろう。

コンピューター、ノート、カシミヤ、テフロン・・・
などは、軽やかでハイカラな質感がある。

日本人には「ビルマの竪琴」が焼き付いていて、タイよりビルマの方が仏教国のような気さえする。
これは、ビルマがブッダと、ビとブで音が近い上、母音の並びも「iua」と重なり、さらに濁音の重厚感で、より高貴な響きがあるからではないかと思う。
だから、心情的にビルマの好きな日本人は多かったと思う。

ところが、現在の軍事政権以来、何の断りもなく?ミャンマーに変えてしまった。

ミャンマーと聞くと、日本人には、「猫でも鳴いているんかい?」という感じで、何の親しみもわかないどころか、むしろ、下品で野蛮な印象を受ける。
そこに持ってきて、今回の事件だ。
もう、ミャンマーという名前には悪印象しか残らないだろう。

一方で、アウン・サン・スー・チーさんと聞くと、
スー・チーさんが、スッチーとか、スーちゃんのような響きがあって、これもまた無条件で味方したくなる。

そういう問題ではないのだが、どうも・・・