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m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

ハウルの動く城ペーパークラフト完成

2018-06-18 | クラフト&木工

今朝は地震の揺れが酷かった~家族や皆けがもなく無事だったけど、

庭の石灯籠が転げ落ちてしまって、自分たちで戻すには不可能な状態・・

玄関に置いてた自作のタイルタペストリーも落ちて破壊され、仏壇もぐちゃぐちゃに倒れてしまった;

が、おかげで久しぶりに拭き掃除ができた。

さっきは9時から明日の朝まで断水になるというので慌てて風呂へ。

このまま余震もなく過ぎ去ってくれればいいけど。

 

 

 

少し前に娘が作ってたハウルの動く城のペーパークラフトが完成した。

休み休み作っていたので約5か月かかったとのこと。

 

 

ひとつひとつのパーツはとても細かいものから大きいものまでさまざまで

組み上げると思ったより大きいものに。

 

 

紙にしてはなかなかリアルで完成度の高いペーパークラフトで、

かなり作り応えがあってめちゃくちゃ達成感もあったようだ。

 

 

煙突が並ぶ背面。

 

 

耳とかひれとか・・曲面のある立体うまく設計されてるなあ。

このひれが一番難しかったそう。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

一番大変だったところは、家のパーツがたくさんあって、この屋根のギザギザを出すところが地味にしんどかったとか。

 

 

これに変わるリアルなペーパークラフトをまた探し中、らしい・・

ハウルの動く城 ペーパークラフトBOOK
クリエーター情報なし
講談社

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天下茶屋タイルウォーキング

2018-06-17 | 建築巡り・街歩き【大阪】

泉大津で水野撚糸工業所を見学した後、乗り換えで降りた天下茶屋を少し歩いて帰ることに。

その中で今回タイル度が高かった物件。

ファサードが1階も2階も総モザイクタイル貼り。

見つけた時は思わず、うぉぉぉとうなってしまった。

 

 

面格子につかまって腕立てをしていたおっちゃんに、このお家の方でしょうか?

と尋ねてみるが、違うとのこと。この建物のことを聞いてみたが、旅館などではなく普通の民家だと。

そして最近この家の人は見かけないとのことだった。

このおっちゃんは面格子につかまってさまざまなトレーニングをしておられるようで、

トレーニングはなかなか終わりそうじゃなかったので、仕方なくおっちゃんごと全体写真を撮ることに。

 

 

1階部分のタイルはツートンのデザインに分かれてて、仕切りには布目模様のボーダータイル、

そして玄関周りはモールディングタイルで縁取られてる。

 

 

特に腰壁に貼られたタイルはカラフル

 

 

 

 

玄関周りの内側には緑混じりの蛇紋岩らしき大理石も使われてるし、

なんだか只者ではない雰囲気を醸してる。

 

 

1階の窓ガラスは細かい縦ラインが入った味わいのあるモールドガラスで、面格子もシンプルながら素敵なデザイン。

おっちゃんが、全体重をかけて引っ張ってたけどびくともしない丈夫そうなものだった。

 

 

2階の面格子

 

 

写真をバシバシ撮っておっちゃんにプレッシャー与えたつもりだったが、やはり最後まで

退いてはくれなかった。ここで筋トレをするのはおっちゃんにとって毎日の日課になってるんだろうなあ。

お邪魔してすみませんでした・・

 

 

こちらは大正11年頃に建てられたという梅谷歯科医院。

 

 

1階はタイル貼り、2階、3階は下見板張りの建物になっている。

 

 

玄関扉上部にはステンドグラスが入れられていた。

 

 

道を歩いてると、廃墟のようなアパートの中から、ドサッ、ドサッと音がしたので、覗いてみると

ちょうど手作業で解体中のようだった。

埃でいっぱいだったけど玄関のたたきは、こんなモザイクタイルが。

 

 

玄関ホールへ上がる段差にもこんなモザイクタイルが敷き詰められている。

中にはもっとタイルがあったのかも?!

しかし、砂ぼこりだらけの解体作業中だったので、退散してしまった。

 

 

 

 

 

 

そしてネットで見かけた建物、ヨシミ荘へ。

 

 

玄関の半円柱がモザイクタイル貼り。

 

 

角が取れて丸みを帯びた細長タイルがかわいい。

 

 

玄関ポーチもモザイクタイル。

 

 

2階の壁面にもモザイクタイル貼りコーナーがあった。

 

 

マンションエントランスのタイル。

 

 

天下茶屋跡横に建つ、不思議な形のアパート?!

 

 

 

 

ところどころ白萩がかかったような光沢がきれいなタイル

 

 

 

 

 

 

外観は普通ぽいマンションだったけど・・

中の階段がラブリーなデザインだった。

 

 

 

 

緑のグラデーションのタイルが貼られた蒲団店

 

 

 

 

お隣の柱は布目模様のタイル。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと大ぶりのこのタイルの釉薬も深みがあってきれい。

 

 

 

 

玄関周りを縁取るモールディングタイルに萌える。

 

 

こちらの家も縁取り

 

 

スーパーサンディは旧郵便局の建物。

 

 

面白い地模様の入ったマンションのタイル。

 

 

今中商店の看板は、

 

 

モザイクタイル貼り。

 

 

魅力的な路地裏もいろいろあった。

 

 

面格子とタイル

 

 

 

 

 手作りの?ステンドグラスで飾られた家。 

 

 

ショーケース下のモザイクタイル。

 

 

 

  

長屋風の家並みもたくさんあった。

 

 

タイルと縦型ポスト

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

散策はこの辺で、、水野撚糸工業所でもらった大量の糸巻きが肩に食い込んできたのでそろそろ帰ることに。

 

 

 

 


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水野撚糸工業所「糸もらってちょうDAY」

2018-06-16 | 建築巡り・街歩き【大阪】

今日はフェイスブックで教えてもらった泉大津の水野撚糸工業所の「糸もらってちょうDAY」へ行ってきた。

ご高齢のため5月に工場を閉鎖されたばかりという水野撚糸工業所で在庫の糸を処分されているとのこと。

 

 

工場へ入ると、糸を撚る機械が並び、その光景は壮観。

こちらの機械で絨毯を織るための糸を加工されていたという。  

 

 

工場長の娘さんが応対してくださり、お話も聞かせて頂けた。

お父様が28歳の時から80代の今まで体力の限界まで続けてこられたという工場。

 

 

常に糸埃が舞う過酷な職場は人件費を考えると採算が合わず、外国人の労働者に頼るなどして

がんばってこられたそうだが、ついにはお父様の体力の限界から閉められることになったという。

こちらが閉業されたことで泉大津では撚糸工場は残り2軒になったとか。

 

 

たしかに、天井を見ると梁には綿埃が積もっている。

 

 

 

 

 

 

まだまだ動く機械の方は引き取る業者さんがおられるそうだ。

 

 

 

 

 

 

糸は持ち帰り放題になっていて、この日は最終日だったがまだたくさんあった。

これでもだいぶ少なくなったのだそうだけど、

 

 

大きな巻の糸もあったけど、重量も半端なく重い・・

段ボールに入れて次々と運び出されてる方がいたが、聞くと機械で服の生地を作られているのだとか。

 

  

工場は閉められるが、この工場空間を使ってイベントなども考えていくと言われていた。

 

 

少し寄付をさせて頂いて、何に使えるかなあ?と考えつつ・・これだけもらって来た。

円錐状の紙製のコーンも頂いた。

 

  

近くにあった下見板張りの建物。

手を入れて使われているようだ。

 

 

立派な町屋も見かける。

 

 

繊維の町だけに、泉大津のマンホールは機織り

 

 

羊の親子バージョンもかわいい!

 

 

気になった建物。 

 

 

モザイクタイルの貼られた建物も

 

 

玄関周りにもびっしりと。

 

 

 

 

こんなモザイクタイルの貼られた塀もあった。

 

 

二階部分が銅板貼りの立派な建物。

 

 

 

 

 

ランチにプランタン珈琲商会へ。

 

 

雰囲気いい店内。

 

 

メニュー表が革?なのかめちゃめちゃ大きくて重たい。

 

 

メニューがあり過ぎて迷ってしまう・・

 

 

エビフライとカニクリームのランチにしたけど美味しかった。 

 

 

ステンドグラスもあったけど、ちょうどこの前にお客さんがいたので、外から。

この後は乗り換え駅の天下茶屋を少し歩いて帰ることに。

 

 


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シンガポール&マラッカタイル旅2018【ジョンカーストリートのマジョリカタイル&カンポン・フル・モスク&ヒンズー寺院のマジョリカタイル他】

2018-06-15 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

ジョンカーストリートのハデハデないでたちの建物はスィーツ&お土産屋さん。

この派手な装飾のファサードの中にも1階と2階にはマジョリカタイルがびっしり

 

 

 

 

 

 

2階のバルコニーの壁面

 

 

お土産屋さんに入ると、焼きたてのパイナップルケーキが並んでた。

このパイナップルケーキは前回来た時買って、おいしかったけど、

生地がもろいので持って帰ったらボロボロに・・お土産には不向きだな

 

 

更に隣のお土産やさんへ。

 

 

ここでひと休みに、かき氷のチェンドルを食べることに。

ココナッツミルクに椰子砂糖のグラムラカの濃厚ソースがかかって超美味!

緑の物体は緑色に着色した米粉のゼリー。ここのは別盛で出てきた。

一見普通のお土産屋さんだったけど、当たりのお店だった。

 

 

両替所のあった奥にあったカフェは古い建物をリノベーションしたカフェ。ちょっと見せてもらった。

コンクリートブロックが仕切りに使われていたり、内装も素敵だった。

 

 

 

 

寺院にあった丸窓はモザイクタイルで覆われてた。

 

 

 

 

 

 

ぼたんの花のマジョリカタイルがぎっしり貼られたショップハウスも。

 

 

 

 

そして、カンポン・フル・モスクへやって来た。

ここは1728年に建てられたという現存するマレーシア最古のイスラムモスクだという。

こちらのモスクもカンポン・クリン・モスクと同様、三角屋根のスマトラ様式で建てられたという珍しいもの。

 

 

 

 

そしてこちらのモスクの中にもマジョリカタイルはあった。

 

 

三朝温泉の木屋旅館の浴場にびっしり貼られてたタイルと同じだなあ。

淡陶のものだろうか? 

 

 

沐浴場の中にはまた違うデザインのマジョリカタイル。

水面下には先ほどのタイルが使われているのが見える。

ここのモスクでは緑と黄色を基調とした珍しく?統一感のあるタイル使いが見られた。

 

 

モスクのすぐそばには、だまし絵風の壁画が面白い。

 

 

赤、青、白とトリコロールカラーのモダニズム風のショップハウス。

 

 

真っ赤な壁面と緑の扉がおしゃれな倉庫?!

 

 

そしてまたショップハウスを改装したホテル、アアヴァマラッカホテルを見つけたので、見学をさせて頂いた。

細やかな透かし彫りの装飾が入ったスクリーンや、

 

 

美しい床のタイルも残されている。

 

 

そしてマジョリカタイルも!

わー、これも素敵な組み合わせだなあ。

床のタイルの縁には雷紋のタイルも入っている。

 

 

この真ん中のタイルも初めて見るなあ。

イギリスっぽいエレガントな組み合わせだなあ。

  

 

壁泉だったコーナーだろうか、

グリーンが置かれている。

 

 

吹き抜けの空間には天井から鳥かごを使った照明がたくさんぶら下がってる。

おしゃれな演出だなあ。

 

 

調度品もなかなか素敵だった。

 

 

そしてハーモニーストリートの方へ戻って来て、前回は入りそびれてたヒンズー寺院の

スリポタヴィナヤールムーティ寺院へやって来た。

 

 

玄関からミントンらしき、象嵌タイルがびっしりと敷かれている。

 

 

 

 

そして柱の下部にはシンプルな三つ葉のクローバーのマジョリカタイルが貼られてた。

 

 

 

 

ここはマジョリカタイルというより、床の象嵌タイルが圧巻。

 

 

床のタイルも場所によって細かくデザインが変えられている。

 

 

建物の中には神様が祀ってある小部屋がいくつかに分かれていて、

 

 

その祭壇もカラフルなタイルに覆われていた。

 

 

 

 

さすがに日が落ちてきたので、散策もこの辺にして、晩御飯へ。

 

 

 この日の晩御飯はジョンカーストリートのこのお店へ。

 

 

ぷにょさんとビールを半分こ。

歩きまくった後の炭酸は美味い~

 

 

店頭で焼いてた炭火焼きのサテ。

ピーナッツソースがスウィーティー

 

 

海老の炒め物

このソースも癖になるおいしさ。

 

 

鶏肉の炒め物。

 

 

ぷにょさん念願の空心菜。

ここの食事が、どの味付けも美味しくって、またまた当たりのお店だった。

この日も一日、ほんとによく歩いた~

一日とは思えぬ充実ぶりに満足。。

 


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シンガポール&マラッカタイル旅2018【ヒーレンストリートのマジョリカタイル巡りその二&ヒーレンパームスィーツホテル他】

2018-06-14 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

引き続き、ヒーレンストリートのマジョリカタイルを巡る。

花綱のマジョリカタイルが乙女チックでかわいい。

 

 

 

 

下ばかり見ていると上を見逃しそうになるが、この辺りは二階部分にもマジョリカタイルが

多く貼られてる。

 

 

お宅訪問したお家で、中は見せられないけどと、私たちの話を聞いてくださった方がいて、お話をしてるうちに、

自分の家にはタイルがないけど、お友達の家にはすごいタイルがあるから聞いてあげようか?

と言って、電話をかけてくださった。

しかしどうもそのお宅は少し前に、私たちが訪問して断られた家だったようで、

お友達の紹介でもやはり断られてしまった;

 

 

がっくりうなだれる私たちに、タイルはないけど、うちでよければ中を見て行く?と言われ、

そのお宅にはありがたく入らせて頂けた。

日本のちょっとしたお土産を用意してきていたので、お渡ししたらたいそう喜んで頂けた。

 

 

一応今回の目標は一般のお宅5軒の訪問。

持ってきたお土産を全て渡しきって帰りたい。

 

 

中華風のドラゴンのモチーフのモザイクタイルの柱のアーチのある教会。

 

 

ドラゴンのモザイクは結構リアル。

 

 

前回来た時も見た覚えのあるタイルが続々登場。

 

 

縁取りのタイル、四隅を留めたボタンのような花のタイルが愛らしい。

 

 

 

 

 

 

水墨画風タイルにアールヌーヴォーのリボンという渋すぎる組み合わせ。

 

 

 

 

そして、前回はオープンしてなかった、「ヒーレン・パーム」というホテルを発見。

 

 

ホテルなので声をかけると、中を見せて頂くことができた。

 

 

こちらのホテルは200年前の邸宅を改装したというホテル。

広いオープンエア空間。

 

 

腰壁には新しいものなのか?白と緑の市松模様のタイルが貼られてる。

 

 

優美ならせん階段と透かし彫りの窓。

 

 

壁にはめ込まれた造り付けのカップボードも。

 

 

 

 

 

更に奥へ進むと、奥の中庭には、こんなマジョリカタイル貼りの小屋のようなものが!

なんと小屋全体がマジョリカタイルで埋め尽くされてるのだ。

 

 

一見、トイレ?と思うような小屋だったけど、中はがらんどうになっていて、物置のような?

元バスルームらしい。

 

 

足元には違ったデザインのタイルが貼られ、透かし彫りの陶板なども入れられていて、タイル密度が高い。

 

 

この小屋を発見しただけで、もう満足、と思っていたら、

 

 

その奥にもまだもう一つ、マジョリカタイル貼りの小屋があった!

こちらもタイルでびっしり。

 

 

明るい茶色のタイルをベースに、私も色違いを持ってるこのイギリス製の花のタイルが扉の両脇にびっしりと。

 

 

更に、ホテルスタッフの方がスクリーンを上げてくれたら、

こちら面にもまた違うタイルが出てきた。

うおぉぉ~

 

 

天使?が背中合わせに座るレリーフタイル。

このタイル、ワンポイント使いでは見たことあるけど、こんなに贅沢にびっしり貼られてるのは初めて。

 

 

タイル的にも、凄いホテルだなあ~

従業員さん、見せてくれてありがとう。

親切に対応してもらえて感謝。

 

 

これはさっきのホテルのバスルームに貼られていたタイルだけど、周りの色合いなどが変わるとすっかり別のタイルに見えてしまう。

ほんとにきれいなラベンダーカラー。

 

 

床のタイルも美しい。

 

 

そして、8年前も行ったことのあるカレー粉を売っている邸宅へ。

前回はおばあさんが出てきてくれて、その時に、中のタイル貼りの階段を見せてもらったことがあるのだ。

今回も見たいのだけど・・

出てきてくれたのはおばあちゃんではなかったが、おばあちゃんに前にも見せてもらった階段を見たい、

というようなことを伝えると、見せて頂けた。

 

 

階段下の倉庫?部分にマジョリカタイルがびっしりなのだ。

 

 

階段の段に沿って、長方形のタイルとミニ正方形のタイルも使われていてとても素敵。

 

 

階段の手すりのデザインもアールヌーヴォーなのかとても斬新。

 

 

ステップに貼られているのは銅板転写タイルなのかな?

こちらも美しい。

 

 

 

 

ヒーレンストリートはとりあえずここまでにして、再びジョンカーストリートへ。

 

 


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シンガポール&マラッカタイル旅2018【ヒーレンストリートのアンティークショップ&靴屋他】

2018-06-13 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

ジョンカーストリートからヒーレンストリートのショップハウスを巡りつつ、タイルがありそうなお宅を突撃取材・・

しかしやはり、ヒーレンストリートの邸宅の方々はガードが固く、

「日本からやって参りましたタイルリサーチャーです。」的な感じでとびきりの笑顔でご挨拶しても、

怪しまれる&うざがられる?!ばかりでなかなか取材は難航をきたした。

最初に入れて頂いたお宅のように、外から帰って来た住人に偶然遭遇する、みたいなパターンでもなければ

なかなか難しそう。出て来られたお宅の人の背後にすごいタイル空間が広がってるのを尻目にドアをパタンと閉められもした。

 

 

邸宅訪問の合間に邸宅を改装したショップも巡る。

朝はこのように扉が閉ざされてたアンティークショップのマラカハウス。

 

 

前回来た時はここでマジョリカタイルを購入した。

その時より、お店の中は閑散とした雰囲気にはなっていたが、お店はなんとか健在のよう。

 

 

階段のある部屋の向こうにはオープンエアの中庭、

 

 

中庭の奥には更に部屋があり、

 

 

細い通路がまだ奥に続く。

 

 

再びオープンエア空間があり、

 

 

更に部屋、

 

 

その奥に裏庭、とものすごいウナギの寝床ぷり。

 

 

レリーフタイルが貼られる玄関口も

 

 

8年前にはなかった、レンタル衣装を着てショップハウスの素敵空間で写真を撮れるというお店などもできてた。

そのお店で、中にタイルがあるなら入場料を払って入ろうかと尋ねてみたが、タイルはないと言われてしまった。

ショーケースの中に、一枚、こんなタイルがあるよ、と見せてくださった。

あまり見かけたことのないデザインだなあ。

 

 

そしてもう一軒、以前にも訪れたアンティークショップ、シャリカット・アブドゥルへ。

 

 

入口床のタイル。

 

 

ちょっとこわもての不愛想なお店のおじさんに、8年前に来た時に、ここでタイルを買いました。

と話すと、おじさんはう~~ん?とまじめに思い出そうとしてたが・・

さすがに8年前の一日本人旅行者は思い出せないだろう?!

NO PHOTOの店内で、タイルの写真を撮ってもよいか?尋ねるとあっさりOKが出た。

 

 

 

 

私が以前ここで買ったベルギー製のアザミのタイルもあった。

 

 

アンティークの家具類もあり、ここで初めて、マラッカでマジョリカタイルが家具に付いたパターンを見た。

台湾では家具とマジョリカタイルを見かけたけど、マレーシアでもあるんだなあ。

 

 

マジョリカタイルは天板の上あたりに一列貼られてた。

このデザインも初めて。

この後、また邸宅訪問を試みたが、あえなく撃沈・・

留守や空き家の家も結構あるなあ。

そして再び、スコールが降って来た。

 

 

向かいにあった老舗の靴屋さんに雨宿りに飛び込んだ。

 

 

「ワー・アイク・シューメイカー」は100年続くビーズ職人のサンダルのお店。

 

 

いい感じのショーケース。

 

 

お店のおじさんにいろいろとお話を伺ってみる。

3代目だというおじさん、オーダーメイドで作るというサンダルの品質のよさを力説し、

日本の有名な政治家もやって来て、オーダーしてくれた、と注文書まで見せてくれた。

住所まで書いてあるし、そ、それって、個人情報じゃないの?!

 

 

写真は撮ってはダメだ!と言ってたおじさんだったが、

私はブログであなたのお店を紹介したい、というと、即写真もOKに;

靴を持ってポーズまでとってくれた。

 

 

精巧なビーズ刺繍のサンダル。

ビーズの細かさが半端ない。

手前の動物柄のビーズのサンダルはシンガポールのプラナカン博物館でも見た伝統柄のようだ。

 

 

これはアンティークのビーズ刺繍サンダル。

 

 

こちらも非売品の貴重なもののようだ。

 

 

年季の入ったシューモールドも。

おじさんと片言の英語で話をして、一緒に記念写真を撮ってる間にやっと雨は止んだ。

 

 

雨も止んだので、タイルウォッチング&お宅訪問再開。

 

 

いちじくがデザインされたマジョリカタイル。

 

 

こんなアールヌーヴォーデザインの床タイルも。

散策はまだまだ続く・・

 

 

 


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シンガポール&マラッカタイル旅2018【ジョンカーストリートで買い物しながらマジョリカタイル巡り&カフェ1511】

2018-06-12 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

ジョンカーストリートへ戻ってきた。

こちらの通りはヒーレンストリートと並行する通りだけれど、静かな邸宅街のヒーレンストリートとは

対照的な、ショップやカフェが立ち並ぶにぎやかな通り。

 

 

お店を物色しながらもタイル探し。

 

 

一軒の洋服屋さんの玄関周りにタイルが貼られてた。

 

 

中にもタイルがあるだろうか?と

 

 

豪華な内装のショップハウスの中には

 

 

壁面の足元からの立ち上がりにも一か所マジョリカタイル貼られてた。

ここでタイルをカメラに収めながらもぷにょさんと共に洋服も物色。

着替えが少なくなってきてたので、ここでブラウスをゲット。

 

 

お店の中にはもう一か所、階段にもマジョリカタイルが貼られてた。

そうこうしてるうちに外はどしゃぶりの大雨に。

 

  

軒をつたって隣のお店へ雨宿りに入った。

ちょっと高級感のあるお菓子やお茶を売るお土産屋さん。

 

 

奥の厨房のあるスペースにはこんなエレガントならせん階段もあった。

奥まで見せてもらえないだろうか?と尋ねたが、お堅いお店だったようで、中はダメだと。

 

 

ショーケースに貼られてたタイル。

スコールがなかなか止まず、お店にいる間に、お土産用のお菓子やら、テ・タリの粉末やら

このお店のイチオシのごま油やら・・ついついあれもこれもと買い物してしまい、買い物する度に

水のペットボトルをおまけでくれるので、最終的に水を4本くらいもらって身動きできない状態に;

 

 

この後、お昼ご飯に、前回来た時に朝食に入った飲茶のお店に行きたいと思ったのだけど、

お店は閉まってた;

 

 

その向かいのカンポン・クリン・モスクへ。

 

 

前回も見学したけど、このモスクはマジョリカタイル尽くし。

階段の蹴込み部分にも、

 

 

壁面にも

 

 

柱の下部の土台にも、多用なデザインのマジョリカタイルが使われていた。

 

 

 

 

女性見学者はマントを羽織らないといけないが、そのマントが斜光カーテンのように分厚く

風を通さない・・暑過ぎる

 

 

中央のシャンデリア。

 

 

 

 

モスク内部にも腰壁や天井近くにマジョリカタイルが貼られていたりする。

松葉といちじくモチーフのタイル。

 

 

この後、一旦宿に荷物を置きに帰ってから再始動。

お昼ご飯に、朝一応目をつけていたカフェ1511へ。

 

 

ババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館の隣にあるカフェ。

 

 

 

 

玄関ポーチに貼られたマジョリカタイル。

こちらは玄関ポーチのタイル。

 

 

店内もやはりタイル尽くし。

 

 

床からの立ち上がりにびっしり貼られたマジョリカタイル。

 

 

 

 

 

店内はこんな透かし彫りの中華模様のパーテーションや

 

 

重厚な階段も残されている。

 

 

ランチはニョニャ料理。

ポピアは揚げたカップに切り干し大根を甘く煮たようなもの他、が入ってる。

 

 

そして私は今回マレーシアでは初のラクサ。

あ~やっぱり美味しい!

 

町歩きは更に続く・・

 

 

 

 


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シンガポール&マラッカタイル旅2018【セント・フランシス・ザビエル教会他】

2018-06-11 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

 

ブキッ・チナ・ストリートからセント・フランシス・ザビエル教会へやって来た。

こちらの教会は1849年にフランシスコ・ザビエルの偉業をたたえて建てられたゴシック建築の教会。

 

 

教会におられた方に日本から来たというと歓迎され、パンフレットなどを持ってきてくださり

写真も撮らせて頂けた。

  

 

教会内には色鮮やかな美しいステンドグラスが輝いてた。

 

 

何カ所かある出入口扉の上部にも。

 

 

 

 

 

マラッカ川にかかる橋を渡る。

ちょうどリバー・クルーズ船が通っていった。

以前来た時は家族でこのクルーズ船に乗ったことを思い出した。

川の中から恐竜のような大トカゲが出てきてびびったことがあったなあ。

 

 

 

 

モザイクタイルが壁面にびっしりと貼られたお店発見。

 

 

お店の柱がちょっと変わったデザインのタイルだった。

 

 

床のタイル。

 

 

こんなバロック風のファサードを持つ商店建築も立ち並ぶ。

 

 

 

 

小さな商店があったのでちょっと覗いてみると、買おうと思ってたグラムラカを発見したので購入。

グラムラカはマラッカの椰子砂糖。

 

 

いろんなドライフルーツや、瓶に漬け込んだ果実などなど

 

 

カラフルな瓶詰めのお菓子がかわいい!

ちなみにグラムラカは上にぶら下がってるもの。

 

 

商店の横にはこんな路地が広がっていた。

 

 

ぽつぽつとお店が開いているようだ。

 

 

金物屋さん

 

 

宝石屋さんもあった。

 

 

閉まっていたけど、はんこ屋さんも。

以前はもっと活気ある商店街だったんだろうか~

 

 

ショップハウスが並ぶ通り。

 

 

二階の窓から見える面格子

 

 

 

 

カフェ&アンティークショップ。

 

 

凹凸のあるタイルなのだけど、より立体感が出るように塗装されたタイルが面白かった。

 

 

 

 

 

 

何か視線を感じると思ったら・・

 

 

この後はジョンカーストリートへ。 

 

 


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浜寺諏訪ノ森御屋敷再生複合施設「遊」・cafeらるご

2018-06-10 | 純喫茶&リノベカフェなど

講座の後、行きに通りかかった古民家再生施設のカフェにぷにょさんと訪れた。

 

 

建物は大正時代に大阪四ツ橋の材木問屋が海水浴客の接待などのための別荘として建てられたものだそう。

住み手がなくなった別荘を町並み保存と地域の活性化の為に生まれ変わらせたお店だという。

 

 

建物内にはカフェが二つと額縁屋さんや雑貨屋さんなどのショップが入っている。

 

 

 

 

「cafeらるご」というお店へ入った。

 

 

店内は柱や梁、建具などは当時の建物のものがそのまま使われ、ほっと落ち着く素敵な空間。

 

 

 

 

テーブルの天板に使われてたのは小さな引き戸の扉

 

 

 

 

 

 

 

 

甘夏サワーを。

これがすっきりさわやかであまりに美味しかったので、

思わず今日は甘夏を買ってきて、梅酒を作った残りの氷砂糖で漬けてみた。

1週間ほどでできるみたいで、楽しみ。

 

 

ディスプレイされてたレトロなガラスの器がかわいかった。

 

 

カフェを出てから他のお店もまわってみる。

 

 

もう一つの喫茶店

 

 

ここは洋館部分を使ったお店で内装も洋風。

ここのカフェも居心地よさそう。

 

 

洋館部分を外から

 

 

 

 

 

ここは閉まってたが額縁屋さん

 

 

ここはオーダーメイドの服屋さん。

小さな階段を上がって、二階はかわいい雑貨のコーナーがあった。

 

 

どのお店もいい感じだったなあ。


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諏訪ノ森駅舎&浜寺駅舎&浜寺界隈の洋風建築巡り

2018-06-09 | 建築巡り・街歩き【大阪】

今日は今月の建築講座で浜寺昭和町界隈へ訪れてきた。

南海本線の諏訪ノ森駅から浜寺公園駅まで洋風建築巡りをしながらウォーキング。

 

 

 

集合場所だった南海本線諏訪ノ森駅は大正8年建築の木造の駅舎。

 

 

セセッションの影響を受けているという駅舎には

入口の上部にはステンドグスがはめられ、海岸の風景が描かれている。

 

 

砂浜に松林や舟がデザインされてる和風なステンドグラス。

 

 

小さな駅舎内にはベンチや装飾のついた柱、上げ下げ窓があって、

 

 

腰壁には凸凹したタイルも貼られてた。

 

 

 

 

 

通りかかった、古民家を再生したお店。

こちらは後ほど伺うことに。

 

 

そして立派な洋館が続々登場。

 

 

 

 

郵便受けの上は何だろう?

華麗な装飾の付いた小さな扉。

 

 

重厚感が半端ない玄関扉。

 

 

ヴォーリスの設計といわれるお家も。

 

 

 

 

教会。

 

 

教会にあった表札とインターフォンが一体となったコーナー。

家の形をしててかわいい。

 

 

コンクリート打ち放しの建物に窓にはステンドグラスがふんだんにはまるお宅も。

 

 

 

 

南国風のヤシの木や海、ヨットなどが描かれたステンドグラス。

 

 

面格子の内側にもステンドグラスが。

竹モチーフ?

 

 

こちらもヴォーリス設計のお家だそう。

 

 

屋根の上には煙突。

 

 

北前船を所有されていたお宅だとか。

ヴォーリス設計の家の中でも規模が大きいのだそう。

 

 

セセッション風のこの辺りで最も古い大正時代の洋館。

 

 

こちらもスパニッシュの洋館。

 

 

二階の窓周りの装飾が凝っているなあ。

レリーフタイルもワンポイントに貼られてる。

 

 

 

 

 

玄関はなぜか和風。

 

 

まだまだ続々と規模の大きな洋館が出てくる

 

 

 

 

 

 

 

 

最後のスポットは浜寺公園駅。

明治40年に辰野金吾事務所の設計により建てられた駅舎。

昨年に高架化工事の為に曳家で移動されたばかりで、現在はギャラリーやカフェとして活用されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

内部に残されていた暖炉。

蒸し暑中かなり歩いてバテた。

この後は更に諏訪ノ森の方へ戻って行きに見かけたカフェへ。

続く・・

 

 


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