m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

シンガポール&マラッカタイル旅2018【ヒーレンストリートのアンティークショップ&靴屋他】

2018-06-13 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

ジョンカーストリートからヒーレンストリートのショップハウスを巡りつつ、タイルがありそうなお宅を突撃取材・・

しかしやはり、ヒーレンストリートの邸宅の方々はガードが固く、

「日本からやって参りましたタイルリサーチャーです。」的な感じでとびきりの笑顔でご挨拶しても、

怪しまれる&うざがられる?!ばかりでなかなか取材は難航をきたした。

最初に入れて頂いたお宅のように、外から帰って来た住人に偶然遭遇する、みたいなパターンでもなければ

なかなか難しそう。出て来られたお宅の人の背後にすごいタイル空間が広がってるのを尻目にドアをパタンと閉められもした。

 

 

邸宅訪問の合間に邸宅を改装したショップも巡る。

朝はこのように扉が閉ざされてたアンティークショップのマラカハウス。

 

 

前回来た時はここでマジョリカタイルを購入した。

その時より、お店の中は閑散とした雰囲気にはなっていたが、お店はなんとか健在のよう。

 

 

階段のある部屋の向こうにはオープンエアの中庭、

 

 

中庭の奥には更に部屋があり、

 

 

細い通路がまだ奥に続く。

 

 

再びオープンエア空間があり、

 

 

更に部屋、

 

 

その奥に裏庭、とものすごいウナギの寝床ぷり。

 

 

レリーフタイルが貼られる玄関口も

 

 

8年前にはなかった、レンタル衣装を着てショップハウスの素敵空間で写真を撮れるというお店などもできてた。

そのお店で、中にタイルがあるなら入場料を払って入ろうかと尋ねてみたが、タイルはないと言われてしまった。

ショーケースの中に、一枚、こんなタイルがあるよ、と見せてくださった。

あまり見かけたことのないデザインだなあ。

 

 

そしてもう一軒、以前にも訪れたアンティークショップ、シャリカット・アブドゥルへ。

 

 

入口床のタイル。

 

 

ちょっとこわもての不愛想なお店のおじさんに、8年前に来た時に、ここでタイルを買いました。

と話すと、おじさんはう~~ん?とまじめに思い出そうとしてたが・・

さすがに8年前の一日本人旅行者は思い出せないだろう?!

NO PHOTOの店内で、タイルの写真を撮ってもよいか?尋ねるとあっさりOKが出た。

 

 

 

 

私が以前ここで買ったベルギー製のアザミのタイルもあった。

 

 

アンティークの家具類もあり、ここで初めて、マラッカでマジョリカタイルが家具に付いたパターンを見た。

台湾では家具とマジョリカタイルを見かけたけど、マレーシアでもあるんだなあ。

 

 

マジョリカタイルは天板の上あたりに一列貼られてた。

このデザインも初めて。

この後、また邸宅訪問を試みたが、あえなく撃沈・・

留守や空き家の家も結構あるなあ。

そして再び、スコールが降って来た。

 

 

向かいにあった老舗の靴屋さんに雨宿りに飛び込んだ。

 

 

「ワー・アイク・シューメイカー」は100年続くビーズ職人のサンダルのお店。

 

 

いい感じのショーケース。

 

 

お店のおじさんにいろいろとお話を伺ってみる。

3代目だというおじさん、オーダーメイドで作るというサンダルの品質のよさを力説し、

日本の有名な政治家もやって来て、オーダーしてくれた、と注文書まで見せてくれた。

住所まで書いてあるし、そ、それって、個人情報じゃないの?!

 

 

写真は撮ってはダメだ!と言ってたおじさんだったが、

私はブログであなたのお店を紹介したい、というと、即写真もOKに;

靴を持ってポーズまでとってくれた。

 

 

精巧なビーズ刺繍のサンダル。

ビーズの細かさが半端ない。

手前の動物柄のビーズのサンダルはシンガポールのプラナカン博物館でも見た伝統柄のようだ。

 

 

これはアンティークのビーズ刺繍サンダル。

 

 

こちらも非売品の貴重なもののようだ。

 

 

年季の入ったシューモールドも。

おじさんと片言の英語で話をして、一緒に記念写真を撮ってる間にやっと雨は止んだ。

 

 

雨も止んだので、タイルウォッチング&お宅訪問再開。

 

 

いちじくがデザインされたマジョリカタイル。

 

 

こんなアールヌーヴォーデザインの床タイルも。

散策はまだまだ続く・・

 

 

 

コメント
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