京都の北白川の閑静な住宅街にある駒井家住宅。
遺伝子学者であった駒井博士の住居であり、ヴォーリズが手がけた昭和初期の洋風住宅として歴史的、文化的価値が高い建物として京都市指定有形文化財に指定されている。
日本ナショナルトラストのボランティアガイドさんにより、住宅内を詳しく解説していただきながら見学することができた。
アーチが美しい玄関ドア
居間は大きな出窓が広々とした空間を演出。
作り付けのソファの足元には収納空間も。
居間の照明のデザインはよく見ると千鳥と波のデザインがかわいい。
さりげなく和風テイスト。
居間に続くサンルームは駒井夫妻のお気に入りの場所だったという。
見学後はこの椅子に腰掛けてゆっくりとお茶を頂くことができた。
明るい日差しが差し込みほんとに快適なスポットだ。
2階へ上がる階段。
階段の段差をゆるやかにし、住まう人の立場に立った設計がヴォーリズらしい。
黄色のステンドグラスを通して差し込む光が温かい雰囲気を生んでいる。
2階にも寝室に続く部屋にサンルームが設けられている。
この窓からは京都の大文字焼きがちょうど見える。
昨日はちょうど大文字焼きの日。
庭からの建物を見るとこんな感じに。
ちょうど今煙突の工事中のため、この住宅のアクセントにもなっている煙突が見れなくて残念・・
庭にはさまざまな植物、研究用の温室もある。
ちょうど庭に出来ていたブルーベリーを食べさせていただけた。
甘くて、美味しい!
洗濯室にあった手回しの脱水機は外国製で初めて日本に渡ってきたものだそう。
こちらで一緒に案内を聞いた青森から来られたというHさん、ボランティアガイドさんとお茶を飲みながら旅の話などでひとしきり盛り上がる。
お寺に飽きたというHさん、その後私が行く予定だった河井寛次郎記念館へ案内することに。
が、しかし昼食後訪れた記念館は固く扉が閉ざされ・・なんと夏期休暇中だったのだ~~
はるばる青森から来られたHさんには時間を無駄にさせてしてしまい悪かった~
私も気分はかなり河井寛次郎モードだったので大変ショックだった・・
詳しくは旅行記のブログにて↓
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10172389/