転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



(下のほうに宝塚雪組全国ツアーのネタバレがあります)

一昨日から二泊三日で、東京の友人Sが広島に来ていて、
昨夜は我が家に泊まって貰った。
教会の建築に関心のある彼女の希望で、
今朝はカトリック幟町教会の日曜日のミサに出かけた。
私にとっても、きちんとしたミサに出席したのは、
高校生のとき以来、実に二十数年ぶりだった。

ミサは10時半頃終わり、そのあと、友人Sは、
広島厚生年金会館で雪組公演の二日目昼を観劇、
私は、娘の通うA中高地区会の集まりがあったので
会場となっていた某ホテルへ向かった。

地区会はA中高合同で、同じ地区の親子で集まり、
学年を越えて親しく語り合い、情報交換をする場なのだが、
娘は偶然、中学で仲良しのお友達の家に『お泊まり』に行って
昨日から留守だったので、今回は私だけ参加した。
行ってみたら、中2関係で来ていたのは私だけだった。
きょうは運悪く、地元小学校の運動会と重なっていたので、
下のお子さんのあるご家庭は、地区会に来られなかったのだ。
私はこれでも社交性が皆無ではないので、近くの席の、
中1や高1の保護者の方々とお喋りをして親睦を深めて来た(汗)。

午後から、友人S、もうひとりの友人のOとが宝塚を見終わって
我が家に来て、ひとしきり、ジェローデル編にツッコミを入れた。
スウェーデン人のソフィアがどうしてフランスで尼になったのか、
しかも何故、修道院で頭(かしら)を張っている(爆)のか、とか、
ジェローデルは、革命に共鳴するオスカルを見て、
『私の恋も終わった』と言うのだが、彼の恋が終わったのは
単にオスカルとアンドレとが相思相愛になったからであって、
オスカルのイデオロギーの問題は無関係なのでは、とか。

また、革命軍に幽閉された王妃様を救うのに力を貸してくれと、
ジェローデルがフェルゼンに頼みに行くのがそもそも変なのだが、
そのような重大な旅行になぜ、マロン・グラッセなどという、
よその家のおばーさんを伴ってでかけたのか。

何より我々にとって解せなかったのは、
革命で多くの血が流され、それによって誰も幸福にならなかった、
とジェローデルは憂えていたのに、それでどうして、
ナポレオンを暗殺しようなどという短絡思考に走ったのか。
教養の深い人間が熟慮の末に決定したこととは、
到底、思われなかった。

などと脚本をネタにさんざん笑ったのち、
地元の友人Oは帰宅し、友人Sは夕方6時の飛行機で東京に帰った。

あれもこれもあって中身の濃い週末だった。

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