転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



舅姑の墓掃除・墓参りに行った。
もしかしたら三週間ぶりだったかもしれない(汗)。
11月の下旬、勤務先の採用研修に出発する前に参って以来、
ポゴレリチ来日があったりしたから、もうずっと行っていなかった筈だ。
こりゃ花がドライフラワーになっとりゃせんか。

……と覚悟して行ったら、有り難いことに、
前に供えた花はまだ、さほどひどい状態にはなっていなかった。
カーネーションがしおれていた程度で、菊は割と綺麗だった。
私はひとまずホっとして、いつもの手順で花筒を洗い、新しい水を入れて、
花は全部きょう持参したものと取り替え、お灯明とお線香をあげた。
「お陰様で研修も東京遠征も終わりました。なむなむ…」
毎日冷え込んでいるせいか、きょうはだいたいどこのお墓のお花も
生き生きしているように見えた。

その帰り、墓地を出て最寄りのバス停に向かって歩いていたら、
背後からバスが来て、付近に私しかいなかったせいか、
停留所直前の場所で、ゆっくりと停まってドアを開けてくれた。
寒い中をバス停で待たされたらたまったものではない、
と思っていたので、なんと幸運なのだろう、と嬉しかった。
車内は私のほか数人しかおらず、とても空いていた。

……と、そこまでは良かったのだが、途中で思いがけないことになった。
なななんと、このバスは、私が乗って5分もしないうちに、いきなり、
私の家のある方角とは全然違う方向に曲がったのだ(爆)。
後ろから来て停まってくれたバスの行き先をろくに見ていなかったので、
どうやら、かなり本数の少ない、いつも乗らない系統のバスに
うっかりと乗車してしまったようだった。

わ、私は一体、これからどこに行くのでしょう(T_T)。
乗ってしまうと、終点がどこになるのか車内からはすぐわからないし、
車内アナウンスも「次は○○でございます」と停留所の案内しかなく、
それがまた、あまり聞かない地名なので、私は困ってしまった。
どっか知っている場所に出たら降りよう、と思っているうちに、
バスはどんどん、私の行ったこともない団地に入っていき、
こんなてっぺんで降りたらタクシー呼ぶしかなくなるよね、
と我慢していると、しまいに眼下に瀬戸内海が見え始め、
う、うそ、私の家の方角はどう考えても海じゃないっっっ
♪おうちが どんどん遠くなるー

そのとき、
「次は○○駅でござ…」
とアナウンスがJRの駅名を言い始めた。
私は早押しのような勢いでボタンを押した。

………。
結局、私はいつもは使わないJRの某駅から広島駅まで、電車で帰ってきた。
財布の中にICOCAが入っていて、本当に助かった。
墓参りに行って鉄道で帰れるということを、きょう初めて知った(爆)。

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