扁桃炎はほぼ良くなったのだが、どうも咳が出るので、
観念して、近所の内科に行った。
エアコンの風のせいで咽喉をやられたのだと自分ではわかっていた。
先月後半から、「除湿」の風に吹かれながら昼寝して、
「寒いな~」「咽喉が冷えた~」
と思って目覚めたことが幾度もあったのだ。
意外に風邪をひかないな、と思っていたが、甘く見たのが失敗だった。
漢方で言う「肺が冷えた」状態になってしまったようだ。
ともあれ、このあたりで薬をもらわないと、
起きてしまった炎症はおさまらないので、診て貰うことにした。
それに、もうひとつ、気になっていることもあったのだ。
私「咳が出ます」
医「はいはい。痰が多いですか」
私「いえ、喉元のところで炎症が起きている感じで、
どっちかというと空咳です」
医「何か薬にアレルギーありましたっけ」
私「ケフラールが駄目です。それとクラリスも、嬉しくないです。
クラリスは過敏症は出ませんが、お腹がグルグルになるので」
医「ああ、これは『お腹がグルグル』なんですねえ!」
先生は、ここでちょっと嬉しそうになさった。
昨年の初診時に私が今と同じことを言ったのだが、
先生はそれをカルテに、ただ、
『クラリス グルグル』
とだけ、お書きになっていたのだそうだ(--#)。
私はついでに、「降圧剤ディオバン80を飲んでいること」と
「内膜症治療の低用量ピルを先週から服用し始めたこと」など
受付で既に言ったことも、念のためもう一度直申告した。
私「それでですね。もうひとつ、気になってることがあるんです。
実は数日前から、右足のふくらはぎが、
痛いワケじゃないんですが、ちょっと、ツる感じがします」
医「ふむふむ」
私「静脈血栓じゃないでしょうか」
先生は、私の足下に一瞥をくれただけで、
医「ちがいますよ」
とアッサリ仰った。
超音波検査するとか、血液とってD-ダイマー測定するとか、
そーゆーこと、一切しなくて、見ただけで終わりかい~~(T.T)。
私「低用量ピルの副作用に、血栓というのが出てたので」
医「まあ、書いてはあるでしょうけどね。
本当にそんなことが、飲んだ人に普通に起こるようだったら、
そもそも、治療として成立してませんよ」
私「はい(^_^;」
医「冷えたとかね、血液中のカリウムのバランスが悪いとか、
何かそういうことで、それはこむら返りの軽いヤツじゃないですか。
気になるなら、漢方薬をあげますよ。筋肉の緊張に効くのがあります。
あと、咳のほう、消炎酵素剤と咳止め、出しときますね」
私「はい。ありがとうございます」
医「咳がひどかったらセレスタミンも飲んでいいですよ」
私「あの~、ステロイドは、低用量ピルと併用して大丈夫でしょうか」
医「確かに、ピルで副腎皮質ホルモンの作用は増強されることがあるけど。
増強されて、困るか、っていうと、何も、困らない」
私「はぁ(^◇^;)」
医「効きすぎたって、別に、昏睡したりは、しませんから。
本には併用注意とか、なんとかの可能性とか、
そりゃ、いろいろ細かいことが全部書いてあるけど、
裁判所に行くようになっちゃ困るから、一応説明してるだけで。
んなこといちいち気にしとったら、薬なんか飲めんわね」
・・・・・・・・・・・・・・。
私の婦人科の主治医と、この内科の先生は、キャラが似ている、
と思った。
Trackback ( 0 )
|
|