ややカクランして休息

昨日の夜中から久々にお腹を壊してしまい、
きょうは腹痛と倦怠感とで、駄目駄目な一日だった。
しかし省みれば、4月後半から6月上旬まで、完璧に元気だったので、
大事なときに（笑）めいっぱい動けたことに、私は満足している。
忙しかったあれこれが無事に終わったのだから、今度は休むのも良いだろう。
まあ御蔭でまた、ピアノも弾けてないし仏検の勉強も出来なかったが（汗）。

奇しくも昨日、いつもの血圧を診て貰いに内科に行ったとき、
先生に、最近の元気ぶりについて私は自慢をしたのだった。
ちなみに診察時血圧も130/82で、言うこと無しだった。

転妻「お腹のほうは、このところ完全に立ち直ってるんですよ～」
医師「ほうほう。それは良かったですな」
転妻「はいっ。もう、連休で物凄く忙しかったあたりから、
　逆にとっても調子が良くなっちゃって」
医師「忙しいと、体調を気にすることから離れられるので、良いのですよ」
転妻「ですよね！あれから自律神経の具合がちょうどいい感じです」
医師「こりゃもう、一年中、連休でないといけませんなあ(^^)v」

先生はうまいこと話を合わせてまとめて下さったが（笑）、
いや、実は私の言う「忙しかった連休」は「ポゴ氏の来日とその前後」のことで、
一種の演奏会ハイだったから、カラ元気が続いていたとも言えるのだ。
だからもし一年中、彼が来日していたら、私は確かに元気かもしれないが、
自分の体調不良に気づくこともなくなり、ギンギンのまま早死にしそう（爆）。
それにしても、威張った途端に腹痛が戻って来るなんて、皮肉な話だ。
二度と腹痛にならん等と、侮ったわけではないのだがね……。

寝ていると、ほかに楽しみがないから、CDを聴いて本を読むのだが、
私の頭の具合は、依然として完全回復はしていないので、
きょうの場合、CDは何を聴くかが問題だった。
今、ピアノはダメで、もともとオケやオペラを聴く趣味はなくて、
歌曲なら嫌いではないが、読書しながらでは適していなかった。
わからない外国語でも、言語×言語が頭の中でぶつかる感じがするからだ。
結局、弦楽器を聴くのが、今の私には一番良いようだった。
それも、ヴィオラとかチェロくらいの、低めの弦が心地よかった。
だから午後からはバシュメットを流していた。

本は、ひろさちや『釈迦物語』を最初は読んでいたのだが、
仕事から帰ってきた主人が、「療養の友にしんちゃい」とくれたのが、
なななんと、細川智栄子『王家の紋章』文庫版1巻2巻だった（爆）。
私はこの作品を高校時代に友人に借りて、当時出ていたコミックスを読み、
更に同じ友人に、大学生になってからまた続きを借りて、
その頃としては読める限りのところまで読んだことがあったが、
その後は新刊を待たねばならず、多忙で離れ、最近は全く読んでいなかった。
よもや今になって、主人がこんなものにハマるとは思っていなかった（汗）。
主人は何かの広告で、新刊が出たのを知り、一体どんなものかと
まんが喫茶で1巻と55巻とを読んで声を出して笑い（殴）、
買うことにしたのだそうだ。

こういうものは、『ガラスの仮面』と一緒で、
最初はたかが漫画と思っていても、読み出すと次が見たくなって、
結局、出ている限りのものを全巻制覇してしまうものなのだよ(^_^;。
ったく、とうとう、んなものに手を出してしまって。
わたしゃ知らないからね……。
「キャロルはイズミル王子と結婚したほうが、幸せになれるよね！」
と、先に2巻とも読み終わった娘まで言いに来た（←勉強してへんし）。
そうだよ、私はヒッタイトのイズミル王子のファンだったんだよ（爆）。