転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私は映像を見るということが、どうもあまり得意ではなくて、
自分の感覚に関係なく、切り取られたりズームされたりする画像、
というものに、なかなかついて行けずにしんどい思いをすることが多いのだが、
それでもたまに、これはと思う作品を見つけて映画館に行くことがある。
今年は1月の『茶々』以来、全く映画を観ていなかったのだが、
友人からの情報や評判を聞いて、最近興味を持った映画が、二本あり、
近いうちに出かけるようにしたいと思っている。

ひとつは、既にさんざん宣伝されている、ザ・マジック・アワー
宝塚方面の友人が行って、あまりに愉快で凄く気に入ったと言うので、
そんなに面白いものなら見てみたいと思うようになった。
早くしないと上映が終わってしまうかな。

三谷幸喜は監督としても俳優としてもタレントとしても、
なかなか傑作な人だと常々思っているのだが、そんなことより、
私はかつて、彼の奥様である小林聡美に、顔がそっくりだった(爆)。
二十年くらい前、『やっぱり猫が好き』の頃だ。
あの頃、公私どちらであれ新しく知り合った人10人中9人くらいが、
「小林聡美に似とるって言われません?」
と言ったものだ。
主人の、私の第一印象も、
「あ、小林聡美!」
だったと、後で言っていた。

ただしそれは、クドいようだが二十年前の話だ。
今の小林聡美さんは勿論それなりに年齢を重ねた女優さんになられ、
一方私は、それなりに体脂肪を重ねたオバさんに成り果てた。
現在は、全く似ていない

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もうひとつ、観たいと思っている映画は、クライマーズ・ハイ
こちらは今週末公開で、これから始まる映画だ。
85年8月のJAL123便墜落事故を追った新聞記者たちの物語で、
横山英夫の同名小節が原作となっている。

私がこの事件に関して、やや強い思い入れを持っていることは、
以前書いたことがあるのだが、報道側にいた人たちが、
あの事件直後からどのような思いの中で、何を伝えようとしたか、
彼らの見たものは何だったのかという観点から、
この映画は見ておきたいと思っている。

サイトBBSのほうで原作や映画上映予定についてご案内下さいました某氏に
心から感謝しております。ありがとうございました。


追記:あとひとつ、私にとって要チェックの映画が、あった。
ラフマニノフ ある愛の調べ
関東のほうでは既に公開されている映画なのだが、
広島には今月の終わりにようやくやって来る。
史実とされていることに、必ずしも忠実とは言えない内容のようだが、
セルゲイ・ラフマニノフを下敷きにした「お話」と思えば楽しめそうだ。
ただ、私は昔から、ラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』を
「なんか、映画音楽かムード音楽みたいなもん」
という印象で捕らえているので、
こういう映画を見ると、ますますそれが固定するのではという気がする。

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