転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



数日前、こんぴら歌舞伎(4月11日(土)~26日(日))の詳細が発表された。
こりゃもう、行くしかあるまいよ(笑)。

会社のない日曜日月曜日を利用して、なんとか金丸座まで行って来られないものか、
……などと、最初は大仰に悩んでいたのだが、
よく考えてみたら、広島から琴平なんて、その気になれば日帰りできる距離だった。
だって、かつて私は、今治―宝塚を平気で日帰りしていたではないか(爆)。
広島からなら別に始発に乗らなくても、朝10時に琴平に着いていることなんか簡単だし、
むこうを夕方遅く発ったとしても、こっちに帰るのが午前様になるわけではない。

日帰りで唯一、問題になることがあるとすれば、強風による瀬戸大橋線の不通くらいか。
当日の朝これが起こると、私は四国に渡れず観劇チケットがパアになり、
公演後の夕方から夜が荒天になった場合は、私は高松のあっちに取り残されるか、
瀬戸大橋の上で停車した揺れる列車の中で、夜明かしするはめになるかもしれない。
まあ、舞台さえ見終わっていれば、「夜道に日は暮れない」からどうでもいいが、
翌日が仕事、という日に出入りするのは、やはり冒険過ぎるかもしれない(汗)。

写真は、前に金丸座に行ったときに撮影したものなのだが、
仁左衛門が主演だった公演で、多分2002年だったと思うので、
いわゆる『平成の大改修』より前の話だ。
当時は主人の勤務先の今治に住んでいたので、
近いところに居るうちにと、小さい娘を連れて家族で出かけたのだ
(尤も、主人は全く歌舞伎を観ずに、ひたすらうどんを食していたものだったが)。
あの公演では、客席を仕切っている花道と仮花道とに仁左衛門と愛之助が立ったら、
同じ美男が二人居るとしか思えず、ドキリとしたことを、今でもよく覚えている。

こんぴら歌舞伎オフィシャルサイトの、ポスターで綴るこんぴら歌舞伎に、
今、検索のついでに、ついうっかり見入ってしまった。
ふっくらした少年だったあらしちゃん(松緑)や、幼いボクちゃんだった松也が、
今や菊五郎劇団のスターとなって金比羅さんを訪れるのだから、
いやはや、私もオバさんになる筈だね(笑)。
勿論、実に実に、結構なことだ。


追記:facebookでこんぴら歌舞伎の話題を書いたときに、
友人某氏が、「世間が亀三郎・亀寿兄弟の素晴らしさに気付き始めた…」
という趣旨のコメントを下さったのが、全くもってその通りだ!
今年は、亀亀兄弟、更なる大活躍・大躍進の予感(^^)!!

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