転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



(写真は、バスセンターを出るとき撮った、本日の旧・広島市民球場跡。)

舅姑のお墓に行って来た。
お盆のあと、実家の父が墓参り&掃除に行ってくれたので、
ちょっとは保つかなと思ったのと、そのあと台風が来たりしたのとで、
私自身は結局、8月12日以来、四週間近く出向いていなかった。
その判断が正しかったのか、それともじーちゃんが諦めムードだったのか、
最近は、あの世からの指令は、あまりはっきりとは聞こえてきていなかった。
しかし、どう考えてももう限界だった。花が

それで今朝は、まず広島バスセンターのコンビニで、
私にしては奮発して、ちょっと大ぶりな菊の花束を二つ買った。
そして佐伯区方面行きのバスに乗り、久々に墓所のあるお寺に行った。
やっぱり思った通り、お供えのお花は既に茶色のドライフラワーになっていた。
なので早速、花筒を洗ってタワシで磨いてぴかぴかにし、新しい水で満たして、
そのあと墓石の汚れも落としてから、持参した菊をいけた。
例のごとく、ろうそくは溶けて逆U字に曲がっていたので、新しいものに取り替え、
墓のまわりの雑草も少しあったので抜いて、ゴミも拾い集めて、捨てた。
そうしたら、どういうわけか、きょうは全体が物凄くキマって(笑)、
霊園のパンフレットに載っている写真のような美しさになった。

よしっっ!!完璧だっ!!!
これで今月は、お彼岸前にもう一度来れば、
この綺麗な状態が、ちょうどうまくキープできるだろう。
我が計画にぬかりナシ。ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。

……って、私の基準は、舅姑がどうしたかではなく、常に、花の具合

それから、お灯明を上げて、ラベンダーのお線香をあげた。
墓所の周囲の森ではツクツクボウシが元気よく鳴いていて、
まだ十分に日差しは強かったが、それでももう、真夏の過酷さは無かった。
確実に秋になっているのだった。

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