社会保険事務所から、手続き書類が郵送されて来た。
『代理の方がお越しになるときは、本人が署名捺印した「依頼状」と
代理の方自身を証明するもの(免許証等)をご用意下さい』
と書類の末尾のほうに注意書きがあったのだが、
「依頼状」なるものは同封されておらず、
書式についての説明もそれ以上全く書かれていなかった。
それで私はまた電話した。
適当にこっちの常識の範囲内で「依頼状」を作成して行ったら、
きっとこういう役所は、
「依頼状、コレじゃダメなんですよ~」
と手続きを拒否し、平気でヒトに無駄足を踏ませるからだ。
果たして、電話をしたら、書面では説明されていなかったことが
よくわかった。
社会保険事務所の言う「依頼状」とは、便箋などの手近な紙に、
・「○○○○(姑の名)の年金請求手続き依頼状」
・主人の住所氏名生年月日、自筆署名捺印
・私の住所氏名生年月日
という項目が書かれていないといけないのだそうだ。
穴埋め式の書式を社会保険庁で作るか、
せめて手続き案内の書面に「依頼状」としての必要項目を明記する、
くらいのことは、して頂けないものだろうかと思った。
よもや、当日、窓口には電話のときと違う人が出てきて、
「依頼状、死亡者の生年月日が入ってないからダメなんですよ~」
などと言い出すのではあるまいな、と私は今から疑心暗鬼だ。
そしてそういうときって、私が加筆しようとしても、必ず、
「代理人さんじゃなくて、ご本人様の直筆じゃないと」
と来るんだぞ?
そもそも、手続き書類の標題が、
『未支給【年金・保険給付】請求書』
となっているのも、私には決して愉快ではない。
私たちは、この手続きにより、何ひとつ請求しない。
我が家がしようとしている手続きは、
姑の死亡後に振り込まれた年金を返還しようというものだから、
請求どころか、こちらからお金を支払おうと申し出ているのだ。
もう、いちいち手間暇かかって、こんなややこしいんやったら、
わざわざ返金しようなんてのは、やめて、
このままもろときますわ~、と言いたい心境だ。
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