チケットぴあプレリザーブからメールが来て、
『お申し込みいただいておりました、
宝塚歌劇宙組公演「NEVER SAY GOODBYE--ある愛の軌跡につきましては、
抽選の結果、残念ながらチケットをご用意することができませんでした』
と書いてあった(T.T)。
千秋楽とか、そんな身の程知らずなものはきちんと避けて、
どれも枚数1にして平日狙いで三公演申し込んだのに(T.T)。
私は本当にクジ運のない人間だ。
これに関してはちょっとやそっとでは他人に負けない。
あまりの当たらなさのために、「宝塚友の会」を退会した、
というほど、私は抽選にハズレまくる運の持ち主だ。
友の会のシステムに問題があったなどとは思っていない。
単に、私が極めて特殊な人間だ、というだけのことだ。
実は、類は友を、というのは本当で、
主人も私と同じくらい、クジ運が無いのだった。
なにしろ、今から十数年前、彼は松江市内の古本屋で、
『ガラスの仮面』と『パタリロ!』の既刊全部を買った際に、
50円ごとに1枚引けるという三角クジをすすめられ、
何十枚もシコシコと引いて、ことごとくハズレだった、
という圧巻の実績を持っている。
引くほうも開くほうも、真夏の店頭で大汗をかいて作業し、
挙げ句に、一枚たりとも、最下位の商品すら当たっておらず、
物凄い紙くずの山だけが出来てしまい、
あまりのことに店主は言葉を失ってひたすら恐縮してくれ、
帰り際、優しい目をして、小さい時計をめぐんでくれた、
・・・というくらいの哀れさだった。
そういう家の子だからか、娘もまた、クジ運など全然ない。
商店街のガラポンなんかを幾度かやらせてみたが、
ティッシュが当たれば良いほうだった。
まだ10年あまりの人生なので、彼女の場合は、
引いた回数そのものが少なめだから、なんとも言えないが、
多分、この先も、クジで何かを当てることは一生ないだろう。
それどころか、彼女は、現時点では、
テストの三択、四択問題まで、大抵、玉砕している。
基本的に実力がないからこういうことになるので、
福引きと同次元で論じることは間違っているのだが、
運を天にまかせてテストをやる人間の現実なんてこんなものだ。
私は娘に、もし正解がわからないときは、
自分で「これかな?」と思う選択肢だけは、ほぼ必ず間違いだから、
一番に除外して考えるように、と先日言い渡したばかりである(爆)。
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