転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



姑の婦人科受診があったので付き添って行った。
診察の結果は、軽いカンジダが見られる以外には異常はなさそう、
ということだったので、大いに安心した。
癌検診もして貰い、これの結果は一週間後に出るが、
その時は電話で聞けば良いとのことだ。
またしても腰痛の原因はわからなかったので、そのほうは解決していないのだが、
ともかく、婦人科領域に重い病気の兆候は無いようで、本当に良かった。

ところで、待合室にいるとき、乳児健診を受けに来た小さい赤ちゃんを見かけ、
あまりの可愛らしさに、つい、触ってみたくなって、困った(^_^;。
娘が生まれたのもちょうどこの季節だったので、
新生児の柔らかさとか匂いとか、思い出してとても懐かしい気分になった。
今から9年前、娘は松江市内の某総合病院で生まれた。
案ずるよりナントカとはまさに私のことで、
出産はあまりにも簡単だったのだが、忘れられないのは初授乳のときのことだ。
ああ、なんて懐かしい。久しく忘れていた光景が、私の目の前に蘇った。

それは産後8時間目のことだった。
興味津々で初めて授乳室に向かった私は、
ウナギの寝床のようなところに横たわる赤ん坊の群れを見て、
娘の顔を全然覚えていないことに思い至り、
赤ちゃんたちのスカートめくりを決行して脚の名札をいちいち確かめ、
十人目くらいでようやく娘に巡りあった。

そこまででも結構動揺していたのだが、
さぁ感動の初授乳だ!と席につき、娘の顔を覗き込んだ、まさにそのとき。
室内に流れていた有線が、突如、とんでもない歌になったのだ。
もの悲しいイントロに続いて、

♪へ~ こき ましたね あなた

こ、これは!
Mens5の、あまりにも××な、歌!
私はいきなり噴出しそうになった。
だが授乳室にいるママたちは、誰一人笑っていない。
真剣そのものの表情で授乳に専心している。
みんな、どうしてなんともないんだっ。
私は集中力がないから、そんな芸当は、とても出来ない。
だが今、この静かな部屋で笑う訳には・・・・!!

尋常でない表情で授乳する私は、どうやら要注意授乳婦と見なされてしまったようで、
その日から看護実習生のひとりが、私につきっきりになった。
そしてそれからしばらく、Mens5は私のトラウマになった。

松江○○病院の皆様、その節は大変お世話になりました。
お陰様で娘ももうじき9歳になります<m(__)m>。

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