転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



15都道県・7市、徒歩でも議員に交通費1万円支給(読売新聞)
『地方議会に出席した議員に日額で支払われる交通費などの「費用弁償」について不透明性が指摘される中、47都道府県・15政令市議会のうち、廃止しているのは大阪、堺両市だけで、実費のみの支給も鳥取県と静岡市にとどまることが、読売新聞社の全国調査でわかった』

無駄な出費は控えて貰いたい、とは勿論思うのだが、
この記事はあまりに具体性がないので、
意味合いが私にはよく把握できない面がある。

『自宅が近い議員にも1万円以上を支払っており、実態とかけ離れた高額支給が鮮明になった。交通手段を問わず、たとえ歩いたとしても定額が支払われる仕組みだ』
とあり、定額支給の『悪い例』として広島が挙げられているのだが、
これって、例えば平和公園脇あたりにマンションを持っている議員が、
市議会まで小走りで行って1万円貰っている実態がある、ということ?
また、『たとえ歩いたとしても』と乱暴な言い方をしているが、
私の実家のある現代の秘境から、広島市議会までだって、
交通機関を使わず、歩いて行けますわよ(^^ゞ?

そのあたりが全く明らかでないので、私は今のところ、
この議員の交通費に対して手放しで怒るのを控えている(^^ゞ。

ところで、記事の末尾に、
『一般企業では交通費などは実費でないと認められない。実態とかけ離れた高額支給は市民感覚では納得できない』
という、日本大学法学部教授・岩井奉信氏の話が出ているのだが、
私がかつて所属していた職場は、そんな甘いもんではなかった。
出張の際の交通費が現物支給で、かつ、後払いだったのだ。
つまり、出張報告書を提出したら、処理後にバス券をくれるという(爆)。

あるときなど、市内のかなりハズレのほうまで出かけて、
バス代が片道520円だったことがあった。
勿論、当日は立て替えてバスに乗ったわけだが、
後日、交通費が出たというので貰いに行ったら、
500円の回数券2枚と10円の回数券4枚を支給された。
回数券は、今のバス・カードではないから、
当然のことながら「途中下車前途無効」だった。
500円・・・、どうしろと・・・orz。せめて出張前にくれよ~~。

今思うと、事務のほうは回数券で買っては交通費として皆に支給し、
も、もしかして、浮いたお金を裏金としてプールしていたのでは、
・・・という限りない疑惑が私の胸にわき起こって来るわけだが、
あの頃の私は、職場でもっと理不尽な目にいっぱい遭っていたので、
こんなことは、がっかりはしたが無視できた。
今なら『市民感覚では納得できない』くらい言ってやるんだが。

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