転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



11月16日、ポゴレリチはウィーン国立音楽大学に居た。
演奏会をしに行ったのではなく、彼には多分珍しいことに、
人の演奏を聴きに行ったのだ。
それは、フランツ・リスト・ザールで行われた、
アヴェディス・クユムジャン教授の門下生演奏会だった。

アヴェディス・クユムジャンは、レバノンのベイルート生まれ、
81年のベートーヴェン国際コンクールで優勝し、
国際的な演奏活動を行うとともに、指導者としても実績を積み、
97年からはウィーン国立音楽大学の教授職にある。
若い頃にアリス・ケジュラッゼ女史の指導を受けていたことがあり、
ポゴレリチとはそれを接点として、交流が続いているということだ。

上記のポゴレリチ情報は、facebookの友人経由で知った話で、
ポゴレリチが、学生さんたちの演奏を聴いてどう言ったかは
残念ながら今のところ伝わって来ていないのだが、
今朝ほどTwitterを見ていたら、
別の、とある日本人の方による目撃情報が出ていた(笑)。
『Avo先生の隣にカラフルな服の実に変なおじさんがいて、
先生も悪趣味な人と友達やな、とか大変失礼なこと思ってたら、
その方、ピアニストのポゴレリッチでしたww』(2012年11月16日)

……素晴らしい!間違いなくポゴレリチだ、それは!!(爆)
カラフルな服か。何を着ていったのだろう(笑)。
来日公演の間は、地味なフリースに地味なお帽子にハデなリュック、
という出で立ちだったものだが、
秋になり、またぞろ私服にも気合いが入ったのだろうか。
おめかしして(悶絶)御友人の門下生の演奏会に行ったのだね。

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