転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



老犬が認知症女性救う、氷点下の公園で一夜寄り添い…茨城(読売新聞)
『茨城県東海村の認知症の女性(73)が5日朝から行方不明となり、約30時間後に自宅から約5キロ離れた同県ひたちなか市の公園で無事、保護された。』『氷点下の屋外で一夜を過ごしたとみられるが、女性の傍らには中型犬(雑種、オス)が寄り添っており、ひたちなか西署は「犬を抱いていたため毛布代わりとなり、体温低下が避けられたのではないか」と話している。』

いい話だなー。
犬や猫を抱いていると、ほかほか暖かくて、
毛むくじゃらなので手触りも良くて、普通でもとても和むものだが、
この老わんこがいてくれて、おばあちゃまのためには本当に良かった。
お互いに気も合って、ぴったりとひっついていたのだね。

見出しを見たとき、私はこの犬は、女性の飼い犬かと誤解したのだが、
どうやら途中で偶然に出会ったもの同志で一緒にいたらしい。

『犬は女性の飼い犬ではなく、体長約1メートルの老犬。署員が女性に事情を聞いている間も女性のひざに乗るなどよくなついていたという。』

わんこなりに、おばあちゃまを守ろうと思ったのかしら。
これだけ人になついた行動をとれるところを見ると、
わんこは、もと飼い犬だったものが捨てられたのではなかろうか。
わんこも、昔抱いてくれたような人肌が恋しかったのかもしれない。

『女性は「寒くなかった」と話しているという。』

認知症のために思いがけなく強靱になる人がいるので、
どういう気温でも本人は全く寒く感じなくてパワー全開、
というのも、まんざらあり得ないことはないけど(爆)。
でも勿論、そういうケースだって実際には体温は奪われているので、
わんこがいてくれなかったら、おばあちゃまはきっと、
ご自分で状況を把握されないまま凍死されていた可能性が高いと思う。
つくづく、ふたり(一人と一頭)は、出会えて良かったですね(*^_^*)。

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