転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



本日昼前に、娘の部屋のエアコン取り外し作業があった。
19年前、今治から広島に転勤してきて官舎に3年いたのだが、
その官舎時代の途中で買ったエアコンを、
マンション入居のときに持って来てここに取り付け、あれから15年。
入居当時、家じゅうでこの場所にしかエアコンがなく、
最初の夏の前半は、暑くなると私たちは娘の部屋に来て涼んでいたものだった。
そのときの考えとしては、いずれ良いエアコンを買って居間と主人の部屋につけるから、
当面、官舎から持って来たヤツは娘の部屋で使えばよい、という感じだった。

また、主人はとりあえず扇風機があれば文句は無いと言い、
私は私で寒がりだが暑さには強かった
ので、
当時は、ほかの部屋にエアコンがないことを、さほど気に病んでいなかった。
官舎では、3DKでエアコン1台みたいな生活だったので慣れていたし、
そもそもあの頃は、最近数年のような猛暑でも無かったのではないか。
そのうち、主人の部屋の扇風機が頓死して
いかに吝嗇(りんしょく、けち)な転夫ころもんと言えど、
真夏に何もなしでは耐え難いと、亡き扇風機に背中を押されるかたちで決意し、
居間と自分の書斎用に、自動掃除機能つきエアコンを買うことになった。
それらの取付作業の日、私が腹痛で悶絶していたことも、イタい思い出だ。

その、主人の書斎のエアコンは、なんと、
購入してから5年経つまで、内部の梱包材がついたままになっていた
という逸話があったりしたのだが、そのような日々も、もはや過ぎ去り、
居間も書斎も、相次いでフィルターお掃除ロボット部分が逝き、
現在はその両方の部屋で、エアコンは新しくなっている。
こうしてみると、娘の部屋のエアコンは、古かったが実に丈夫だった。
官舎時代からトラブルの無い子だった。
一度だけ室内機の水漏れを修理したが、あとは問題を起こしたことがなかった。

家電屋さんのお話では、エアコンはだいたい製造後10年を超えると、
不具合が出ても致し方ないものだそうで、
それを思えば娘のエアコンは18歳?平均寿命を遙かに超えて頑張ってくれた。
昨今は室外機の音が大きかったし、そろそろ目一杯だったと思われる。
ありがとう。お疲れさん。
  

ということで、入居以来初めてエアコンのない状態に戻った娘の部屋は、
「こうなっていたのか……」
と、目下、ちょっと新鮮な様相を呈している。室外機のない外廊下も、然り。
室内の化粧カバーは再利用できるとのことで、置いてある。
このあとは、先に壁紙の張り替えをやってから、4月の初めにまた、
先日新たに購入したエアコンを取り付けて貰うことになっている。
娘の帰省(って、いつ(^_^;?)までに、いろいろ、整うと良いね(^^)。

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