転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



連日、猛烈な暑さで、熱中症は命に関わると報道されている。
実数で言えば、COVID-19よりも熱中症が原因で亡くなる人のほうが
今月に入ってからは比較にならないほど多い。
今や、夏の熱でヒトは死ぬのである。普通に暮らしているだけで。
東京 熱中症で新たに26人死亡 今月で79人 熱中症対策を(8月18日 NHK)
危険な暑さ 西日本中心に40度近くに 熱中症厳重警戒(8月18日 NHK)

きょうは午前中、漢詩講座があって出かけた。
出席者全員マスク着用、ロビーや教室の出入り口に消毒薬が置かれていて、
感染症対策には余念が無かった。
講師の先生も80代だし、生徒さんも私以外は定年退職された年齢の方々だ。
先生はお元気だが、コロナ禍になってから出席を控えられている生徒さん方もあり、
目下、常時出席するメンバーは6人しか居ない。
広い教室内で長机ひとつにつき1人が着席、
冷房しながらも教室の最後列の背後にある窓は終始、開けてあり、
2時間の講義の途中には休憩時間を設け、廊下側の扉を開けて換気している。

……という訳で、講座出席そのものは特に危険ということはなかったのだが、
帰る頃には正午を過ぎ、太陽がまさに頭上にあり、
日なたでは、文字通り「痛い」ほど太陽光線が降り注いでいた。
冗談ではなく、半袖の下から露出する上腕部を火傷する熱さだと感じた。
子供の頃、真夏にセミを集めようと何時間も外で過ごしたり、
小中学生時代、体育の授業や運動会の練習のため、
当時のことで水もなかなか飲ませて貰えないまま、
真っ赤に日焼けしながら運動場を走り回ったことがあって、
ああいうのも相当、暑かったという記憶は残っているのだが、
今は、あの頃とは日光のレベルが桁違いだと思う。
今日も、これはマズい、こんなところに立っていたら体がどうかなる、
と危機感を覚え、5分ほど歩いたところでコンビニに入って涼を取り、
そこから1番近い停留所まで歩いて残りはバスで帰った。

ちなみにエアコンの設定温度は「冷房28度」と言う人が世の中に多いが、
私は自室では「25度」に設定している。
我が家の場合、エアコンの設定を28度にすると、
温度計では室温30度ほどになり、せっかくエアコンを稼働させているのに、
これでは電気代に見合わない、とわかったからだ。
25度設定にして初めて、室温は27度くらいになり、体も涼しく感じるようになる。
私は元来がかなりの冷え性で、わりと近年まで冷房など無いほうがむしろ楽で、
真夏にエアコンなしで過ごせる自分が内心、少し自慢だったこともあったが、
そういうのはもう、意識的にやめようと、このところは決めている。
私自身、昔よりちゃんと(!)暑いと感じるようになったのが第一の理由だが、
それに加えて、各種報道に見る限り、
そのような過ごし方をしていると、つまり死ぬ、と理解できたからだ(爆)。
ばあさんは「暑ぅない!」「クーラーなんぞ要らん!」と言い張りながら、
ある日、頓死するものなのだ(爆)。
トシとるほどに、体感基準では無く、温度計の数字を見て決めないと(汗)。

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