既に先週の話なのだが、娘が2日間ほど広島に帰ってきていた。
娘の勤務先は、地質調査と建設コンサルタントが主な業務で、
このたびの中国地方の大規模な豪雨災害があった翌週、
被害の実態調査の担当者が、東京から派遣されることが決まり、
その際に、広島出身ということで娘も、
その出張メンバーに入れられたのだった。
17日の会社での仕事の後、夕方の新幹線に乗って広島入りし、
上司の方々はホテル泊、娘は自宅があるので帰って来て、
翌朝8時に再度JR広島駅に集合し、車で災害地域を回るという日程だった。
当日朝、娘はセミロングの髪をうしろでくくり、
作業衣・作業ズボン・防災用長靴を身につけ、
ヘルメット・ゴーグル・マスク・手袋を持参、というスタイルだった。
娘のヘルメットには、社名とともに名字が平仮名で書かれており、主人が
「ひらがな…(^_^;?」
と指摘したら、娘は当然というふうで、
「作業や災害の緊急時に、漢字なんか読んでられないよ」
と答えた。なるほど。
娘は常日頃は営業職で、現場には研修以外では出たことがないのでは、
と私には思われたが、すっかりドボジョ然としていて、興味深いものがあった。
今回の娘の仕事は、主に写真撮影であったらしい。
車に荷物が置けるのを幸い、麦茶、イオン飲料、塩タブレット、冷えピタ等々、
思いつく限りの熱中症対策グッズを持参したが、この酷暑の中、
外での仕事はやはり、ひたすらにひたすらに暑かった、とのことだった。
安佐北区口田、可部、などを回り、市街地に戻ってファミレスで昼食、
午後は安芸区方面の災害地区を巡り、会社の広島支店に寄って、終了。
夕方、広島駅で解散したあと、娘は一旦自宅に戻り、
作業衣その他のありとあらゆるものは、
「すみませんが、あとで洗濯して宅配便で送って下さい(^_^;」
とのことで、本人はテレビを観ながらソファで休息しアイスを食し、
一風呂浴びて、リポDを飲み干し、髪を乾かし、
「あ~、家があって良かった(^^)!」
の一言を残し、18日の夜の新幹線でまた、東京に帰って行った。
怒濤の一泊二日、翌日の娘は勿論、東京での通常業務であった(^_^;。
お疲れさん。
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