転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



先々週から今週にかけて、実家の仕事を一気にやった。
買ってから20年になるエアコンの調子が悪いというので新規購入し、
19年使用したトイレも不具合を起こしていたので新しくして、
父の部屋のテレビがB-CASカードを認識しなくなっていたのでこれも買い換え、
各々の取り付け工事があったので立ち会い、
家電関係の最近の両親の苦情の数々を、すべて解決した。
エアコンは涼しくなり、トイレは気持ち良くなり、
父はテレビが映るようになったので気に入って一日中観ているようになった(^_^;。

それから28日月曜日には、母の通院介助もした。
眼科で定期健診を受けると、白内障手術後の視力はこれまでよりやや落ち、
右0.4、左0.7だと言われたが、度数を入れた矯正視力は両眼とも0.9で、
術後の視力の変動はよくあるとのことで問題にはされなかった。
加齢黄斑変性もあるのだが、こちらもさほど変化がないとのことだった。
次に、整形外科にも行った。
母は腰から膝にかけて神経痛のような痛みがあり、歩きにくい、
ということでレントゲンを撮って貰ったが、骨には変わりはなく、
最近はデイサービスもやめてしまって家にばかりいるので、
筋肉が弱ったことによる痛みだと診断された。
それで、訪問リハビリを試してみることになり、
帰宅してケアマネさんに電話をし、手配を頼んだ。
と言ってもすぐリハビリ開始ではなく、まずは日程等を決める担当者会議からだ(汗)。
これの招集日は、また近日中に連絡されて来るとのことだ。

それから、父が、軒下に蜂の巣が出来ているようだと訴えるので、
見に行って現場写真を携帯で撮影した。
季節的にはもう真夏もいいところだが、巣の下部は開いた状態で、
見た範囲では、近くに蜂は飛んでいなかった。
それで、ハチ駆除サービスを検索して探すかと思っていたら、
父が「前に駆除したくれた」近所のおじーさんがいると言うので、
電話してみたら、果たして、
「明日、見ときましょう、やりますよ」
と快く請け負って下さった。さすがは田舎である!
ちなみに、この人は駆除業者さんではないし、身内でもなんでもない(爆)。
「完全なボール状ではないですけど、かたちはスズメバチの巣みたいですよ」
と私が言ったら、おじーさんは、
「近くまで自分で見に行っちゃったんですか!」
と驚いていた。
私は虫を見てキャー!という人間ではないんで、見るくらいは平気ですが、
駆除は、よぅ致しません、どうかお願いします<(_ _)>。

以上の用事はどれも、本当に私が行かないと解決しないことだったのか?
と疑問に思ったが、こういう当たり前の用件を片付けるのに、
自分で手を下すことができない、というのが老化なのだな、ともよくわかった。
ひとつひとつは全く専門性などない、日常的で単純な用件なのだが、
居間でラクにして座っているだけでは解決しないことばかりだ。
電話一本をかけ、先方と交渉したり、予定を決めてその時間に家にいるようにしたり、
という一貫した行動が、90歳近くもなるともうできないのだった。
当たり前のことを当たり前に実行できる、
ということこそ、実は健康というものなのだと思った。

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