昨日は娘と実家に行った。
90歳近いジジババにしてみれば、
「孫娘が会社員!」
「お盆休みに東京から帰ってきてくれた!」
という事態はほとんど狂喜乱舞モノで(^_^;、
何をしても何を言っても、終始、頬が緩みっぱなしの二人であった。
一方、半年ぶりで祖父母に会った娘の感想は、
「ふたりとも前より元気そうで、とてもしっかりしていた」
とのことで、しょっちゅう顔を見ている私より、
娘の感覚は客観的で正しいかもしれなかった。
母のほうは頭のぼけ具合の調子が良い日と悪い日があるが、
父は6月の入院以来、きちんと通院して血糖管理をするようになったので、
前よりずっと健康そうになったと私も感じている。
年齢的には平均寿命も何もかもとっくに超過しているので、
いつ何がどうなっても不服は言えないとわかっているが、
とりあえず現状は悪くなさそうで、ありがたいことだった。
私が学生時代に使っていた部屋がまだあるので、昨日はそこへ行って、
私の昔の服で娘の気に入るものがあればと、見せた。
私は身長153センチで、若い頃から痩せていなかった(爆)ので、
残っている服のメインは11号、たまに9号や13号もあったが、
現在の娘は私より10センチほど背が高く、かつ標準体型なので、
大半の服はほとんど問題無く着ることができた。
特に、私では足首近くまで来そうだった75センチ丈のスカートなど、
娘が着るとごく普通のミモレ丈で、実によく似合った。
今となってはレトロで面白いと感じるデザインがいろいろあった一方で、
オフショルダーのブラウスとか、ハイウエストで太いベルトのタイトスカートなど、
流行が一巡して今また注目されるようになったアイテムもあり、
娘の選ぶものを見ていると興味深かった。
ただ、昔のブラウス類には皆、肩パッドがついていて、いかにもバブル期、
これで真っ赤な口紅をひけば、たちどころに「ブルゾンひ○み」だ、
と娘が言った(笑)。
当時は勿論ジャケットにも漏れなく肩パッドがしっかり取り付けられていたわけで、
肩の盛り上がったシャツブラウスと重ねて着ていたのかと考えると、
そりゃサイヤ人かガンダムスーツか。
あの頃はそれしか売っていなかったので、さほど違和感もなかったが……(汗)。
数点、クリーニングやリフォームに出す必要のあるものもあったが、
ともあれ娘のお蔭で、私の昔の服が30年ぶりに日の目を見ることになった。
しばらく様子を見て、出番がないとわかったものは、
箪笥の肥やしにするより、すみやかに資源ゴミに出すように、
と私は娘に言った。
二世代にわたって着用されれば、洋服のほうも本懐を遂げた思いであろうよ(笑)。
……ということで、本日午後の新幹線で娘は東京に帰って行った。
娘の留守中、首都圏はずっと雨模様だったらしい。
Twitterの私のTLには、上野・御徒町・池袋などの駅が、
雨漏りで床が水浸しになっている写真が出ていた。
広島も本日は朝が雨降り、そのあとは曇りだが、あまり気温が上がらず、
ようやくお盆だというのに、なんだか秋の気配になってきた。
Trackback ( 0 )
|
|