娘の受験もカタがついたので、筋腫治療をちゃんとせねばと、
いつものクリニックから紹介状を書いて貰い、
きょうは、某総合病院の産婦人科に行って来た。
ここは1月3日の大カクランの折りに救急搬送された病院だ。
これまでのエコー写真、子宮鏡記録、MRIフィルムなど持参し、
エコーで改めて診て頂いた結果としては、
筋腫の出来方は典型的な粘膜下筋腫で、悪性所見は無いようだが、
既に変性が進んでいて、内部がスカスカになっている、と。
先日の大出血は、これが一部くずれた等の変化のせいだったかも、
ということだった。
こうなると筋腫内部への血流が乏しいので、
今やっているホルモン療法も、貧血治療にはなるとしても、
筋腫縮小効果のほうはあまり期待できない、という話だった。
この筋腫については子宮鏡下に患部だけ切除する、というのも
可能とのことだったが、それとても入院が5日間になるので
早く帰れるとは言えないのと(腰椎麻酔の副作用の頭痛を管理するため)、
もうひとつ、私の場合は子宮腺筋症と左卵巣嚢腫もあるので、
筋腫だけ除いても過多月経や腹痛の顕著な改善は見込めないだろう、
ということで、レゼクトスコープは特に選択すべき利点がない、と。
それより、LAVH(腹腔鏡補助下膣式子宮全摘)をすすめる、
と先生は仰った。これだと入院期間は10日程度だそうで、やや長いが、
筋腫・腺筋症・卵巣嚢腫が一度に解決できるとのことだ。
厳密には、左卵巣は3年前から確認されているチョコレート嚢胞で、
エコーで診た範囲では癒着がないので、腹腔鏡で行けそうだが、
開腹になる可能性が皆無ではない、とも言われた。
腹式の手術になった場合の入院期間はおよそ二週間。
いずれにしても、経過観察の名のもとにそっと何もしないでおく、
という方法は、もはや限界という気がしますね、ということで、
なんらかの治療を考えたほうが良いと先生は仰った。
私はこういう面ではあまりウェットな性格ではないので、
後生大事に持っていてもなんら良いことがない状態のものは、
さっぱりと切除したほうが、後々、安心して暮らせるだろう、
と即座に思ったわけなのだが、問題は入院手術をいつにするかだ。
実は正月にカクランしたときから、これは手術になるかな、
と私は内心覚悟していたところがあって、
算命学をやっている友人に日取りを占って貰ったのだが、
私が手術などを受けるのに適した時期は、今年は4月しかない、
という困ったご託宣だった。聞かなきゃ良かった(爆)。
グルメで外食の大好きな主人は、まあ、良いとして、
中学生になったばかりで、学校に慣れていないし毎日弁当が要る、
という状態の娘は、どうなるのだ。
診察室で、私は咄嗟に、4月の下旬に手術すれば、
そのままゴールデンウィークがあって、娘は休みで自由だし、
主人も比較的、体があいているのではなかろうか、と思ったが、
さすがにそこまで勝手に決められないので、
「それでは帰って家族の都合も聞いて来ますので」
と言ったら、先生には簡単に受け入れられた。
ではまた来週来てみてね、ということで、
発行された予約票には、受診日と予約時間と、
コメント欄に『手術予定』の文字があって、
看護師さんが、一瞬、目を見張り、
「ら、来週、手術じゃないですよね!?」
と私に訊いた。私もそう思いたいが(^_^;)。
そんな気軽に、日帰りでLAVHだなんて(爆)。
「手術予定を来週決める、という意味だと思います~」
と言ったら、看護師さんに納得して貰えた。
私の主治医となった先生は、説明も的確で、
性格的にも穏やかな方のようで、診察も丁寧だったし、
過不足なく、良い先生に当たったなと思って嬉しかったが、
やや滑舌が悪いのと、キーボード入力の遅いのが難点だった(爆)。
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