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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



きょうになって、やっと血が足りてきた実感がある(^_^;)。
まだ全然充分ではないが、娘を説教できるくらいにはなった。
血は大切だ、と今回はつくづく実感できた。

ともあれ、ここ数日は何もできず、放置状態で、すみませんでした。
メール下さった皆様、書き込みして下さった皆様、
ほか、お読み下さった方々に心からお詫びとお礼を申し上げます。

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毎日きちんと鉄剤をのんでいるのだが
まだ貧血のふらふらから立ち直れない。
とにかくだるくて、いろんなことがぼんやりとしか頭に届いて来ない。
思考力が非常に低下している感じで
娘の入試の切迫感もなくなってしまった。
良いことなのかどうかわからないが、
とりあえず今の我が家はとてものんびりと穏やかな雰囲気だ。

おまけに主人はきょうから関西出張。
《入試が済んだら、三人でお伊勢参りしような~》
と脳天気なメールが来た。娘は娘で、
「綺麗な薬~。どうやったらこんな良い色のカプセルが出来るんかね~」
と、みとれていた。
私が惚けているのは貧血のせいだが
主人と娘が今どうしてそんなにのどかなのか、謎。

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ど貧血状態からまだ脱却できず、紙のような顔色のままで、
我ながら気色悪い(^_^;)。
自覚としては、目眩までは行かないが頭がクラクラして、
軽い頭痛が続いている。
先ほど、清志郎のナニワ・サリバンショーを観ていたら目が回った。

全く、1月3日の午後10時くらいまでは完全な健康体だったのに。
ヘモグロビン値8というのはそんなに重症貧血ではないと思うのだが、
13近い正常値から数時間で一気にここまで落ちたことのダメージが
かなり大きかったようで、一二日で元通りとは行かないらしい。

とりあえず寝たり起きたりで、家事全般、サボれてラッキー(殴)。

メールその他下さった皆様、本当にありがとうございます。
温かい御言葉の数々、心から嬉しく思っております。

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初カクラン翌日の昨日、私は指示された通り、
朝イチでいつもの婦人科クリニックに出かけた。
夏に新しく開拓した近所の医院ではなく、
三年前からかかっているほうのクリニックにした。
そちらのほうがここ数年のデータが揃っているので
こういう急激な変化について相談するには良いかと考えたからだ。

先生は私の話と、前夜の総合病院での血液検査結果から、
「アナタの場合は明らかです。筋腫のせいです。
多くの皆さんが辿る道です。繰り返すとなると手術したほうがいい。
でも、おばあさんの介護や子供さんの受験、大変ですよね。尤もです。
今すぐ、アナタが手術を受けることは無理ですね。
ですから内科的に、最強の保存的療法で行きましょう」

それで結局、行き着くところは同じで、
リュープリンの注射をすることになった。
近所の医院でも提案されていた方法で、ただ私が、
せめて娘の受験が済むまでは変わったことをして体調を崩したくない、
などと考えて避けていただけだ。
ふたりの婦人科医が全く同じ診断で同じことを提案しているのだから、
セカンドオピニオンも何もあったもんではなかった。
私の今の状況から言って、治療の第一選択は明らかにコレなのだ。

これも点鼻のスプレキュアと同じで、ホルモン状態を操作して、
体内を更年期以降と同じ状況に仕立てて、
女性ホルモンのひとつエストロゲンの分泌を停止させてしまい、
それによって筋腫や腺筋症の成長をとめる、というものだ。
副作用としては更年期障害同様の不快感や精神的鬱と、
私のような粘膜下筋腫では変性による大出血等も指摘されている。
が、治療しなくてもこうして体調最悪で、大出血しているのだから、
この際同じだ、と私は思った(T.T)。

リュープリンは骨量を低下させる副作用もあり、
四週に一度の投与、使用は最長で半年間となっているので、
順調にいったとしても、夏前にはこれを打ち切らなければならない。
その後はリバウンドもあり得るので、手術を考えるか、
さもなくばスプレキュアか低用量ピルに切り替えてもいい、
と先生は仰っていた。

ということで、昨日は腰にリュープリンを皮下注射して貰い、
そのあと貧血治療の静脈注射も腕にして貰って、
鉄剤と葉酸補充薬を貰って、帰った。
貧血状態は急には改善しないので、へろへろだった(T.T)。
だが、へろへろになったからこそ、リュープリンを受け入れられたのだ。
自覚症状が悪くなかったら、「なるべく薬は避けよう」などと
私はいつまでも姑息な逃げを打っていただろう。
しんどくなると、普段の思考がことごとく停止してしまい、
リュープリンでもなんでもどうぞ、
この際、受験もテキトーでいいです、
みたいな気分になれた(爆)。

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昨夜は、大カクランしてしまった。
筋腫が原因の過多月経がとてつもないことになってしまい、
あまりの大出血で貧血になり、文字通り倒れてしまったのだ(O_O)。
変なもの音で様子がおかしいのではと廊下に出てきた主人が、
私が紙のような顔色で昏倒しているのを見て仰天し、
救急車を呼んでくれて、我が人生二度目の救急搬送を経験してしまった
(初回は28歳のとき。仕事中にいきなり卒倒して職場で大騒動)。

午前一時半だというのに、救急車はすぐ来てくれて、
救急隊員の方々は本当にてきぱきしていて親切だった。
だが、正月休みでいつもの婦人科クリニックは閉まっているし、
初めてのところは日頃診ていない患者に責任とれないと断るし、
私は、意識朦朧ながら
「これがいわゆるたらいまわしか」
と思っていた。
それにつけても、慌ててついて来てくれた主人の髪型は、物凄かった。

結局、某総合病院が親切にも受け入れてくれることになり、そこへ行った。
血液検査をしたら赤血球もヘモグロビン値もかなり低かったが、
女性は男性より貧血に強いので、輸血まではしなくていいだろう、
と若い医師の先生が笑顔で仰って、点滴だけ受けることになった。
「腕や足を切ったというのと違って、月経というのは、
大規模な出血になっても所詮は止まるので、待つしかないです。
産婦人科の先生にもお尋ねしたんですが、そういうご意見でした」
と仰る救急担当の若い先生は、だから内科の方のようだった。

11月の血液検査でヘモグロビン値は12.9もあったのに、
今回は8まで下がっていた。いったい数時間でどれだけ出血したのか。
更に、くらくらするだけあって、血圧が90 / 50くらいに下がっていた。
「いつも低いですか?」
と先生が仰るので、
「いえ、いつもは高いです。下が90くらい平気であります」
と言ったら、ほほう!とまた笑われた。

真夜中の救急病棟は、しかし修羅場だった。
結果的に私みたいな緊急性のないのが来て申し訳なかった。
糖尿病がベースにあって脳梗塞発作で運ばれてきた人とか、
何かわからないが意識不明みたいに唸り続ける人とかがいて、
先生も看護師さんも八面六臂の大活躍だった。
私のヨコに来た高熱の女性は、もう何ヶ月も体調不良だ、
という話を先生に訴えていて、先生は、
「一度、大きな病院にいったほうが良いですね」
と仰っていた。
『大きな病院、ってだからココでは?』
と私は内心でツッコんでいた。
いや、わかるよ、こんな夜中じゃなくて昼のうちに来いってことね。

点滴が終わって、一応、起き上がっても大丈夫だったので、
検査結果を貰って帰宅することになった。
いつものクリニックが4日から診察開始だと判明したので、
必ず受診するようにと言われて、支払いを済ませ、
我々は、さあタクシーで帰ろ・・・と思ったら、
家から運ばれてきた私は、靴を持ってきていなかった(爆)。
看護師さんが、靴下の上から履くようにシューズカバーを下さった。

ああ。
本当に皆さん、すみませんでした。ありがとうございました。
お陰様で、どうにか人心地がつきました(T.T)。
仕事始めを控えていた主人にはとりわけ申し訳なかった。
ありがとうございます。貴男がいたから助けて頂くことが出来ました。
帰宅した主人は、玄関の鏡を見て自分の頭にショックを受けていたが。

しかし何より凄かったのは、この一連の大騒ぎに全く気づかず、
夜中は勿論、朝8時まで大寝をコき続けた娘だった(爆)。

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今までの婦人科クリニックはバスで行く場所だったので、
きょうは、思いついて、家から徒歩で行ける婦人科に、
初診だったが出かけてみた。

これまでの、エコーの写真やMRI所見などの書類も持参し、
概略を話して、さっそく改めてエコーで診て戴いたところ、
粘膜下筋腫ひとつと、透明な水が入っているらしい多房性嚢胞とがあって、
「こういう嚢胞があるのは初めて見ましたよ。珍しいですね」
と感心された。いや、こんなことで珍重がられてもな(^^ゞ。

去年のMRIのときには既にこの嚢胞の存在は記録されているので、
少なくともこの1年、変わらずにそこにある、ということらしかった。
大きさも変わっていないので、特に心配なものではないそうだ。
ここでひとつ驚いたのは、私がサイズを尋ねたら、筋腫も嚢胞も、
いずれも大きさは1センチちょっとだと言われたことだった。
今まで、5センチとか3センチとか言われていたのは、どこへ!?
私が何か聞き間違えてずっと誤解していたということなのか?

だが、そのかわりというか、左卵巣のほうが、
今までもたびたび単胞性嚢胞を指摘されて来たのだけれども、
きょうは、過去最高のサイズである約5センチの嚢胞があると言われた。
こっちが5センチか。そういえば、記憶をたぐってみると、
「左側のが、変性筋腫か卵巣腫瘍か、区別がつかん」
と前の先生が仰って、去年MRI検査になったのだが、
もしかして、エコーで見ると前からこうだったということはないか??
つくづく、画像診断というのは難しいものなのだろうなと思った。

ともあれ去年のMRIにも「左卵巣内部の出血信号」の記録があることから、
「出血ってことは、卵巣チョコレート嚢胞でしょう」
とのことだった。
なんと、私は自覚はなかったが一種の子宮内膜症だったわけか。
確かチョコレート嚢胞は厳密には卵巣由来の腫瘍ではない筈だが、
見た目、卵巣癌との鑑別が難しいことがある、
って誰か言ってなかったっけ?憂鬱だな~~(--#)。

で、この先生の治療方針としては、第一選択は低用量ピル。
でも私は、高血圧の傾向があってピルには慎重になるべきなので、
次善の策として、リュープリンの注射はどうかと提案された。

う~~ん(^^ゞ。
リュープリンは、内容としてはつまりスプレキュアと同じですね。
まあ、スプレキュアみたいな点鼻という形式でないところだけは、
鼻炎扁桃炎持ちの私としては、やや、ありがたいのだが・・・。

私「注射、半年後にやめたら、また筋腫や内膜症が悪化しませんか」
医「そういう場合が、多いですね」
(おお!この先生は、私のシロウト知識に同意して下さった!!)
医「ですが、やめた瞬間から直ちに悪化するわけではなくて、最悪でも、
 数ヶ月は良い状態が続きますよ。で、また半年あけて、
 悪くなってれば、注射を再開すれば良い、ということになりますね」
私「私のような粘膜下筋腫では、それが原因で多量に出血を起こすとか」
医「そういう例は多くないと思います。むしろ貴女の年齢では、
 これは断然、やったほうがラクになると思いますよ」

・・・・・・・・・・。
まあ、最悪、効果が薄くて副作用ばかり強かったとしても、
まさかこれで一生を棒に振るワケではあるまいから、
一度、リュープリンをやってみても、良いかもしれない。
注射なら点鼻と違って、鼻粘膜を損なう心配はしなくていいし。

ということで、この、自宅近くの婦人科に新しくかかることにして、
来月から、注射を始めることに、一応、なった。
筋腫が意外にミニサイズだったのは嬉しかったが、
今度は卵巣チョコレート嚢胞の観察をせねばならないのか(--#)。
これもリュープリン打ったら、ちとは軽快してくれんかな。

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前回検診から半年経ったので、婦人科に行った。
筋腫ちゃんたちのご機嫌伺いのためだ。

エコーで診たら、筋腫のひとつが、大きさは変わらないが
前より境界が明瞭になっていて、
しかも頸管粘液が多いので、エストロゲンの出過ぎでは、
と言われてしまった。

まずは、一番心配なのが子宮癌ということで、
頸癌・体癌検診のための細胞を取られた。
これの結果は一週間後。ああああああ待つのがイヤだってば。

それから、採取した頸管粘液の標本を見せて貰った。
画面全体にシダ状の画像が出ていて、
「これ自体は、本来、大変結構なことなのですが」
と先生は苦笑して言われた。
「あまりエストロゲン優位の状態が長く続くというのは、
内膜が厚くなりすぎ、筋腫も育ってしまうので、よくありません」
いや、だからそれは、もう三年も前から私には自覚があって、
黄体機能不全とか脳下垂体腫瘍とかじゃないかと申し出たのに、
黙殺したのはセンセイのほうだったじゃありませんか(--#)。
いや勿論、私の話が突飛過ぎたことは認めますけど。

それで本日、提案されたのが、ついに出た、スプレキュアの点鼻。

医「これをきょうからね、一日三回、しゅっしゅって」
私「鼻炎があるんで、点鼻というのは、どうも・・・」
医「これを使えば、エストロゲンが抑制されて、
 内膜も厚くならないし不正出血もないし、筋腫も小さくなりますよ」
私「点鼻をやめたら、また筋腫が元通りに育つということは・・・」
医「完治はもともと無理ですが、筋腫核は縮小します。
 それで終わりです。また大きくなることはありません」

ほんとかよ!?

スプレキュアは確かに効果があるが、
『骨粗鬆症等の危険性があるから、4~6ヶ月が使用期間の限度』
『治療終了後に再び筋腫は増大する可能性が高い』
『手術前の筋腫縮小、あるいは閉経直前の「逃げ込み療法」に有効』
という程度の情報は、私でも持っているのだ。
更に、私のように変性を来した筋腫の場合は、
筋腫への血流が乏しいために効果があまり期待できないことや、
また、私のタイプである粘膜下筋腫の場合、スプレキュアによって
大量出血を招く危険性が皆無ではないということも、
私は、筋腫と言われて以来調べたので、おおよそ知っている。

それにそもそも、悪性腫瘍の疑いがなくなるまでは、
スプレキュアやナサニールなどのGnRH薬は、
うっかり使用したらいけないんじゃないの???
さっきの癌検診は、何???

などということは決して言わずにスプレキュアを貰っては来たのだが
やはり、どうにも使う気になれない。
勿論、エストロゲン過剰が長く続くと、
乳ガン発症の危険性を増すということも
一応、知っているのですけれどね。
でもとりあえず、きょうの子宮癌検診の結果次第では
スプレキュアどころじゃないと思うし。

先生。本当に申し訳ございません。私は医療ヲタです。
聞きかじりの素人知識を振り回して、主治医の言うことをきかない、
お医者さんにテッテー的に嫌われるタイプの患者です。
ごめんなさいごめんなさい<m(__)m>。

でも、結果については自分の責任だと自覚してます。
決して、主治医より『MのMんた』を信じている、というわけではなく、
私なりに、自分で調べ自分で考えているのです。
ありとあらゆる患者さんの、様々な疾患を治療なさる先生より、
自分の筋腫ひとつに集中していられる私は、
あれこれといつまでも調べていられるほど暇なのです。

たとえ悪くなっても、先生のことは決して責めません。
私は、健康を維持するのも、敢えて治療せずに増悪させるのも、
いずれも、自分の判断で選択したいと思っているだけです。
その判断材料と選択肢を得たいがために、
とりあえず今後も検査だけは受けに来たい、
でも提案された治療を必ず受けいれるかどうかはわかりません、
・・・というのは、やっぱり不遜ですかorz

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まだ鼻炎はあるのだが、風邪はなおってきた手応えがあるし、
天気も良いようだったので、きょうは、婦人科に行った。
前々からある筋腫について、去年の9月から10月にかけて、
MRIを撮ったり子宮鏡検査をしたりといろいろ調べた結果、
多少の変性はあるが筋腫または良性ポリープという診断で、
とりあえず三ヶ月後にまた来いと言われていたのだ。

できればこういう話は忘れて、もう無かったことにしたかったが、
前回受診が10月のポゴレリチの演奏会直後だったために、
幸か不幸か私は日にちをシッカリと記憶しており、
わかっている以上は、敢えて受診しないでいるのも怖くて、
きょう、午後から、真面目に出かけた。
万が一、健診に来た妊婦さんに風邪をウツしてはいけないから、
マスクもして行った。完璧だっ(自画自賛!)。

エコーであちこち角度を変えながら画像を見つつ、先生は、
「・・・一緒です、一緒です、一緒です」
と限りなくヒロシです風に呟き、
「消えてる、とゆーことは、さすがにありませんでしたね」
と仰った。それはそうだろう、私はそんなこと期待してなかった。
4~5センチの筋腫がふたつ、たった三ヶ月の間に忽然と消えたら、
そもそも最初の診断が誤診だったという可能性が高くないスか。

(そういえば先日、筋腫の成長速度についてネットで調べたら、
『成長速度は人によりまちまちで、短期間で大きくなったり、
2030年たってもあまり大きくならない人もいます』
という記述があって、私はひとりでウケてしまったのだが。)

医「とゆーことで、前と全然変わってませんね。
 あとは、なんにも、ないです。不変ですね。一緒です。
 ここんとこ(←と言われても見えない。ダグラス窩あたり?)に
 透明な水があるように見えるんですが、これも、なんでもないです」
私「えっっっ(悪いものがあって腹水貯留してるんじゃ・・・)」
医「え~っと、そいじゃ次回は、半年後ね」
私「は・・・(え、そうなの)」
医「別に治療は要らないから。半年経ったら、また来て下さい」
私「はいっ!(やた♪さぁ、これで帰っても、い・・・)」
医「・・・・と思ったけど、そうだ、血液検査しときましょうか」
私「(T.T)」

この先生は、だいたいが、一度で無罪放免にはしてくれない。
大抵、来ると何か検査があって、来週結果を聞きに来なさい、
という展開になってしまう。
よく診て下さる、とは思うが、でもひょっとして商売が巧いのか?
ああああ~、限りなく憂鬱だ(T.T)。
何か発見されるのが怖いから私は検査がとても嫌いだ
(だったら医者行くな!てなもんだが、気が小さいものだから)。

さて、とりあえず筋腫ちゃんたちのご機嫌伺いも済んだところで、
私はその足で、YAMAHAに行った。
前々から懸案の、『音楽の友』と『MusicaNova』を買うためだった。
風邪で寝込んでいたせいで、なかなか買いに出られなかったのだ。

見たいページが限定されていたので『MusicaNova』から先に読んだ。
83年当時、ポゴレリチは、それまで一日40本喫っていた煙草をやめ、
スポーツ・ジムに通い出した、という逸話が書いてあった。
彼もそれなりに、若い頃から健康には気をつけていたようだ。
一日40本と言ったら、うちの骨じぃの現役時には到底叶わないが、
それでも誉められた喫煙本数でないことは確かだ。

だけど、記事にもあったが、昨年10月に来日したとき、
楽屋口で待つ我々の目の前に現れた私服のポゴレリチは、
当たり前のよーに、くわえ煙草でサインをしていたから、
つまり禁煙には失敗した、ということね(^_^;。

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きょうの子宮鏡検査が終わったあと、
婦人科のほうから処方箋が出された。
内視鏡検査をしているから、感染予防の抗生剤だな、
とはわかったのだが、さて医院を出てからゆっくり開いてみたら、
そこには、「ケフポリン 250」と書かれてあった。

私は中途半端な医療ヲタだ。
この、ケフラールとセファロスポリンを混ぜたような名前は何だ、
と処方箋を読んだ途端、思った。
アヤシい。ゾロ薬(=ジェネリック医薬品)だな。
正体は、なんだ。

こんなことにこだわるのは、実は、
私は抗生剤のセファクロルに過敏症があるからだ。
セファクロルというのは一般名なのだが、
実際には様々な製薬会社からいろいろな名前をつけられて売られている。
「ケフラール」の販売名が代表的だが、ほかにも同種の薬がある。

セファクロルに過敏症があるとわかったのは、三十代になってからで、
咽頭炎のため耳鼻科で出された「L-ケフラール」を飲んだとき、
物凄く痰が絡み、手足に痒い発疹が出たので、医師に申告したら、
『それはもう飲まないように』ということになったのだった。

それからは、私は体質的に「ケフラール」が駄目、と肝に銘じたのだが、
その後も、内科で出されたエリカナールという細粒をうっかり飲んで、
咳き込み、発疹出まくり、アナフィラキシーショック一歩手前、
という状態になって死ぬかと思うような経験をしたことがあった。
これも名前が違うだけで、ケフラールと同じ内容の薬だとあとで知った。
あれ以来、私は禁忌のセファクロルを飲まないように、
薬の名前だけでなく、中身が何であるかに非常に気を付けているのだ。

果たして、今回のも、薬局に行って訊ねたら、
ケフポリンの正体は、やはりセファクロルだった。
今の婦人科で確か初診のとき、「ケフラールは禁忌」
と問診票に記入した筈だったのだが、先生は失念なさったのだろうか。
それで仕方なく私は、もとの婦人科に戻って、
『私はケフラールにアレルギーがあるので、
ケフポリンも飲めないと思います』と申告した。

結局、処方箋は書き直され、メイアクトという薬になった。
これは扁桃炎でさんざん飲んだことがあるので大丈夫だ。
少なくともショックは起こさないだろう。良かった(^_^;。

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月曜日に検査して、翌日以降、主治医のところで結果を聞け、
と指示されていたので、二日後の今日、行った。
呼ばれて診察室に入ったら、先生は、何やら書類を見ながら
むむっ。これは・・・、う~・・・・ん
と眉根を寄せて、非常に難しい顔をなさっていた。

私「なっっっ、なんか、良くない話ですかっっっっ(T.T)!!」
医「それがですね~、困りましたね~・・・」
私「あっっ、悪性のなんかですかっっっ(T.T)!!!」
医「ファクスがズレてて字が読めないんですね~。
 なんでこんなもの、送って来たんでしょうかね。あなた読めます?

と先生は書類をわざわざ私のほうに向けて見せて下さった。
それには、先日のMRI所見が書かれてあるようだったが、
全部の文字がぼやけて二重になっていて、
確かに、読めたものではなかった(^^ゞ。

医「もっかい送ってもらいますから。ちょっと待ってて下さい」
私「・・・・・・・・・・・・・(T.T)」

という具合で、見事なジラしプレイに突入することになった。
私はさらに十分前後、待合い室で待たされた。
再度呼ばれて入って行くまで、
なんか怖いこと言われるんじゃないかと、死ぬ思いだったぞ(T.T)。

さて、二度目のファクスはとても綺麗だった。良かった(^_^;。
それによると、子宮筋腫に子宮腺筋症、
と、もうひとつ由来不明の何かが子宮底に映っていて、
いずれも悪性を疑うものではないが、
最後の意味不明な突起については何と断定できないので、
今後の精査が必要、と書かれてあった。

で、さっそく子宮鏡検査をして貰うことになった。ここでも先生は、
「旨い具合に見えなかったら、紹介状書きますから、
 大きな病院に行って貰いますよ
と脅かすことを忘れなかった(^◇^;)。

今までなんだかんだと婦人科だけは真面目に検診を受けていて、
この年齢ではあまり受けないであろう子宮体癌検診だって常連だが、
私は、子宮鏡なるものを、このたび初めて経験した。
胃のファイバースコープみたいなもので子宮内部を診る検査で、
別に痛くもなんともないので私は平気だったが、先生は、
「大丈夫ですか~、もうちょっと我慢してね~」
などと随分、気を遣って下さった。

直接観察してわかったことは、それもやっぱり良性の筋腫だろうと。
表面がつるんとしているので悪性所見はないが、
MRI画像から見て、内部が一般的な筋腫とやや違うので、
ちょっと珍しいタイプの筋腫に思える、ということだった。
強いて言えばポリープ状の粘膜下筋腫のようだ、と。
不正出血や貧血の原因になりやすいと思われるので、
経過観察はしなければならない、とも言われた。

ほか、子宮頸癌検診、子宮体部癌検診、いずれも陰性だった。
貧血はなかったが、血清鉄がやや低かったところを見ると、
潜在的な貧血はあるので、やはり筋腫が原因だろうということだ。
良性であろうとも、抱えていることが体の負担になるなら、
これは手術するしか完治させる方法はないので、
その見極めのためにも、次は十月末にまた来いと指示された。

だが、考えてみたら、昨日のマンモの結果説明を聞きに、
また来週、この医院には来なければならないのだった(^_^;。
またズレた画像のマンモだったりしないだろうか(爆)。

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