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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



年末のポゴレリチ来日公演のせいで、私の頭は徹底的に破壊されたが、
今回はラジオ講座だけは意地でも聴き通す!と決意していたので、
とにかく毎日ラジオをつけてテキストを開いて頑張った。
奇しくも、去年5月にポゴレリチ来日公演で挫折したときと、
全く同じ番組が再放送でこの時期に巡って来ていたので、
またぞろ同じ理由で同じ番組相手にグダグダになるのだけは避けたい、
と私なりに痛切に思ったのだ。
お蔭で、こうして2月号購入時点までなんとか繋がった(^_^;。
百合が姉さくらの家に滞在してどれだけ滔々と喋ったかもわかったし、
バルの店主イグナシオが変わりなく生存していたことも突き止められた。
今、ワタシは自分で自分を褒めたい気分です!(殴)

フランス語初級編は、今や文法項目も含めて私にちょうど良い学習内容で、
テキストを見ずに本文を聴き取るのは、しっかり困難になった(^_^;。
まずは聴き取りを頑張り、オーバーラッピングして音読すること、
これが出来る回はシャドウイングして読めるようにすること、
を自分の課題にしたいと思っている。
加えて今期は、応用編のほうもなかなか私好みだ。
平易なダイアローグを通して、フランス語で日本文化を紹介する、
という趣の番組で、フランス語の通訳案内士試験を目指すなら
最適ではないかと思える内容だ。
私の仏語力ではとてもそのような資格は現実的ではないが、
トレーニングとしてとても学ぶところが多く、かつ取り組みやすい。
番組の舞台が大阪で、講師の福島祥行先生が関西弁なのも楽しい(笑)。

スペイン語は入門編を聴くのが精一杯だが、
今年度は前期後期ともに、とにかく途切れずにここまで聴いてきたので、
ようやくスペイン語がどうなっているか、わかって来た気がしている。
これだけ時間をかけてきて今更言うのもアレなんですが(殴)。
どんな講座でも、とにかく第一回から最終回まで通して聴くのが、
とても大切で、力になることだというのが体験的にわかった。
来年度もスペイン語は続けたいと思っている。
たとえ遅々たる歩みであったとしても。

**************

パートである私には、月曜日は会社が無いので、
それを良いことに先週は日曜と月曜の大半を家事にかまけて過ごしたら、
月曜の夜から火曜日にかけてが、出勤を前に修羅場になった
(ゆえに20日(月)の日記は空欄だ。パソコンを開ける暇もなかった)。
あれで懲りたので、きょうは私はこれから仕事の準備にかかろうと思う。

無茶したらなんとかなる、というのは本来あり得べき姿ではないと
このトシになってつくづく思うようになった。
むしろ、予想外のアクシデントがあっても対応可能なように
余力を持って準備を進めることが、何事であれ基本なのだ。
そのためには、どれもこれも目一杯まで頑張ってなんとかする、
というのではなく、やったほうが良いことのいくつかを敢えて断念し、
本当にやらなくてはならないことに、余裕を与えるようにすべきなのだ。
……性格的なことを考えても、少なくとも私の場合は、そうだ(^_^;。

無茶に無茶を重ねてすべてなんとかやりおおせた、などというのは、
もともとの計画が遠大過ぎたか、
最初に自分の能力を過大評価していたかの、いずれかなのだと思う。

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職場では外国人スタッフとは型どおりHow are you?と
挨拶して仕事が始まるわけだが、
もともと日常英会話に困難を来している私にとって(爆)
こういうレベルの遣り取りが一番難しい。

Pretty goodとかNot badとか、無難なことを返してくれればまだ良いのだが、
昨日など、アメリカ人男性スタッフのひとりが
笑顔なのにいきなり『Not good…』と言うので、返事に困った。
どうしたのかと尋ねたら、『心臓の具合が悪い』と彼は言った。

私「あなたは気分が良くないのですか」
彼「急に寒くなったせいか、胸の具合が悪いんだよ」
私「とても寒いですね」
彼「ペースメーカーが欲しい」
私「それは深刻であるように聞こえます。大丈夫ですか」
彼「う~ん。心臓が弱っていると思う。疲れやすいしね」
私「今週は私達は連休を持っています。あなたは休むべきです」
彼「そうするよ。キミもこの週末はオフ?」
私「はい。私は仕事の予定を持っていません。家で休むつもりです」

ペースメーカーが欲しい、という発想になるところを見ると、
彼の心臓の問題というのは、おそらく不整脈だろう。
彼は背が高く、すらりとした体型で、
顔色にも表情にも陰りは見られない若い白人だ。
喫煙の習慣も無いし、常勤だからオフィスで働く規則的な生活だと思われる。
勿論、人様の個人的な状況についてはそれ以上詳しくわからないが、
もし基礎疾患等ないのであれば、その心臓の不調は、
よくある期外収縮ではあるまいか(^_^;。
私も幾度も経験したことがある。
トクっと脈が乱れたり、一瞬、息が詰まったりすることは
いわば心臓の『しゃっくり』程度のことで、
健康な人にも結構よく見られる症状だ。
こうした良性の不整脈には治療は要らないことが多いのだが、
どうしてもとなれば、ペースメーカーの埋め込み(爆)でなく、
まずは抗不整脈薬の内服が有効だろう。

期外収縮には自律神経が関与しており、
患者の感受性によっても症状は変わるので、
苦痛の強弱と病状の深刻さには、相関関係がほとんど無い。
特に、安静時に限って単発で出現する期外収縮はほぼ危険が無い。
多くは、不意に脈が飛んで瞬間的に息が詰まり、咳がひとつ出る、
というような症状を、日に幾度も経験することが一定期間続き、
それを気にしていると、自覚症状としては更に悪化したりする。
自然に軽快するものが大半で、経過観察という名の放置で問題無いが、
飲酒・睡眠不足・疲労・ストレスがいけないことは明らかなので、
心身ともに十分な休息を取ることが大切だ。

……などと言ってあげる英語力は、私には全然なかったですね(爆)。

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独仏の影薄く、中国も陰り…… いえ、第二外国語の話(朝日新聞)

『「第二外国語の代表選手だったドイツ語やフランス語は『生活に必要』と言い難く、将来の職業生活への投資にならない」。西山教行・京都大教授(言語政策)は昨年末に京大であった研究会でそう指摘した。』

私は大学で最初に第二外国語としてフランス語を選択し、
2年次からロシア語に移ってそのまま単位を取って卒業、
社会人になると、またフランス語に戻り、
近年はフランス語とスペイン語、ときに中国語、などをかじっている、
……と、まあいつも語学で遊んで来た人間なのだが、
私は未だかつて、『生活に必要』かどうかを基準に、
外国語を学んだり捨てたり(笑)したことは一度もなかった。
では何に必要か、って、そりゃ最後は結局『道楽に必要』かどうかだね(笑)。

真面目に言うと、私の感覚では、大学の第二外国語というのは、
生活や就職の役に立つかどうか以前に、
自分のやる研究分野のタシになるかどうかで決めるのが、
いちばん本来的な選択の仕方だと思う。
私のやっていた言語学でも、英語学を中心とした言語研究をやるためには、
欧米の国にこそ、伝統的な研究論文がたくさん存在していたわけで、
第二外国語ならドイツ語フランス語を知っている者のほうが有利だった。
それがどうして途中で浮気してロシア語に行ったかというと、
あの時期は、言語学がどうのこうのより、道楽のロシア演劇のほうが
断然、面白くなってしまったからだったが……(殴)。

昔の学生の多くが、なぜドイツ語やフランス語を学んだかというと、
欧米至上主義が強かった時代、彼らの憧れた学問分野は、
ほとんどヨーロッパで発達したものだったからだ。
文学も社会学も自然科学も、最初にヨーロッパの研究者たちが
一定の成果を上げ、ドイツ語フランス語の論文が多く書かれたので、
学生達はそれらを読むために、第二外国語として独仏を選んだのだ。
お医者様方にしても、昔は皆、カルテをドイツ語で書かれていて、
最近ではそれが英語に移行してきたわけだが、
こうしたことも、医学の研究の中心がかつてはドイツにあり、
今ではそれらがアメリカに移った、ということを示していると思う。
60年代70年代は、理系の学生にはロシア語選択者が多かった。
なぜなら、米ソの宇宙開発が世界の最先端を行っていたからだ。
航空宇宙工学などをやる学生なら特に、ソ連の文献を読みたいがために、
当時は好んでロシア語を選択したものだった。

リンク先の記事によると、昔の主流だった独仏選択者は現在では減少し、
かわりに一時期は中国語が人気だったが、それもまた最近は減って、
目下、大学の第二外国語として右肩上がりなのはスペイン語、
NHK外国語講座(テレビ)のテキストの売れ行きでは韓国語が一番人気、
……ということだ。

『京大の西山教授は言う。「学生はそのときの気分や実利面で第二外国語を選ぶ傾向が強くなったが、多様な文化や人びとと接する窓口として第二外国語を学ぶのだと考えてはどうか」』

確かに、専攻との関連で特に何語をやるべき、というのが明確でなく、
自分にとって思い入れのある国とか文化なども、殊更にないという場合、
学生は成り行きで選択をすることになるのだろう。
しかし、実生活で役に立つか・就職でトクするかどうかで決めても、
そもそも週に1コマとか2コマしか授業のない第二外国語など
実用レベルで身につけてペラペラ、…になどなるわけがないので(爆)、
こういうものに、より正しい選び方とか賢い選択方法など
本当のところ無いのではないだろうか。
むしろ、西山教授のお話のように、これまで触れることのなかった、
異国の文化や人々に出会えるきっかけとして、
外国語学習をとらえるのが、大学生には良いと私も思う。

それには、何語であっても良いのだ。
日本語と異なる語彙や構造を持つ言語に触れることで、
自分の知らなかった発想や文化的背景を感じることができるのだから、
どの言語を選んでも、きっと得るところがあるだろう。
『楽単だ(楽に単位が取れる)から』でも悪くはないが(^_^;、
大学で開講さえされていれば、日本語から遠く隔たった、
ほかの学生があまりやったことのないような言語を、
わざと選んでみるのも、案外、楽しいのではないだろうか。
あとになって『こんにちは』しか覚えていなかったとしても、
第二外国語は無駄だった、などということはない。
母語と全く違う言葉を一定期間でも読んだ・書いた、
という経験そのものに意味がある、と私は思っている。

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先週、話に出ていた通り、
きょうは会社でDirty Santaをやった。

各自が持って来たプレゼントを、クリスマスツリーの下に並べ、
時間になると、参加者はクジで順番を決めて、
ひとりひとつプレゼントを選んで、開いて、中身を皆に披露して、
周囲がLovely!Great!とはやし立て、
……というのは、全く和やかで良かったのではあるが(^_^;、
どういうわけか誰も他人の持っているプレゼントを
横合いから要求するということをしなかったので、
「Nobody stole!!」(誰も盗らなかった!!)。
全然だれもどこもdirtyではなかった(爆)。
あれではつまるところ、普通に楽しいプレゼント交換だ。
私はこのゲームの神髄が何なのかは、結局よくわからなかったぞ(笑)。

(ごく簡単に言うと、このDirty Santaというゲームでは、
クジで1番を引いた人がまずプレゼントを選び、それを開けて皆に見せ、
次の2番の人は1番が開けて持っているプレゼントをくれと要求するか、
または、残りの未開封のプレゼントからひとつ選ぶかを選択することができる。
もし2番が1番の持っているプレゼントを取った(=盗った)場合は、
1番は改めて別のプレゼントを選んで開封する。
1番2番がそれぞれ開封済みのプレゼントを持っている状態で、
以下、3番からあとの人達は皆、前の人達が持っているプレゼントに対して
どれかを『盗る』か、盗らずに新たなプレゼントを選んで開封する、を繰り返す。
奪い奪われて、簡単には終わらないのがこのゲームの面白さ、…の筈だった(^_^;。)

ちなみに私が選んだ袋からは、可愛いサンタ柄の缶に入った、
クリスマス仕様のチョコレート詰め合わせが出てきた。わ~い♪
美味しそうで、開いた瞬間から気に入っていたので(笑)
誰にも盗られなくて良かった良かった。

プレゼントによっては、二重三重にラッピングされていて、
ある包みを開くのにリボンが絡んで手間取り、
私の隣のアメリカ人男性が作業しながら、
「……んモぅっっ(--#)」
と小さく日本語で文句を言っていたのが、ささやかに可笑しかった。

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今期は、フランス語初級編・スペイン語入門編のいずれも、
2012年4月~9月に放送分された番組の再放送で、
しかも半分が終わらないうちに、ポゴレリチが日本に来てしまった、
というところまで、私にとって前回と全く同じ展開になった。
去年はそのせいで、3ヵ月目から学習者としての私が道に迷い、
百合はJapan Expoに行ったあたりで足取りが曖昧になり、
ホルヘは列車内でトイレに行ったまま帰って来なかったものだった。

それで、今回の私は、同じテツは踏むまいと固く決意し、
とにかく毎朝、意地で聴いている。
お蔭でとりあえず、百合は今朝、ツール・ド・フランスのゴールの日を迎えたし、
ホルヘ一家はちゃんとクエンカ観光をしてホテルに辿り着くことができた。
とても、めでたかった。
フランス語のほうはそれでも、前回の記憶がところどころには残っていて、
百合がこのあと、姉さくらに会いに行ってオモシロいことになる
というのを私はおおまかには覚えているのだが、
スペイン語はもう全然記憶がなく、ホルヘたちがどこでどうなるのか、
ここからは未知の領域だ(殴)。
引き続き頑張って、見届けたいと思う。

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先月最後の週は研修で留守にしたので、
ラジオ講座での勉強が一週分、途切れてしまったが、
今週からまた再開できた。

フランス語の初級編は、今の私にとっては新しい文法事項は無いので
ひたすら聴き取りができるように努めている。
目下、リエゾンした数詞で迷ってしまうことと、
地名などの固有名詞がわからないために引っかかり、
その部分からあとの聴き取りが駄目になってしまう、
ということがかなり多い。
まだまだ慣れが足りないと痛感している。

応用編になると、もう聴き取り以前のレベルだ(^_^;。
読んでいて、文の組み立てがわからないような箇所がないように
文法事項や構文を押さえて読解するように努力することと、
朗読に遅れないようオーバーラッピングして音読できるようにすること
を毎回の課題にしているのだが、瞬時に読めない単語が出てきて
うろうろしてしまうことが結構ある。
今回の応用編は、学習者が声に出して練習するような箇所が
もともと設けられていないので、自主的に頑張らないといけない(^_^;。

スペイン語入門編は、2012年の放送時にはちょうど、
ポゴレリチ来日公演で私の頭が変になって、
放送三ヵ月目に入る今の時期には、ほとんど聴けなくなっていたのだが、
今改めて聴いてみると、実に行き届いた良い講座なのだとわかった。
動詞の活用を毎回丁寧に練習できるようになっているし、
構文ごとに時間を取ってゆっくりと進む構成になっていて、
初級者にとって大変わかりやすい内容だったのだと、
改めて実感・感謝している。
『練習しよう!』は、その日のポイントの文だけが聴き取れれば良い、
と毎回、言われるのだが、初級を卒業するくらいの段階の人なら、
会話文全体が聴き取り教材として最適のものと感じられるだろう。

残念なのは、今年もあと数日でポゴレリチ来日公演を聴いてしまうことだ。
12月第二週からの私は、一体、どうなるのだろうか……(殴)。

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半年間聴いたフランス語初級編・スペイン語入門編が、
どちらも今週で終わった。
私にとって残っているのは、明日が最後の一回となる
フランス語応用編だけだ。
今年度は4月から娘が一人暮らしを始めたので、
朝のお弁当づくりが全然なくなったし、
主人だけだと朝食の時間帯もとても早くなって、
ラジオ講座を聴くには大変に具合が良くなった。
お蔭でここまで、ほとんど欠かさずに聴くことができた。

このあと、後期の語学講座は9月30日(月)新開講で、
フランス語は引き続き初級編・応用編ともに聴くことにし、
あともうひとつ何にしようかと少し迷ったのだが、
やはり放送時間がフランス語と続いているスペイン語を、
秋からも継続してやることにした。
今年度は、朝の本放送も午後の再放送もどちらのときも、
フランス語とスペイン語が並んでいるので、
聞き忘れることもなく、とても都合が良いのだ。

来週から始まるフランス語初級編は、2012年前期に放送された、
あの百合と姉さくらの物語の再放送だ。
もう内容はわかっているが、改めて心の片隅で笑いつつ、
愉快に復習に努めることにしたいと思っている。
フランス語応用編は、井上櫻子先生とヴァンサン・ブランクール氏による
『作家とともにパリ散歩』というタイトルの新作だ。
テキストを見る限り、対訳付きの仏語文章が出ていて、
語彙説明があり、『今日のポイント』として毎回ひとつ、
文法事項や構文を取り上げて例文で学ぶ、という構成のようだ。
私は文法から攻めて行くのが好きだし、
訳読式の勉強法は性に合っているので、
楽しく聴けるのではないかと期待している。

スペイン語入門編はフランス語初級編と同じく2012年前期の再放送で、
二宮哲先生とピラール・ラゴ氏による『スペイン語へのチケット』なのだが
私は記憶の糸をたぐってみても、この番組のことをあまり覚えていない。
2012年もフランス語とスペイン語を聴いていたと思うのだが、
なぜだろう……、と考えてみたら、去年は5月にポゴレリチが来日して、
その演奏にヤられて私はシにかけ、5月以降夏になっても廃人だったのだ。
フランス語はそれでも余力があったから、いい加減な集中力でも
なんとかなっていたが、スペイン語は無理だったようだ(^_^;。
よしっ、それならせっかくだから今回こそ頑張ろう!
……と思ったのだが、考えてみたら今年も12月にポゴレリチが来るのだね。
仮に年末からダメになったとすると、廃人を卒業できるのは春頃だろうから
今回のスペイン語講座も前半の3ヶ月しか、やれないかもしれない(殴)。

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・9月1日から仏検秋季の願書受付が始まり、
私は何も請求していないのに、仏検の事務局から
出願書類関連一式が封書で送られてきた。
ご丁寧に名前も住所も印字されていて、
受験希望級と試験希望地を○で囲むだけで、完成できるようになっていた。
しかし一度取った2級を再度受ける気には到底ならないし、
かといって準1級となると、冗談で挑戦できる内容(と受験料)でないので
私は今回の仏検は見送るよりほかないと思っている。
また、NHKからテキスト定期購読の案内冊子も送付されてきた。
『まいにちフランス語』は既に年度末まで予約申し込みをしてあるのだが、
10月からスペイン語を続けるかどうかは、まだ決めていない。

・先月終盤から台風がふたつ続けて発生し、秋雨前線が刺激されているとかで、
広島はずっと天気が悪い。
舅宅の庭掃除に行った日以来、晴れたことがないから、もう5日連続の雨だ。
じりじりと照りつける夏の暑さなど、とっくに忘れた。
きょうなどかなりの雨量で、肌寒い。
冷房は全く要らないし、外では長袖が必要なほどだ。
しかしよりによってこんな日に、娘は高校時代の友人達と待ち合わせて、
昼前から市街地のどこかでカラオケをやっている。
帰省に際して下宿から持って帰ってきた衣類は真夏のものばかりで、
今朝は着ていくものが決まらず難儀していたが、
とりあえず半袖を着て、家にあったパーカを荷物に入れて出かけて行った。
娘の広島滞在もあと一週間だが、そろそろ秋物を買わないといけないようだ。

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中村福助、七代目・中村歌右衛門を襲名へ(SANSPO)
『松竹は3日、歌舞伎俳優の中村福助(52)が歌舞伎の女形の大名跡である中村歌右衛門の七代目を来年襲名すると明らかにした。福助は4日に東京都内で記者会見する。』『歌右衛門は江戸時代半ばの初代に始まり、五代目は明治末から昭和初めを代表する女形だった。六代目歌右衛門さんは「女形の至宝」と言われ、戦後の歌舞伎界で頂点を極めて2001年に死去。今回、歌右衛門の名前が13年ぶりに復活することになる。』『福助は七代目中村芝翫さんの長男で、1967年に初舞台。92年に九代目中村福助を襲名した。歌右衛門襲名と同時に、福助の長男の中村児太郎(19)が十代目福助を襲名する。』

明日の会見も楽しみだ。
大名跡の復活とあって、とても大きな襲名行事になるだろう。
2月に日生劇場で観たとき、福助の充実ぶりは素晴らしいなと思ったところだったので、
役者としてなかなか良い時期に、襲名の話が来たのではないだろうか。
歌右衛門の名前は大きすぎて、何歳なら余裕で襲名できる、
というものでもないだろうから、
それなら気力体力のある今の年齢で名前を継ぎ、
残りの生涯を賭けて、名跡に相応しい芸の道を極めて行くのが良いと思う。
襲名が役者を大きくする、というのはつまりそういうことだろう。
そして、幼い子供のように思っていた児太も早19歳だとは。
血筋にも申し分ないし、父親揃って良い舞台を作って行って欲しい。

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9月号のテキストが発売された。
いよいよ前期の最終月だ。

フランス語の初級編は、さすがに耳だけでやるのはキツくなってきた。
特に『練習問題』で、与えられた日本語の意味に相当するフランス語を
作文して言うところなど、当初は何も見ずに余裕で言えていたのだが、
先月くらいからテキストを見ながらでないと厳しくなってきて、
8月になって複合過去と半過去が入り乱れると、
ついにテキストを見ていても即座には言えなくなった。
少し待って貰えるなら、正しいフランス語を組み立てることができるのだが
私が言い終わらないうちに、フロランス・オガワ先生の正解が聞こえてきて、
「まっ、待って、まだ…(汗)!」と内心で焦ることが大半になった。
1月の仏検2級の二次試験のときにも痛感したが、
私のフランス語はゆっくりでないと駄目で、全くスピードが出せないのだ。
理由は勿論、勉強不足ということに尽きるわけだが、
時間をかけて考えないと適切な語彙が出て来なかったり、
動詞の活用が瞬時に出来なかったりすることがとても多い。
この状態を脱却するためには、丁寧な反復練習あるのみ、
とわかっているのだが、なかなか実行できていない。
このあと9月は条件法・接続法に触れ、時制の一致まで扱うとのことで、
初級講座にしてはレベルが高く、私にとっては実に良い復習になりそうだ。
と同時に、ますます負荷のかかる練習となることだろう(^_^;。

応用編のトリュフォー関係のインタビューは、とにかく聴くのみだ。
できるだけ予習して語彙を増やそうとは思っているのだが、
日々の忙しさにかまけて、ほとんど実行できていない。すみません。
私が映画に全然詳しくない、ということも壁になっているとは思う。
例えば、もしこれがピアニストのインタビューだったなら、
作曲家や作品、演奏家について私にいくらかは予備知識があるので、
話の流れを掴むことがもう少し容易だっただろうと思うのだが、
私は映画ファンではなく、取り上げられる作品もほぼ全部観ていないので、
せっかくの貴重なインタビューが
『猫にコンバンワ』になってしまっているのだ。
客観的に言って相当勿体ない状態であるという自覚は、ある(^_^;。

スペイン語は入門編のみを聴いているのだが、
とりあえず脱落はしないでここまで来ることができた。
しかしスペイン語がいかほど巧くなったかというと、心許ない限りで、
4月当初よりマシになったことは事実だが、
多くのことがあやふやなまま、最終月まで来てしまったと思っている。
今期のスペイン語入門編はある意味、魔法のような構成で、
先週や先月のことを忘れていても、『今日の表現』を覚えれば、
それできょうのレッスンはなんとかなってしまうように出来ているので、
私はあちこち取りこぼしをしたままでも、
そのことに深刻な危機感は持たず、毎回やりおおせてきたのだ。

折しも帰省中の娘は第二外国語がスペイン語なのだが、
彼女によれば、大学のスペイン語は既に文法は相当進んでいるそうで、
私のやっている入門編のテキスト自体は簡単に見えるということだ。
「でもこういうスペイン語が喋れるわけじゃないよ。
日本人の先生にスペイン語の文法を習って日本語に訳しよるだけじゃもん」
と娘は言うのだが、それは当然だ。
週2回×四ヶ月の練習だけで話せるようになる外国語などあるわけがないが、
それ以前に、そもそも大学のスペイン語は街の会話教室ではないのだから。
天気や食事や買い物の話題で、ノリと勢いの雑談をすることより、
まずは外国語の文献を読めるようになることが、大学での学習の目標だろう。
それがしっかりできた上でなら、喋れないより喋れたほうが良いだろうけれど。

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毎年サボりがちになる8月号だが、今年は好調だ。
なぜならば、娘が居ないからだ(笑)。
娘が高校生だった頃までは、7月の下旬あたりからは、
学校が夏休みに入って彼女の生活が変わり、
補習の有無によって起きる時間が毎日違ったり、
予備校に行くと言って午後に出入りしたりしていたので、
私の生活時間帯もそれに合わせて変わらざるを得なかったのだが、
今年は娘が4月このかたずっと居なくて、7月が終わろうが8月になろうが、
私の日課は何ら変化することなく、淡々と続いて行くのみだ。
だから、朝のラジオ講座を聴くことも全く変わりなく続いている。
私の学習習慣の維持のためには、ありがたいことだ(笑)。

8月は、フランス語初級編・スペイン語入門編ともに、
まず再帰代名詞が登場する。
「起きる」(se lever(仏)、levantarse(西))と
「寝る」(se coucher(仏)、acostarse(西))は
どちらの言語でも再帰代名詞を伴う動詞表現の筆頭だ。
それから、フランス語・スペイン語の両方とも、
英語の現在完了に相当する時制が8月号で初めて導入される。
こうしてみると、5ヶ月目ともなれば初級講座であっても
結構、表現の幅が広がってきたことが感じられる。

フランス語は私にとってはすべてが復習なので、
このまま着実に積んでいくことが目標だ。
応用編のトリュフォーのインタビューは、
きちんと予習してから聴くと理解度がもっと上がるだろうと感じている。
語彙力が不足し過ぎているので、一度では解説すら聞き落とすことがある。
スペイン語は未だに数詞があやふやなので、まずそこからだ(汗)。
いい加減に、10以上の数を間違えずに言えるようにならねば(殴)。

そして私が今、恐れているのは、お盆には娘が帰ってくる、
ということだ。
冒頭に書いた、娘の起床時間に私の日課も左右される、
という現象が、今年は遅れてやって来る可能性が高いのだ。
更に大学生の夏休みは9月にまで及んでいる。
私は前期講座の最終月の9月を、娘の帰省を理由に、
サボり倒すことになるのではないか、
というのが、目下かなり心配だ(汗)。

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