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もうじき6月が終わる。
今年度は、有り難いことに朝のお弁当作成がなく(^_^;
朝7時台が私の自由になる日が以前より増えたので、
ラジオのほうも今のところは、だいたい休まず聴けている。
スペイン語は入門編『Paso a paso~めざせ96番地』だけ聴いている。
全部で6ヶ月間の放送予定のうち、まだ3ヶ月目が終わったところなので、
以前の講座でやったことのある文法事項がほとんどで
一応、道に迷わずにはついて行っていると思うのだが、
例によって例の如く、復習がろくに出来ていないので、
スペイン語がちゃんと身についているとは言い難い状況だ。
とりあえず数詞を徹底しなくては(殴)。何回目だ(汗)。
フランス語の初級編も6ヶ月1クールなので、
引き続き久松健一先生の『ころばぬ先のフランス語入門』、
余談だがこれの副題が『Pas à pas』で、奇しくもスペイン語講座と同じだ。
できるだけテキストを見ないで、耳だけを頼りにやるのが、
今の私の仏語力にはちょうど合っていて、ほど良いやり甲斐を感じている。
『教えてMadame』のフロランス先生のお話を聞き取ることは
完璧にはできないが(汗)、聴きながら大意を掴むようにはしている。
もうちょっと熱意があれば、ここはディクテの練習に使いたいところだが、
そう思うだけで、今のところは実行できていない。
一方、3ヶ月1クールの応用編は、昨年度10~12月分の新作だった、
梅本洋一先生の『映画の話をしよう!~フランソワ・トリュフォー』
が、このあと7~9月の3ヶ月間、再放送される予定だ。
ちょうど仏語検定2級の勉強をしていた頃に、筆記用・面接用ともに、
種々の言い回しを覚えるのにとても勉強になった講座だったが、
このシリーズの放送終了から間無しに、梅本先生が急逝されたことを
私は4月になるまで知らなかった。
結果的に、先生の最晩年のお仕事のひとつに巡り会えたことを
今、改めて有り難く思っている。
梅本洋一さん死去 「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」(朝日新聞2013年3月12日23時7分)
『梅本洋一さん(うめもと・よういち=映画評論家、横浜国立大教授)が12日、虚血性心不全で死去、60歳。通夜は18日午後6時、葬儀は19日午前11時30分から東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。喪主は妻安美さん。』『映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」の編集長を創刊時から務めた。主な著書に「映画は判ってくれない」「映画旅日記 パリ―東京」など。』
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宝塚→東京に行っていた三泊四日を除けば、
今のところ、フランス語もスペイン語も続いては、いる。
フランス語の初級編は、さすがに余裕でついて行けているのだが、
特にやり甲斐があると感じるのは、毎回の練習問題で、
『[ ]に、指示された日本語に対応するフランス語を書き入れて下さい』
となっている箇所だ。
ここを私は、敢えてテキストを見ず、予習もしないで、
全部その場で考えて即座に言えるかどうかを試している。
こうすると、テキストには予め与えられている部分の語句も、
一から自力で考えて言わなくてはならず、更に、
短いポーズの間に言い終えなくてはならないのでスピードの訓練にもなり、
今の私の文法レベルだと、ちょうど良い負荷がかかる。
その点、応用編はまだまだ知らない(=覚えていない)言い回しが多く、
Dialogueを聴いただけで理解することは、かなり難しい。
パトリスさんがテーマにちなんで、社会的背景を補足説明して下さる、
Elargissement culturel par Patrice Leroyの箇所など、
率直に言って大半が聴き取れないことも、よくある(爆)。
ただここは、國枝先生の日本語による説明がすぐ入るので、
通訳つきで聴いているに等しく、理解はその場でできるけれども。
何にせよ、フランス語に触れる時間が、今はラジオだけなので、
去年の晩秋の、仏検2級一次試験の頃に較べたら、
私のフランス語力はひどく落ちているという自覚がある。
特に会話力となると、もう別人のようなテイタラクだ。
折しも、仏検2級二次試験直前に無料体験レッスンでお世話になった、
某外国語スクールから、「その後いかがですか」と
入会お誘いの電話が先日、かかってきたのだが、
今の私は、あのとき紹介された上級仏語会話クラスなど、間違っても取れない。
当時は、面接試験前で瞬間最大風速みたいな勢いを発揮したから、
一瞬だけ、フランス語が話せるフリをすることができたが、
今から仏語会話クラスを選ぶとしたら、初級でないとついて行けない。
スペイン語の入門編も、これまでのところ、続けてはいる。
ただ私のスペイン語力が上がったかというと、それは怪しいと思う。
この講座は、聴き手が落胆しないように配慮がよくなされていて、
先週や先月に習ったことが、きちんと身についていない場合でも、
とりあえずきょうの表現を覚えれば、その日のレッスンだけは、
なんとかついて行けるようになっているので、
うっかりすると積み残しの多いまま、時間だけを重ねてしまうのだ。
丹念に書いて勉強するほどの向学心は、正直、持っていないのだが(殴)、
せめて音読だけでも反復するよう心がけよう。
道楽外国語なんだけども、時間の無駄と紙一重ではさすがにマズい。
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橋下氏 風俗業の進言“認識甘かった”(NHK)
『日本維新の会の橋下共同代表は記者団に対し、今月上旬に沖縄のアメリカ軍普天間基地を視察した際に、アメリカ軍の幹部に風俗業の活用を進言したことについて、「アメリカの風俗文化や価値観についての認識が甘かった」と述べ、不適切だったという認識を示しました。』
結局、橋下市長はこの件で何を目指していたのだろうか(^_^;?
いつもブっ飛んだ発言で物議を醸すのが、
このかたのやり方だという印象なので、
今回も、できるだけ、とんでもない発言をすること自体が目的で、
それにより、騒ぎになって注目されれば良し、ということだったのか。
外国語ができないことも、この市長の「売り」だし(逃)。
それにしても、コレをどっち向いて発言したつもりだったのか、
さっぱりわからない。
世の中、言うてええことと悪いことがあるやろ。
……という話は、既にあちこちで済まされていると思うのだが、
それよりも私が注目したのは、
これって果たして英語でどう通訳されたのだろうか、
ということのほうだった。
自分の考えでなく、他人の考えを自分の英語(仏語、独語、etc.)で喋る、
という通訳の仕事は、つらいことが多いのではないかと、
私のように言いたい放題な人間は、常々想像しているのだが、
こんな発言を訳さねばならなくなったら、私だったらシにそうだ。
『風俗業』に相当する英語は無いだろう。
向こうにそういうものが無い以上は。
Women Forced Into WWII Brothels Served Necessary Role, Osaka Mayor Says(The New York Times)
Toru Hashimoto, the populist mayor of Osaka, also said American soldiers stationed in Okinawa should make more use of the island’s adult entertainment industry, which he said would reduce the incidence of sexual crimes against local women.
(the) adult entertainment industry……、
英語国民はそれが具体的に何なのか、この語句だけだったらわかるまい。
わかったら今度はビックリするだろうし(汗)。
大阪市長が米軍にそれを推薦していたとわかったら、二度ビックリだ(大汗)。
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・3月に結石治療で入院して以来、とにかく水を飲めと医師に言われ、
毎日2リットルほど、一心に飲み続けて暮らしていたら、
体重がジワジワと1キロ半ほど減った。
水を飲むと痩せる、という話は、ある程度本当かもしれない。
もっとも、私はもともとが肥満しているので、外見上の変化はなく、
また、このペースでは、仮に夏に水着を着るために痩せたい、
と思ったとしても、役には立ちそうもないとは思う。
・連休に入って以来、それまで日に100通は来ていた、
英文の迷惑メールが、一切来なくなった。
こいつらは、どれもだいたい7KBで、タイトルはいつも、
誰かが痩せたとか何かが巨大になったとかいう類いで、
自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられていたのだが、
ここ数日、迷惑メールフォルダの仕事は実質的になくなった。
メール界が今後ずっと連休だったらいいのにと思った。
(後日記:5月3日には完全に復旧した。メール界の連休は短かった。)
****************
連休中、ラジオ講座の放送はあるが、内容は前週の再放送だ。
この時期は普段通りの生活でない人が全国的に多いので、
聴けなくても良いように、あるいは復習をして過ごせるように
一応、考えられているようだ。
『まいにちフランス語』初級編は、今のところ余裕でやれる内容だが、
「そうだよな~、そこ難しいよな~」と思う箇所は結構ある。
deux ans(2年)とdouze ans(12年)の違いなんて、
文脈がなかったら、聞き分けられる自信は相変わらず無い(汗)。
このような、中級学習者もふと立ち止まらざるを得ない箇所を
取り上げてくれている『教えてMadame』は、興味深いパートだ。
4月はこの部分のスクリプトが掲載されていたが、5月からは無いので、
いよいよ、ここは聴き取りだけでやれということのようだ。
フランス語の応用編は再放送なので、内容は知っているけれども、
Expression utileなど、今も覚え直す必要があり、助かっている。
毎回のDialogueの内容も、社会問題に絡めた話題で興味深いと思う。
しかし相変わらず感じるのが、Exercices structurauxのところで
全然ポーズが置かれないので、パトリスさんが何か言っていても
ほとんど黙殺してこちらが答えを言わないと、
『声に出して言ってみよう』の目的が果たせないということだ(汗)。
学習者は、自分の発音を自分自身でもよく聴く必要がある、
と私は思っている。
お手本が読み上げられ、ポーズの箇所で自分で発音する、或いは、
自分が答えを言ったあとで、改めて模範解答が発音される、
という、自分と手本を較べる「遣り取り」が、番組中に欲しいと思う。
短い放送時間なので、少しでも空白の時間を作るのは勿体ない、
という主旨なのかもしれないが、私はクニパト・コンビの番組は、
「私ひとりで仏語を喋らせてくれない」のが最大の不満だ。
『まいにちスペイン語』入門編は、一応、一ヵ月は続いた(^_^;。
いくらなんでも初めてではないので、4月の放送分程度は、
前にやったときに覚えたことが大半だったのだ。
応用編は、自分には無理だと思うので、聞き流しているだけだ。
いつも思うのだが、私は英語とフランス語に関しては、
どういうのが「良い発音」だとか「巧い英語・仏語」だとかが、
自分の中でも基準があって、それに近づこうという工夫もしているのだが、
スペイン語に関しては、まだそれが確立できていない。
自分の発音と、ファン・カルロスさんの発音は、決定的に違う、
というのは感じられるのだが、どこが駄目で、どうなおせば、
よりスペイン語らしい音に近づくのかが、まだよくわからない。
思えば、英語もフランス語も最初はこういう状態だった筈なのだ。
馴染みの薄い言語音に対する自分の感覚が、今後どう変化するのか
(あるいは、しないのか・汗)、少し観察してみたいと思っている。
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やっと、ラジオの外国語講座を聴こうという気分になった。
昨年冬あたりから、娘の入試騒動に気分的に巻き込まれ、
ラジオは鳴っていてもほとんど聴いていなかったのだが、
今朝はやっと、落ち着いて勉強することができた。
どうかすると数ヶ月ぶりではないか(^_^;。
今年も、私の道楽外国語のメインはフランス語で、
『まいにちフランス語』は初級編・応用編ともに、
できるだけ欠かさず聴きたいと思っている。
初級編は新作で、講師は久松健一先生、
パートナーはフロランス メルメ・オガワさん、
タイトルは『ころばぬ先のフランス語入門』。
さすがに最初歩の今は、テキストを見なくてもできるくらいだが、
だからこそ、些細な子音の発音や、綴りのアクサン記号まで
今年度はひとつずつ正確におさえたいものだと思った。
応用編のほうは、クニパト(國枝先生・パトリスさん)コンビの
2011年度後期番組の再放送だ。
『まいにちスペイン語』は、朝の本放送・午後の再放送ともに、
放送時間がフランス語と並んでいるので、取り組みやすそうだと思い、
とりあえず久しぶりに選んでみた。
これまた、さすがに今のところはまだ余裕だ(^_^;。
入門だけは既に何度もしたのだから。
入門編は新作で、菅原昭江先生のご担当だが、
パートナーはお馴染みのフアン・カルロスさんだ。
上記のように消極的な気分で、
「どこまで続くか、あまり自信はないが…」
と思いつつテキストを買ったのだが、なんと最初のほうに、
スペイン語学習の動機や目標を書き込み、
年月日を入れて署名して、決意表明をするページがあった。
うぅむ……、テキトーにやっちゃ駄目なのね(^_^;。
ちなみに娘の第二外国語はスペイン語になったと言っていた。
私のスペイン語は永遠の入門者なので、
いずれ娘のほうがうまくなるだろう。
というか、少なくとも必修単位のかかる第二外国語なのだから、
そうなって貰わないと困るだろうよ(--#)。
それにしても、どうして娘がスペイン語を選んだかは、謎。
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もはや、全然聴いてない(殴)。
娘の入試について行って東京にいた二月半ばは、
毎朝のラジオどころではなかったし、
帰ってきてからも合格発表・入学手続、再びの上京・下宿探し、
……ということで、あっという間に3月になってしまった。
しかし、テキストだけは、2月20日に広島に帰って来たときに、
広島駅の書店で、忘れずに買ってあった。
ここまで続けてきて、最終号なのだから、逃すのも悔しかったのだ。
今、ようやく何もかも終わったことだし、これから残りの期間、
来年度に備えて体勢を立て直す意味でも、
改めて、毎朝のラジオを習慣にしたいと思っている(汗)。
既に、来年度の放送時間や講座内容も決定・公表されている。
ラジオ『まいにちフランス語』初級編4月からの講座は新作で、
久松健一先生による『Pas a pas~ころばぬ先のフランス語入門』、
応用編は國枝先生・パトリスさんの『あなたにきっと起こること』
(2012年後期講座)の再放送、とのことだ。
時間帯で言うと、来年度は朝の本放送も昼の再放送も、
いずれもフランス語・スペイン語が並んでいるので、
もし二カ国語やるとしたら、このふたつが聴きやすいかもしれない。
一旦ラジオを止めて離れると、次に聴く時間を忘れがちなので、
聴き始めたら一気にふたつの番組を続けて勉強する、
というほうが、私にとっては続けやすいのだ。
ときに、娘は、先日の大学入学手続の中で、
履修希望の第二外国語を選んで届け出る、というのがあったのだが、
第一希望:スペイン語、第二希望:ドイツ語、第三希望:ロシア語、
として提出していた。
どれも印欧語族だけど、イタリック語・ゲルマン語・スラブ語、と
語派の異なるものからひとつずつ選んだ格好になっていて、
ちょっと面白い(一貫性の無い・笑)選択だと思った。
なぜこの三つなのかは、限りなく、謎。
しかしどうして娘がフランス語を選ばなかったかは、
なんとなく、わかるような気がする(笑)。
(参考:言語のグループ一覧(Wikipedia))
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先週は、実家に通い詰めで、語学どころではなかった。
ラジオは一応、つけてはいたが、勝手に鳴っていただけで、
私はほぼ聴いていなかった(汗)。
今週もまだまだ実家通いは続いていて、早くもくたびれているうえ、
先週日曜に仏検2級二次試験が終わってしまい、
更に動機付けのなくなった、今日この頃である(殴)。
それでも昨日、テキスト2月号は書店で買ってきた。
本人の学習は挫折寸前だが、テキストだけはどうにか繋いだ。
しかし、前に誰かも言っていたが、特別なことの無い平凡な日が続くと、
「このまま済む筈がない。何かとんでもない事態がきっと近々起こる」
という荒唐無稽な考えに捕らわれるのは、私も同様だ。
だから、語学講座なんかどうでもよくなるくらいに、
片付けなくてはならないことが山積みになったり、
困ったことが矢継ぎ早に起こるようになると、逆に安心するというか、
よし、ほどほど来たな、これで後々の面倒をいくらかでも減らせるだろう、
という、『塞翁が馬』系の納得感があるのも本当だ。
とりあえず今日、実家母の介護認定の調査がある予定で、
更に午後からは、ヘルパーさんの訪問も始まることになっているので、
今後は、多少なりとも事態が落ち着いてくれることを願っている。
そうしたら、またラジオももう少しまともに聴く気分になるだろう。
多分(笑)。
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今月来月は、ラジオでフランス語を聴く目的がハッキリしている。
仏語検定2級の面接に役立ちそうな口頭表現を、
ひとつでも多く拾って覚えることだ。
応用編のトリュフォーのインタビューなど、最適な教材ではないか。
こういうものを素材に、想定できる質問と答えを
自分なりに書き出して、表現をストックしておこうと思っている。
二次試験は1月27日(日)だ。
あと一ヵ月しかない、と思うと、かなりゼツボー的な気分になるが、
ほかにすることは無いのだし、今はこれを目標に勉強するのみだ。
ちょうど年明けから娘の私大出願が始まり、
月半ばには大学入試センター試験もあるのだが、
私がこうやって他に熱中できることを持っていたのは、
娘にとっても私にとっても、良かったのではないかと思っている。
「一生に一度!」という中学受験ほどのプレッシャーでは無いにしても、
やはり、娘の入試ともなれば私だって多少なりとも緊張するわけだし、
こういうときは、あまり娘のことに集中しないほうが身のためなのだ。
それで、仏検の最終結果発表は、2013年2月21日(木)、
またしても試験後に1ヵ月近く待たされることになる。
十日前後でネットでの結果閲覧を可能にしてくれる英検とは違い、
仏検は規模がさほどでないせいか、万事のんびりしている。
……しかし、2月20日過ぎって、
ひえ~、これって娘の入試が終わって合否が出始めている頃だよぅ(T_T)。
……あ、ってゆーか!!
きょうだか明日だかに世界は終わるんだっけ。それとも明後日だった!?
いずれにしても、それならもう勉強を開始する暇(いとま)も無い感じだな。
人類滅亡の前に年賀状を印刷しておかないといけないし、
とりあえずきょうのところは、勉強は、後にするかなっと(殴)。
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『とっちらかって頭に入らない』クニパト、
こと國枝先生とパトリスさんによる初級編だが、
綴り字と発音の関係や、アクサン記号の規則など、
改めて説明されてみると、私にとって得るところが多かった。
やはり何事も基礎を大事にしないといけないし、
わかりきったこととは考えずに、
幾度でも最初から丁寧にやるのは意義のあることなのだった。
一方、フランソワ・トリュフォーのインタビューを素材とする、
梅本洋一先生とエレオノール・マムディアン女史による応用編は、
仏検2級のために文法事項を意識してさらってからは、
とてもよくわかるようになった。
特にここで取り上げられる語彙や表現は、
仏検2級レベルにはまさにぴったりのものが多いことがわかった。
だいたいこのくらいのフランス語文法が身につけば、
インタビューなどのある程度フォーマルな会話を理解することは
徐々に可能になって来るようだ。
************
facebookのポゴレリチ関係のお友達には、フランス人が二人いて、
更に、フランス在住の日本人マダムが三人もいる。
私は今こそ、フランス語でメールを書くべきである!
……そう思っていた矢先、まさにそのフランス人ポゴファンが
私にフランス語でメールをくれた。
先方は、私がフランス語勉強中だと知っていたのか、
それとも単に全く頓着しない人だったのかは、限りなく謎だったが、
とにもかくにも、ポゴレリチについての話が、フランス語で来た。
それで私は、ここぞ!とばかり、フランス語で返事を書いた。
と言っても、十行ちょっとの簡単な内容だったが(恥)。
そして、よしっ、出来たっ、とエンターキーを押した途端に、
私は自分の大失敗に気づいて、激しく限りなく後悔した。
私は、出だしは自分に合わせて一人称で女性形を使っていたのに、
話の途中からそれを忘れて、形容詞も過去分詞も全部、
男性形で書いていたのだった(爆)。
後悔、先に立たず。メールは、行ってしまった。
喋っているときなら音声だけなのでバレにくいところも、
文字で書いたら、ことごとく男になっていることが丸わかりだ。
「よしおぅ」呼ばわりされるのを待つまでもなく、
私は自分で性転換した(爆爆)。
私がこのようなことになったのには、一応の背景がある。
日本で使用されているフランス語教材はどれも、
男性形で解説が始まっているので、学習者が最初に出会う例文は、
je(=一人称「私は」)のときもすべてが常に男性形だ。
そのあと、勿論、女性形にも触れてあるのだが、
辞書の見出し語も文法書も、形容詞の語尾変化や複合時制の活用など、
とにかく何でも先に男性形で、女性形は( )内になっている。
それで、私などは特に、実際的なフランス語使用の機会のない、
机の上のみの学習者なので、どうしても頭の中が男性形に慣らされていた。
ワタシの場合は女、女性形を使う、とよくよくわかっていながら、
模範解答の最初に書いてある男性形で答え合わせをすることに
いつしか何の疑問も持たなくなってしまっていたのだ。
このことは、先日のフランス語検定でも裏目に出た。
ディクテのとき、録音の声は女性だったのに、
jeに関して、私は男性形で書いてしまっていたのだ。
途中で「この人、性別は?」という考えは浮かんだのだが、
話の内容にも過去分詞の発音にも決め手がなかったせいで、
辞書の通り男性形が第一選択な気がして、深く考えずに使ってしまった。
ほかの部分は、語の性に合わせて形容詞等の男性形女性形を使い分けたし、
登場人物のMadame Rousseの話も勿論、普通に女性形で統一したのだが、
なんとjeに関してのみ、男性形を使ってしまったのだ(汗)。
喋っている声が女性なのだから、jeは女だと決まっているのに、
そういう発想の全くできなかった私はオオバケヤロウです。
mixiの仏検コミュで最近になって教えて貰った話なのだが、
ああいう試験では、女性形を知っているかどうかを試すために、
わざと、ディクテは女性教師が読み上げることが多いのだそうだ。
そして当然、文中では、過去分詞のあとにeを女性形として付ける、
等を忘れていないかテストされる箇所があるようになっている。
裏を返せば、それだけ日本人学習者は、
男性形なら書けても、女性形の練習のほうは手薄になりがちだ、
ということでもあるのだろう(私だけでなく・汗)。
これでよくわかった。
今度から、私の例のノートは、見出し語をすべて、
女性形から書き始めることにしよう。
そして男性形こそ( )内に入れてやる。
自分が一人称で喋るときは、女性形しか使わないのだから、
最初からそうすべきだったのだ。
今頃知った(汗)。全く、遅きに失した。
ポゴファン仲間には、改めて女であることを説明せねば(爆)。
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・娘は昨日の駿台マーク模試がさんざんに出来なかったそうで、
昨夕からしばらく、ぶる~だった(^_^;。
仕方ないだろう。明日が入試当日でないことを、幸いに思うしかない。
ときに最近知ったのだが、近年、駿台はベネッセと協賛関係にあって、
名前は駿台模試でも、内容もデータも進研模試みたいなイメージになっている。
二社で対象受験者数を共有したほうが、少子化で不景気の今、
模試業界には良いということなのだろうか。
私が受験生だった頃には、駿台は進研とは違い、話にならんほど難しくて
「本番に絶対に出ないレベルの問題ばかり出る模試に、意味があるのか?」
と、しまいに真剣に疑問に思ったことを、今でも覚えている。
しかし、成績データが返ってきて、優秀者覧を見ると、
凄く立派な得点で堂々と掲載されている人達が、ちゃんと山ほどいて、
「世の中、下から上まで、底なし&天井知らずなんやね~」
と知ることができたのは、当時、高校生だった私にとって
唯一の収穫であったかもしれない(爆)。
・このところ、「通訳案内士 二次試験」の検索語で
このブログに来て下さっている方々が、毎日それなりにいらっしゃる。
先週の金曜日に、一次試験の合格発表があったので、
二次対策の情報を探して、ここまで来て下さったのだろう。
ありがとうございます。このような辺境にまで、ようこそ<(_ _)>。
私のかつての受験記録が、僅かでもお役に立てていれば嬉しいのだが。
しかし最近思うのだが、語学の面接試験というのは、大抵は10分前後で、
自分が、当該言語を喋っている時間は決して長くない。
10分くらいなら、自分の一生分の度胸と語学力を動員すれば(^_^;、
ボロを出さずになんとかすることは、決して無理な話ではないと思う。
しかし本当の通訳ガイドの現場は、半日~数日間、外国語で観光案内をし、
絶え間なく起こる出来事に、その都度瞬時に対応する、というものだ。
こうした持久力の質を、短い面接時間で問うことには限界があるだろう。
つまるところ、試験を頑張るなどというのは、まだまだ甘いものなのだ。
……と、私は先日、三次遠足をしただけで、思いましたね(逃)。
・きょうは、英検の二次試験の日でもあるようだ。
英検の面接試験に関して、巷に出ている対策本の内容や、
英検協会のサイトで見ることのできるシミュレーションは、
現実よりかなり高度なのではないかと、私は常々思っている。
簡単にいうと、あれほど出来なくても実際には受かる、と思うのだ。
ああしたところで公開されている面接の解答例は、いわば「模範解答」だ。
あのくらいできたら満点と思って良いだろう。
しかし本当のところ、受験生が一番欲しいのは、
どのくらいの出来なさ加減までが許容範囲か、という「最低例」のほうだ。
入試でもそうだろう。
入試データとして重要なのは、合格率よりも合格者平均点よりも、
「合格最低点の推移」だと私は思っている。
よくできる他人様のことなんか、全くどうでもいいのであって(^_^;、
最低基準を超えることが可能かどうかだけが、自分にとって意味があるのだ。
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