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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



フランス語を頑張る、という話を昨日書いたのだが、
私は実は今、早速、早くもっっ、壁にぶち当たっている。
それは、……ノートが無い、のだorz。

四十代も半ばになって語学を再開して以来、
私はずっと、A6版の小さいノートに、
自分にとっての新しい単語や、覚えにくい例文などを
書き出して、日常携帯して、暗記するようにしてきた。
ノートは、かつて今治で極零細学習塾を経営していた頃に、
某100円ショップで、確か3冊100円でまとめ買いしたもので、
当初は教室の諸々の記録用だったのだが、
廃業してからも、結構何冊も未使用のまま残っていたので、
近年、検定試験などがあったときに、少しずつ消費してきた。
やり方は、1ページを自分で横に四段に区切り、
更に真ん中にタテ線を引いて左右に分け、
左側が外国語、右側が和訳、と対照させて
覚えたいことを書き込むという方法だった。

それが、このほどついに最後の一冊に差し掛かったので、
さすがに新しいノートを用意するときが来たかと、
多少なりとも感慨深く思いながら、昨日、某100円ショップに出かけた。
似たようなものを新しく仕入れて来れば良いだけだと
最初は本当に軽く考えていた。
それが、店に行ってみてわかったのだが、
案外、難しいことだったのだ(汗)。

まず、私が求めていたのは糸綴じのノートだったのだが、
今時はこういう小型のもので、糸綴じは案外少なくて、
無線綴製本というのか、接着剤で固めたタイプが大半だったのだ。
何も悪いことはないではないか、と普通の方はお思いでしょうが、
気難しい私は、左側のページに書き込むときに、
ノートの背の部分が固められていると、段差になって右手に当たり、
とても字が書きにくいので、昔から無線綴が嫌いなのだ。

そして、もとのノートに関して私はずっと、
深い考えもなく1ページの行数を四等分して使ってきたのだが、
それは、言うまでもなく1ページにある行の数が、
きれいに四で割れた(20行だった)から、できたことだった。
店頭で見てみると、意外とそのようになっていなくて、
21行とか17行とか、なんだか最後に1行余る(爆)ものが多かった。

100円ショップだからいかんのか、と考え直して、
普通の文具店や大型書店、東急ハ○ズにも行ってみたが、
状況は同じだった。
世の中、なんでも金で解決できると思ったら間違いなのだ。
某店にだけ、たったひとつ糸綴製本でA6という、
奇跡のようなシロモノがあったのだが、
な、なんとこいつは、52枚綴りで、えらく分厚かったorz。
こんな太って重いヤツは要らんのだ、30枚くらいで十分なんだっ。

A6版・糸綴じ・32枚・B罫で1ページ20行。
私がこれまでなんの有り難みもなく使い続けてきたノートは、
これだけの理想的な(→私にとっての)条件を備えた、
奇跡のようなノートだったということが、昨日、発覚した。
こういうものは、おいそれとは売っていなかったのだ。
そうか、それならこれまで使っていたノートのメーカーに、
インターネットで問い合わせて、注文すればいいではないか、
と私はいつしか、たかがノート相手に燃え上がっていた。
落ち着いて考えれば、適当に妥協すれば済む程度のことなのに、
ここまで来たら、退かぬ!媚びぬ!省みぬ!の心境だった。

それで改めて、愛用のノートを裏返し、
どこのメーカーのものだったのかと、確かめてみた。
答えは、……「ダ○ソー」。
そうか、……100円ショップ自らが作っていたノートだったのか……。
もとのを買ったのは、10年くらい前のことだったが、
果たして、今でも製造されているのだろうか?
ちょっと検索してみたところ、通称ダイスキンと呼ばれる、
モレスキン(イタリアのブランド手帳)もどきのブツが製造中止になる?
という記事はいくつか見つかったのだが、
私のように、糸綴じ20行32枚に拘泥している人は居なかった。
いずれにしても、100円ショップの3冊100円のノートをネットでお取り寄せ、
って、可能だとしても、やっぱりさすがになんか間違ってるよね(^_^;。

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