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ローライ・フレックス 3.5F

2008-10-24 21:59:01 | つちのこカメラ

つちのこカメラ23

ROLLEIFLEX 3.5F

ローライ・フレックス 3.5Fは、学生の頃、夏休みと年末のアルバイトで買ったものです。なけなしのお金をはたいたから、2.8Fとどちらを買うか迷いました。廉価版のプラナー75mmf3.5でしたが素晴らしい描写で満足。f2.8は知らないがf3.5で十分です。なによりコンパクトなのがローライの特徴なので、私はこちらが本来の姿じゃないかと思います。

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露出計は絞りシャッター速度に連動します。220フィルムがそのまま使えるのも特徴のひとつ。

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クランク巻き上げ。絞りはカメラに向かって右の丸いノブ。シャッターは向かって左の丸いノブで調整。

それらの表示はビューレンズの上にでます。

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ピントは右サイドの真ん中のノブを回すと、レンズが付いた前板ごと前に繰り出します。

コチラサイドには色んなノブがあります。

下の丸いノブは露出計のフィルム感度、露出倍数などの調整。

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ライトバリューの表が後ろに書いてあるけど、使ったことが無い。

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ファインダーを開け、通常の撮影状態。

ファインダーはワンタッチで開け閉めできます。

フィルターは内側のバヨネット、フードは外側のバヨネット。

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ローライの特徴は、アイレベルファインダー撮影が簡単なこと。

ファインダーの前板を内側へ押し込めば、6×6のフレームになります。

しかも、ピントまで見れるのです。小さな接眼ファインダーの下に、レンズとミラーを介して、ピントグラスの真ん中を見ることができます。

アイレベルでカメラを構えていても、ほんの1cm目を下にずらすだけでもピントを確認できます(逆像ですが)。2眼レフでも速写性があるのです。

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底辺部には裏蓋のロック機能があります。矢印の上のレバーを左に回すと、その上のレバーが外れます。

すると、裏蓋があけられます。

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裏蓋の開閉です。とてもしゃれています。

裏蓋ヒンジのところで、簡単に裏蓋ははずせます。ロックの小さなピンがあるだけ、、、ドイツには物の仕組み、機能が良くわかった職人がいるんですね。

日本製のカメラには、これほどのシンプルからくりはない。

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裏蓋をはずして、35mmフィルムを使うローライキンというパーツがあった。これで35mmフィルムを使うのは邪道だと思うが、、。

1枚撮りの裏蓋もあったような、、、。

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フィルムは下から上へ巻き取ります。

未撮影のフィルムはここから見えないが、下側に入れ下の細長い2つの棒の間を通して、上のスプールに巻きつけます。

すると、フィルムカウンターは自動ストッパーになります。ちくいちスタートマークを合わせる必要がない。

ずいぶんと時代の先を行っていた機能でした。

ハレーションや内面反射には徹底的な対策がされている。コレでもかというくらいだった。空間に余裕があるからだろう。

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ビューレンズは75mmのF2.8

3群3枚レンズだそう。

露出計はセレンで電池が要らないけど、さすがに○十年もたっているから精度は怪しい。

左手の小さなレバーはストロボとフラッシュバルブの切り替え。

ビューレンズにはフィルターをつけていなかったので、傷がいっぱい付いてしまった。

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コチラは撮影レンズ。

5枚構成のプラナーです。レンズはf3.5と暗いけど、シャープさは素晴らしい。f5.6、1/30の手持ち撮影でばっちり。

人によっては、はずれレンズと言う人もいるが、どうしてどうして、コレがはずれだったら、世の中のブローにカメラのレンズは、オールはずれと言うことに、、、。これより良いレンズといえば、ペンタ6×7の75mmf4.5ぐらいじゃないか。ペンタのこのレンズは35mm用レンズと比べても、ずば抜けてシャープだった。

ローライは愛着あるカメラだから、記事が長ーくなります。

シャッター周りのレバーはロックです。シャッターを押せなくなるし、バルブ撮影でシャッターを切った後レバーを倒すとタイム撮影になります。つまり、2つのロックができるのです。

シンクロ接点には抜け防止のための押さえレバー付き。

ビューレンズはコーティングが青いけど、撮影レンズは麦わら色です。

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カメラを構えると、このようなアングルから絞りとシャッターを調整します。

左の丸いノブで絞りを、今はf11になっています。

右の丸いノブでシャッターを調整。今は1/125ですね。

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ピントノブと露出計。

距離表示はフィートとメートルどちらも書いてある。

露出計は絞りとシャッター、感度、露出倍数に連動していて、カニバサミに針を合わせる追針式。

露出計はセレンなんで、暗いところでは動かない。

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シャッターを先に合わせても、絞りを先に決めても、どちらでも良い。とにかく後からカニバサミに針を重ねれば露出はあいます。

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小気味の良いクランク巻上げ。

巻き上げクランクの根元にある矢印をちょっと動かし、クランクを逆に回すとシャッターチャージのみができます。つまり多重露光ということです。

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220フィルムを使えるが、裏蓋の厚板を切り替えて、このレバーを24にあわせ、12枚撮影したところで、この小さなレバーを12に切り替える。

フィルムカウンターが24まで無いのだ。12までしかないカウンターを使って24枚撮りに対応している。

この合わせを忘れると、220でも120のように巻き上げてしまう。

それでも220フィルムを、そのまま使えるのは便利でした。

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ファインダーは、ホントに簡単にはずせます。

ファインダーの造り、構造には感心することばかり。

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ファインダースクリーンは見やすく、八ッセルとは比べ物にならない。

フレネルレンズとマットのざらつきが適切なのだろう。

この時代の八セルのピント合わせの悪さといったら、国産カメラを使ったら使えませ―――ン。でも広告カメラマンは高価なハッセルを使いたがりました。なんでも、、、モデルさんがハッセルを使ってと要望があったそうだ。マミヤC330やブロニカやセミ版など素晴らしいカメラがあったのに。でも時代が変わり、国産のよさが世界に知れ渡ると、海外のカメラマンまでが日本製の大判を使うようになりました。フィルム時代の終わりには、ブロニーカメラは国産の独壇場だった。

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スクリーンも簡単に交換できる。だがこのスクリーンで十分です。

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ここにも、すごいからくりが、、、。

ビューレンズがミラーに写っています。

ファインダーの6×6のフレームが撮影距離によって前後に動いて、パララックスを完全に補正してくれます。ピントを合わせると金属フレームが動きます。

マミヤのC330だとフレームは動かないけど、視野の注意棒が出てきます。

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ローライは仕事には使えなかったが、旅先にはよくもって行きました。

一度だけ、このローライじゃなきゃ撮れなかった仕事がありました。

スキー場でプロ・スキーヤーの方にカメラ前で雪煙を上げターンしてもらったのですが、その日はうす曇で日が弱く速いシャッターが切れない。

ターンの瞬間の、雪が飛び散るさまをバッシと撮りたかったのだから。35mmカメラはストロボの同調が遅く、ましてハッセルじゃタイムラグがありすぎ。

そこでサブカメラとして持っていったローライで、ストロボの日中シンクロをした。シャッターは1/500で絞りはf5.6あたり。

何度もターンを繰り返してもらい、表紙を飾る良い写真が撮れた。

粒状製の良いフィルムを使ったから上がりがきれいでした。

レンズシャッターでタイムラグがゼロのローライのおかげでした。

軽いしぶれないし良いカメラです。

アサヒペンタックス67mp記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20100421

フォクトレンダー ブリアントの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080828

ハッセルブラッド500Cの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20071002

マミヤC330Sの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070923


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