中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

愛着か無精か?

2016-04-10 04:22:42 | Weblog
「終活してるんです。良かったらどなたかに着ていただけませんか?」
と言って、置いて行かれました。



手編みをされる方なのですが、どれも愛着があって、捨てるには悲しい。
というて、友人に貰ってもらうのも気が引ける。

以前、愛ちゃんや実家の母の遺品を欲しい方に貰ってもらいました、と話したことがあったので。

「終活してる」とおっしゃっても、まだ60代後半の方。
「本当にいいのですか?後で、おいときゃ良かったって思いませんか?」

というのも、80代の方が、もう娘さん達も要らないという着物を沢山、処分された後、何年かたって、
「ひと月分のお給料より高いものもあったんですよね~。勿体なかったかな。置いとけばよかった。。。」
とおっしゃった。

自分が死んだあと、家族が物の整理に困るだろうと、片づけをされるのですが、最近は、死ぬまで置いとけばよいのでは?と思うようになりました。

先日の父の葬儀の時にも、「遺品整理いたします」のご案内が控室に置いてありました。
以前には、気が付かなかったのか、ありませんでしたね。
テレビでも、1軒のお家のすべてを片づけるのに、業者さんが半日でやり終えていました。
それも、何もかも突っ込みではなくて、食器や衣料品は女性が片づけて、売れたらその分を代金から引いておきますと、好意的。

これから、遺品整理や片づけをやってくれる業者さんが増えそうだから、無理に愛着のあるものとお別れせずに、最後まで好きなものに囲まれて、暮らしていれば良いのではと思います。
後は、業者さんにお任せする分をある程度置いておく。

以前も娘の使っていたピアノを業者さんに渡した後、ピアノを練習していた娘の姿を思い出して寂しくなったという投稿が新聞に載っていました。
住み慣れた家で、愛着のあるものに囲まれて、最後まで暮らす。

ただ、新しくものを購入するのは、慎重に。
これ以上、増やして管理できるのかどうか。。考えましょう。

ふと、周りを眺めると、うちにも愛着か無精か分からんものが、山になっておるではないか。
いかん、いかん。
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