2日目夜は、今回の東京旅のハイライト!
北海道札幌のモリエール、中道シェフのシェフズキッチン。以前お店に伺ったときは東京に出張中。でも、素敵なサーヴィスとお料理で素晴らしいひと時を過ごしました。
マスターズのシェフズキッチンの良いところは、クーカルも同じなのですが、必ず、シェフに会えるということ。やはり作り手、お料理人のお話を聞いて、お料理をいただくと、そのお料理の物語も感じることができます。そして、お料理には、人柄も出ますから、、
シェフズキッチンは4回目ぐらいなのですが、会場入り口にはシェフとお店のスタッフほぼ全員がお出迎え。びっくりしました。今までこのようなお迎えってなかったので。こういう演出ってワクワクしますね。
テーブルの設えも素敵です。北海道満載
稲穂に、色々なジャガイモたちがゴロゴロ。こういう風に演出されると、ジャガイモも可愛いですね。
メニュー
1皿目
いつもの玉ねぎのタルトです。タルトはサクサク、中の具はとろとろで玉ねぎの甘さが引き立ってます。このお料理はビ・ブレでも最初に出てきます。
2皿目
冷たいコーンスープ。
合わせて、温かいとうもろこし
温かいトウモロコシをかじりながら、冷たいスープをいただく、と言いうことだそうです。それにしても、うちの近所で購入する北海道産トウモロコシとは全く違う美味しさ、風味の良さです。同じ北海道で、ずいぶん違います。。
ジャガイモゴロゴロ入った焼き立てパン。
熱々が供されます。中はジャガイモのでんぷんが溶けだし、モチモチ。これが曲者です。美味しいから、ついつい食べてしまうのですが、グッとこらえないと、最後までお料理を美味しくいただくことが出来なくなってしまうんです。
3皿目
ウニの下にクリームチーズ、オクラの摺り流し。なんか和風な感じなのですが、クリームチーズのお陰で、ふれんちに。とろとろといただけるうまみたっぷりお料理です。
4皿目
温野菜のサラダ。定番です。何種類ものお野菜とハーブたち、胡麻やレモンのピュレ、ビーツ等、これらを全てザックリと3回混ぜます。混ぜなくてもダメ、混ぜすぎてもダメ。でも食べているとその意味がよくわかる一皿。一口一口全てが違う風味になるのです。最後まで楽しいお料理です。混ぜるのはあまり好きじゃないけど、これに関しては別。
5皿目
ザ・毛ガニ。この余計な装飾のないお皿が、どうだ!毛ガニだ!と挑戦してくるようで、面白い。
毛ガニは厚岸産。お野菜のブイヨンの泡の下に毛ガニのほぐした身、ミソ、リゾットが入ってます。洋風カニおじやだわ。毛ガニ、やっぱり好きだなぁ。。美味。
6皿目
エゾ鹿、ハツも添えられてます。ネズの実と赤ワインのソース、ビーツとジャガイモとリンゴ、ナスタチウムも。
モリエールの鹿は絶品。食感も肉の風味も、大好きです。ソースも少しで十分。北海道を知り尽くした一皿。
グレープフルーツとワサビのシャーベット
口中爽やか!グレープフルーツの香りとワサビのコラボが絶品です。
デザート
日本酒のババ。ババはブリオッシュにラム酒やキルシュが浸み込ませてありますが、これは、ちょっと目の粗いフランスパン風に日本酒。
先ず、ケーキだけ運ばれ、次に北海道旭川の日本酒がかけられ、最後に升に入った生クリームをぽってりとのせてくださいます。
これが、軽やかで、いくらでもいただけそうなんです。ケーキの生地が軽いからでしょうね。生クリームも上質のすっきりしたクリーム。脂っぽくなく、コクのみ。やはりクリームも違うわ。
小菓子
食用ほうずきとビ・ブレのラスク。
どのお料理も素材の楽しさを感じることができ、北海道を堪能することが出来ました。
サーヴィスも説明が丁寧で、本当にお店にいるようです。すごいなぁ・・感心するばかり。
最後に全員集合
シェフのお話が、面白く、長い。。。でも、奥深い。ちょっと体育会系のノリです。
美味しく楽しいひと時でした。
お土産もいただきました。美瑛のジャガイモたち。ビ・ブレのラスク。ジャガイモ2人分は結構な重さで、、帰宅してからも、色々使えて美味しかった~~!
10月は札幌のお店に伺います!