膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

2018.11月 お教室お食事会 祇園大渡

2018-11-10 00:28:57 | 食道楽ランキング

今日はお教室のプチお食事会で祇園大渡さんに伺いました。

大渡さんは7年前のお教室新年会でお伺いしたお店。なかなか予約が取れないと聞き、再訪できていませんでした。
ところが、この夏伺った徳山鮓さんで、ばったりとお会いし、それで、今回お伺いすることが出来ました。
夜はもう今年中満席、なので、お昼に特別に貸し切りでお願いしました。これもなかなか日程が・・。

念願かなって7年ぶりの大渡さん、とっても楽しみ

ちょっと早めの到着で、まだ暖簾が出てませんでした。

         

暖簾がかかると

        

わぁ、ちょっとアヴァンギャルドな感じ。有名なKi-Yanの作品。布は帆布かなぁ。おしゃれ~~

中に入り、お玄関で靴を脱ぎ、お部屋へ。中庭が迎えてくれます

        

お席はこんなカウンター

        

おくどさん

        

おくどさんの横には、炭火焼きの場所があります。

写真を忘れましたが、まず、アンティークのグラスに入った冷たい緑茶が供されます。グラスが素敵です。
ビールで乾杯 グラスはうすはりに金が入ってます。これが素敵で!

お料理が始まります。

一皿目

           

アワビの軟らか煮、秋ナス、イチジクの胡麻クリームかけ。
アワビの軟らかく、美味しいこと!秋ナスは油で揚げて皮を剥いてあるのでしょうか、、イチジクは生で。胡麻のクリームがまろやかで、柚子の香りも加わり、上品な一皿。

2皿目

           

雲子の蒸し物  雲子がペーストに葛と合わせてあるのか、とろとろと何とも風味豊かで軟らかい味。熱々です。底には雲子が入ってます。上の緑は菊菜の摺り流し。菊の花びらと。冷たいお皿から始まり、次は熱々です。このコントラストがいいですね~。濃厚過ぎず、でも風味豊かです。

3皿目

          

カマスの飯蒸し。  カマスがさっと炙ってあり、下に飯蒸し。薄くあんがかかってます。このカマスが脂ものってて、香ばしく、中は生。少し酢が効き、全てを一緒にいただくと何とも美味。お気に入りの一皿。立派なカマス!

4皿目

          

子持ち鮎のお料理です。頭を取り、中骨も抜かれて、甘露煮風に。番茶、お砂糖、お醤油で煮詰めてあります。中まで味が入ってないので、タレは濃い目。このたれが子持ち鮎によく合います。味に疲れたら、箸休めにきゅうりをいただき休憩、だそうです。って面白い~~
鮎、こんなに美味しいとは!

          

元はこんな感じで、これから炭火で焼かれ、頭と中骨がするすると取られてゆきます。まだヒクヒク動いてます。

          

先ほどの鮎の頭。日本酒に浸かってます。ヒレ酒風です。香ばしく、美味しい。上品なお出汁です。

5皿目

          

スッポンの飛竜頭  すっぽんが細かくなってひろうすに混ぜられてます。焼いた白髪ねぎもたっぷりと。お出汁も生姜がほんのりと美味しい。コラーゲンたっぷり。何とも滋味豊かな一品。

6皿目

          

          

鰹。 鰹の身を漬けにして、皮目をカリッと炭火で炙られてます。皮がパリッパリ!身は羊羹のようにねっとり。色々なスプラウトがたっぷり添えられてます。練り辛子もたっぷりと。山椒とアサツキの香りのオイルも添えられてます。鰹は辛子、スプラウトはオイルと和えていただきます。この辛子が美味しい。上等な辛子のようです。

7皿目

         

茸のあんかけ、レンコン餅と栗入りです。きのこの種類もたっぷり、葛でとじてあり、ほっこりと温まるお椀。揚げたレンコン餅の中は滑らかで、お餅という感じではなく、ちょっと明石焼きのもっちり風という感じ。凄い~~、栗は甘み有りでアクセントに。
器も素敵で、蓋の裏の柄がそれぞれ違うのです。鳥がいたり、蝶々が飛んでたり、草木も違うし。 器でも盛り上がりました。

8皿目

         

マナガツオの酒粕漬け。 立派なマナガツオ!肉厚~~ 酒粕のついたところが香ばしく、お味噌やみりんより、あっさりといただけます。こちらの方が好き。お魚の味が生きてる。柚子も香りよく、蕪も美味

9皿目

         

セルフな土瓶蒸し。具とお出汁が分かれてる、最初、御椀だけ出されて、「鱧松です」といわれ、お椀を触ると熱くない、蓋を開けると鱧松だけど、お出汁が・・・忘れてるのかしら??ってそんなことあるはずない!っと頭の中がぐるぐる、まず、シャキシャキの松茸を食べてくださいとのことで、不思議一杯でいただこうとしたら、可愛い土瓶が出てきて、やっとわかりました。まず、さっと火の入った具を楽しみ、後はお出汁をかけていただくと。色々自分で好きなようにいただけるのです。普通の土瓶蒸しはすでに具が土瓶に入っていて、どうかしたら、出汁殻のようになってるのもあり、お出汁はいいけど具は・・・のように感じることも。
というわけで、具とお出汁がわかれてるのです。器も秋らしい。ウサギとお月様。そういえば暖簾もうさぎ。鱧は立派で、ふっくらと美味しい。こういういただき方いいですね。土瓶の中には、松茸の軸が細く裂かれたものが一杯入って、美味しいお出汁。もちろんすっかりいただきます。

         

こんな風に見せてくださいます。鱧の骨切も素晴らしく、全く骨にあたりませんでした。

ご飯

        

おくどさんで炊かれた、佐渡島のコシヒカリ。炊き立て。しっかりしたお米で、もち米のような甘い香りがします。香の物は白菜、キュウリ、オクラ、山芋、柴漬け、お昆布。 四角いお皿は鰤のへしこ。鰤です、珍しい。お酒のアテになりそう。ちりめんも。

ご飯のお供が多く、ご飯を沢山頂かないと~~

       

なんと卵もお鉢に山盛り出てきて、いかがですか??っと言われ、やはり食べないと!白味は省いて黄身だけのせて、お醤油をちょこっと。これが、なんとも美味しく、久しぶりの卵ご飯。う~~、ご飯すすみすぎ・・

最後に本わらび餅

        

 

        

ふるふるとろとろのわらび餅。きなこはじっくりと炒ってあり、香ばしい。なんとも優しい、ふうみです。久しぶりに美味しいわらび餅をいただきました。

お薄

        

お茶わんも一つ一つ違い素敵です。美味しいお薄。ほっこり。。

最後、小菓子まで。

        

メレンゲのお菓子。サクサク。お昆布や梅干しのような風味がしました。

 

最後の最後まで、行き届いたお料理、サービスで感動しました。器もそれぞれ素敵で、季節感もたっぷりです。前回うかがってからの7年のブランクが悲しいです。
季節を変えて是非またお伺いしたいです。

素晴らしい秋のお食事会になりました。

大渡さん、ごちそうさまでした!

 

 

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