館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

マヘリア ジャクソン・僕の育った音楽・Jの仲間達その8。

2009-06-20 08:14:01 | 僕の育った音楽


しかし、写真・ぶれてるね~~ヘタ!

さて、ゴスペルと言えば、僕は、ミス・マヘリアだ。

深い深い、低いが、どこまでも太く、空間を保つ声だ。

その優れた歌唱で、JAZZやブルースを歌わないか?と誘われるが「ブルースは悲しみの歌、私は喜びの歌を歌うの」と断った話など、伝わる。

マヘリアにとってゴスペル・ミュージックとはひたすら喜びと希望を歌うことであり、人生の意味も目的もそれだったのだろうと思う。

僕などは、全く信仰心など無い人間だが、そのマヘリアの声で、癒されることもある。私生活の面では、二度の結婚に失敗などしているようだが、そんな悲しみや苦しみも、希望の次元にまで、昇華し、歌を又、研ぎ澄ましたようにも思う。

1971年、死の前年には来日し、昭和天皇の前でも歌ったといいます。

その歌・「深い河(ディープリヴァー)」!!

1930年代に出来た歌か?
聖書に載る、ヨルダン川を渡り、希望の地「カナン」を目指した歌詞がつけてある。
しかし実際は、ノースカロライナ州ギルフォード群の、実際ある「ディープリヴァー」の河原には奴隷制度に対し反対活動を行なうクゥエーカー・キリスト宗派達の集会場が存在していたらしい。その地こそ、黒人達の「カナン」であったのだろう。その事実を、聖書の物語に託したと、聞こえるのだ。
あの、お方?いったいどんな思いで、この歌聴いたのだろう?

反省は、しなかったか??

いくつかもっているが、写真は、この1枚!

あの「真夏の夜のJAZZ」・ニューポートのフェスの最大にして、最高のドキュメントのやつだ。これはね、一生に1度は、聴いたほうが良いよ。
コメント (8)
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