日本と韓国と朝鮮の友好をすすめます・・日朝協会です。アジアと世界情勢を観る。

日本と韓国と朝鮮の歴史・現在から、
平和な未来を切りひらくために....
ご入会ください。1ケ月¥500

中国外交を常に貫く主軸は、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係だ。

2015-12-13 | 中国人民網日本語版
世界の平和・発展への中国の貢献
人民網日本語版 2015年12月11日09:15

 2015年、中国の「コミュニティ」は活発化した。習近平国家主席は今年活発に外遊し、世界では「中国ブーム」の新たなうねりが巻き起こった。中露関係は引き続き高水準で進み、両国は発展戦略の連結を実現した。中米は新型の大国関係の構築に引き続き努力することを重ねて表明し、実務協力を促進した。中英は21世紀志向のグローバルな包括的・戦略的パートナーシップを構築することを決定し、両国関係の「黄金時代」を切り開いた。中越は「良き隣人、良き友人、良き同志、良きパートナー」という「4つの良き」関係をさらに深化した。中国・アフリカ関係は包括的・戦略的協力パートナーシップへと格上げされ、双方協力は新たな道程を切り開いた。(文:華益声・国際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 中国外交を常に貫く主軸は、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係だ。

 中国が打ち出した新型の国際関係という理念には科学性がある。現在の世界では平和、発展、協力、ウィンウィンという時代の潮流が一層強まっている。いかなる国または国家集団も単独で世界の問題をつかさどることはできず、ゼロサムゲームや冷戦思考はすでに時代後れだ。西洋の力は相対的に下降し、「南昇北降」が大勢となっており、世界のパワーバランスはより均衡的な方向へと発展している。国際社会は日増しに運命共同体となっており、世界各国の結びつきは日増しに緊密化し、相互依存は日増しに深まっている。こうした趨勢は新型の国際関係の構築の基礎だ。

 新型の国際関係という理念には必要性もある。国際関係において不公正、不平等が依然として際立ち、多極化プロセスが曲折を経ていることは否定できない。覇権主義、強権主義と新干渉主義がある程度台頭している。一部の国は同盟関係を盲信し、小グループの利益を公共の利益よりも優先している。世界と地域の情勢に影響を与える不確定要因、不安定化要因を取り除くのは困難であり、グローバルな試練は絶えることがない。各国間の発展の不均衡という問題も解決されていない。多くの試練を前に、中国の打ち出した新型の国際関係という理念は調和的共存、共同発展という全く新たな思考と選択を各国に提供した。

 中国の打ち出した新型の国際関係という理念はいくつかの主要な内容を含む。

(1)平等が国際関係の基礎だ。古い植民地体制は瓦解し、現在の国際体制では主権平等の意識が発揚され、国際法により保障されてもいる。平等は国と国が付き合う道だ。

(2)各国は相互尊重を堅持するべきだ。各国は互いの主権、独立、領土の一体性、各自の選択した発展路線と価値観を尊重するべきだ。強い国が弱い国を虐げてはならない。

(3)衝突と対立を避ける。各国は共通、総合、協力、持続可能な安全保障観を堅持し、対話と協議を通じて紛争を平和的に解決し、武力の乱用または武力による威嚇を避ける必要がある。小グループの利益が他国さらには地域の安全に影響を与えてはならず、各国が共に安全を享受する新たな局面を築くべく尽力する必要がある。

(4)協力して発展を図る。世界経済の回復は困難であり、各国は一致協力して、共に困難を克服するべきだ。各国は気候変動、テロなど世界的問題に協力して対処し、世界平和を維持し、持続可能な発展を実現する必要もある。

 中国は新型の国際関係の構築を積極的に提唱し、二国間や多国間の場で繰り返しこの理念を明らかにし、前向きな反応も得ている。協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係の構築は、世界の平和維持と発展のために中国が示した理念であり案だ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年12月11日


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。