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中央日報日本語版 7月31日 そのまま紹介しています。

2012-07-31 | 投稿
「韓国人は不義に、中国人は不利益に耐えられない」(1)



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1985年から中国指導者と人脈を築いてきた李世基(イ・セギ)韓中親善協会会長。
「今の私の地方区は中国です」。ソウル城東区で4選(第11・12・14・15代)の元国会議員、李世基(イ・セギ)韓中親善協会会長(76)の言葉だ。

韓中国交正常化20周年を迎え、李会長が8月初めに著書『李世基の中国関係20年』(中央ブックス)を出す。 国土統一院長官だった1985年、インドネシアで呉学謙中国外相に会ったのをはじめ、江沢民・胡錦濤・習近平ら中国第3・4・5世代指導部と世代を越える交流を続けている李会長は、今でも1カ月に2回ほど中国を訪問している。 26日、李会長に会った。

--著書で伝えたいメッセージは。

「2つある。 一つは、すべての人間関係だけでなく、国家関係でも重要なのは信頼という点を話したい。 相手の立場で考えなければいけない。 もう一つは中国を正しく見ようということだが、過去の視点で現在の中国を見てはならないということだ。 中国を敵として接すれば、中国は敵になる」

--中国の最高指導者に順に会っている。

「韓国の指導者が直説的であるのに対し、中国の指導者はう回的だ。 特に短い言葉で多くのことを考えさせる含蓄的な表現を好む。 うわべは穏やかだが内面は強い外柔内剛型が多い。 傲慢に振る舞う人間は生き残りにくい雰囲気だ」


(2)


--中国はこの秋、胡錦濤・国家主席から習近平・副主席へと権力交代をするようだ。 2人を比較してほしい。

「胡錦濤主席は一言で‘紳士’の風貌を持つ。 塵一つない。 しかし内面は非常に強い人物だ。 一方、習近平副主席は大らかで愛想がよい。 自信もあふれている。 特に市場親和的で、韓国企業には大きなチャンスになりそうだ」

--2002年に韓中親善協会の会長になって以来、これまで数百回も中国を訪問している。中国人は韓国人とどう違うか。

「最も大きな違いは‘時間’を見る観点だ。 中国人にとって時間は無限大だが、韓国人はいつも時間に追われる。 韓国の会社員は出張期間内に問題を解決しようとし、政治家は自分の任期内に何かをやり遂げようとする。 しかし中国人は愚公移山という言葉があるように、自分が今日できなければ後に子どもがすると考えるので余裕がある。 したがって交渉では私たちがいつも守勢に立つ」

--中国を相手する際、私たちが念頭に置くべき点は。

「韓国は総論を重視するが、中国は各論に深く入り込む。 私たちの民族は不義に耐えられないが、中国人は不利益に耐えられない。 ビジネスであれ外交であれ、徹底的に利害計算的観点で各論を重視するのが中国だ。 中国が駆け引きに強いという点を忘れてはならない」

--‘関系’は必要か。

「中国は鍋でなく釜だ。 すぐに熱くなるのではなく徐々に熱くなる…。 付き合うのに長い時間がかかるということだ。 しかし一度付き合えば長く続く。 それが関系だ。 関系のない中国は考えにくい」


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