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日朝協会第45回定期全国総in川崎閉会

2017-06-12 | 日朝協会公式発表
日朝協会第45回定期全国総in川崎閉会


日朝協会第45回全国総会宣言
       

日朝協会は、2017年6月10日(土)・11日(日)神奈川県川崎市で第45回総会を開催しました。北東アジアの「平和」をめぐる国際情勢が緊張しているもとで、日本国民が朝鮮民主主義人民共和国・大韓民国の国民と友好を進め、草の根から戦争のない社会を創り上げていくことは非常に大切なことです。
第45回全国総会は、 
①、北東アジアを非核・平和友好の地域に!日朝国交正常化の実現を!
②、三・一独立運動100周年の取り組みなどで歴史認識の共有を!
③、「例会方式」などで、「5点目標」を基礎に組織と財政の強化・発展を!
のスローガンのもとに、世界の新しい情勢を学びあい、都道府県連の活動を交流し、2年後の総会を目指して奮闘しようと誓い合いました。

 北東アジアを平和の地域にかえるためには、朝鮮民主主義人民共和国の核開発・ミサイル発射は中止すべきです。しかし現在アメリカ軍が、韓国と日本に常駐し、日常的に軍事的緊張をつくりだしているところに緊張の根本問題があると指摘されました。1953年以来64年間にも及ぶ「朝鮮戦争停戦協定・休戦協定」を一刻も早く「終戦協定・平和協定」にしなければなりません。さらに、日本と朝鮮民主主義人民共和国との国交を正常化しなければなりません。さらに軍事的緊張を解決するためには、安倍政権が薦める外交政策が、主として軍事的対応であり、近隣諸国からも批判が出ており、対話と交渉以外に道はないことを再確認しました。

5月10日新韓国大統領に就任した文在寅(ムンジェイン)氏は、「ローソク集会」から作り出された民主的大統領であり、金大中・蘆武鉉(ノムヒョン)路線をいっそう発展させ、国民とともに革新的な大韓民国を建設する大統領として期待が高まっています。
日朝協会は、今まで以上に韓国国民との友好親善に力を入れながら、在日朝鮮・韓国人との交流を進めることを確認しました。

 歴史認識を一致させ日本国民の中に広めていく問題では、「近現代史」の中で日本が果たした役割と責任について、また、これから果たさなければならない日本人の役割を学び確認することが大切ではないかと問題提起され、「学習会」を多く開くことを決めました。
具体的には、①、朝鮮半島を植民地にした「植民地責任」、②、世界戦争と「朝鮮戦争」に果たした「戦争責任」、③、韓国・朝鮮との「国交正常化責任」、(北朝鮮とは未解決)④、今、日本人がしなければならないことは、北朝鮮との国交正常化と北東アジアの諸問題を平和的に解決する主導権を発揮すること、を学び広げることを確認しました。
 
 日朝協会は、反朝鮮・反韓国攻撃やヘイトスピーチなど排外主義的な思想攻撃にも反撃し、北東アジアの平和のために日本人がどのような態度をとればよいのかを絶えず明らかにしてその実現のために奮闘してきました。しかし、会員の多くが年齢を重ね、5年10年後のことを考えると「日朝協会」が存続しているのかと心配して、青年を会員になってもらおうと創意工夫した取り組みが始まっています。同時に財政問題も心配で、滞納をしないようにし、夏と冬には特別にカンパ活動を行うことも確認しました。
 
 宣伝・啓蒙活動の強化として、機関紙を充実させるために全国の会員から通信記事を毎月10日締め切りで送っていただくことや、毎月の活動の重点がよくわかるような編集にしよう。ホームページや本部フェイスブックの活用、本部ブログ(毎日更新されています)を見る習慣をつけようと提起されました。

参加者が発言された内容には、活動を前進させる上で参考になるものが沢山ありました。その教訓をそれぞれの日常活動にいかし、国民から信頼され、もっと多くの人々と一緒に日・朝・韓の友好親善をすすめるために、総会決定と総会決議・特別決議を早く会員に届けてよく討議し、みんなで次期総会にむかってがんばっていこうと誓い合いました。 

以上宣言します。  

2017年6月11日





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