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協議は誠実に行われた。これから慎重に協議を重ねながら具体化していく。

2014-07-04 | お知らせ・一般資料
国際・統一局通信 №549                              2014年7月3日Korea News在日本朝鮮人総聯合会中央本部 国際・統一局〒102-8138千代田区富士見2-14-15Tel 03-3262-7111/Fax 03-3262-7110 Email:pa@chongryon.org 朝鮮中央通信社(日本語)

宋日昊大使が平壌空港で会見、北京会談を評価
朝・日双方が合意履行状況を共有


7月1日、中国・北京で行われた朝・日政府間会談に参加した朝鮮代表団団長の外務省の宋日昊大使が3日に帰国し、平壌空港で朝鮮新報の取材に応じた。
 宋大使は「双方は5月に朝・日合意を成し遂げて以降の、合意事項を履行するための事業の進行状況を互いに報告、共有した。協議は誠実に行われた」と今回の会談を評価した。
 今回の会談で朝鮮側は朝・日政府間合意に沿って「すべての日本人に対する調査」を実施することになる「特別調査委員会」の権限及び構成と体制、主要メンバー、調査形式と方法を説明した。一方、日本側は対朝鮮制裁解除のための実務的手続きに関する手順と進行状況について通報した。
 宋大使は「われわれが特別調査委員会について具体的に説明したことに対して、日本側は肯定的に受け止め、対朝鮮制裁の解除に関し、相当誠実に対応し、手続きを行った」と述べた。
 宋大使は4日に朝鮮中央通信を通じて「特別調査委員会」の主要メンバーの名簿を公開することになると述べた。そしてこれが「無条件で合意事項を履行するというわれわれの立場を示すものだ」としながら、朝・日双方が合意事項の履行のために誠実に努力していくことを強調した。
 ストックホルムで行われた朝・日政府間会談に続き、今回行われた北京会談に関する政府発表も、双方が一致を見た内容だけを公開した。これはストックホルム合意でもたらされた同時行動の枠組み通りに、協議が進んでいることを物語っている。
 宋大使は日本の対朝鮮制裁解除の内容について「これから慎重に協議を重ねながら具体化していく」とし、現在は合意履行の過程にあり、合意精神に反する論調や世論に左右されることなく関係改善の雰囲気を絶えず高めていくことが重要であると強調した。【朝鮮新報】



拉致問題に関する「特別調査委」設置と対北朝鮮制裁の一部解除について
志位委員長が談話



 日本共産党の志位和夫委員長は3日、拉致問題に関する「特別調査委員会」設置と対北朝鮮制裁の一部解除について、次の談話を発表しました。

 一、日本政府は本日、北朝鮮が日朝の外務省局長級協議で、拉致被害者や行方不明者を含むすべての日本人に関する調査をおこなう「特別調査委員会」の構成を明らかにしたことを受け、北朝鮮に対する日本独自の制裁の一部を、委員会が調査を始める4日から解除する方針を決めた。

 今年5月の日朝政府間協議の合意にそったこの動きは、問題解決への最初の一歩として重要である。わが党は、北朝鮮が調査を確実かつ迅速におこなうよう求める。

 一、わが党は、拉致問題の真相解明にとって北朝鮮の「特殊機関」が障害になっていることを指摘し、北朝鮮側の責任者を「拉致問題の全容を知り、問題解決に責任を負うことができ、その権限をもった人物とする」よう、繰り返し提起してきた。

 2004年12月9日、小泉首相(当時)との党首会談でもその旨を直接提起し、小泉首相は「提案については十分に斟酌(しんしゃく)して対応したい」と答えていた。

 今回設置される特別調査委員会が、そうした特別に強い権限が付与された人員で構成されていると説明されたことに、注目している。

 一、わが党は、今回の日朝双方の行動が、拉致問題をはじめ日朝平壌宣言に明記されている諸懸案の解決につながることを、強く願うものである。




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