日本と韓国と朝鮮の友好をすすめます・・日朝協会です。アジアと世界情勢を観る。

日本と韓国と朝鮮の歴史・現在から、
平和な未来を切りひらくために....
ご入会ください。1ケ月¥500

「孤軍奮闘:私は共和党州知事だ。トランプはなぜメリーランド州のCOVID-19検査を支援しなかったか」という題名の寄稿を掲載した。

2020-07-18 | アメリカの対応
「トランプ大統領
『文大統領を相手にするのを好まず、韓国人はひどい人達』と述べた」

登録:2020-07-18 06:12 修正:2020-07-18 07:04


米メリーランド州のラリー・ホーガン知事、ワシントンポスト紙に寄稿 
トランプ大統領の新型コロナへの対応を批判し 
韓国検査キットの導入過程を説明 
「トランプ大統領、習主席・安倍首相・金委員長と 
うまくやっていると言った」

     
 
メリーランド州のラリー・ホーガン知事が4月、韓国系で妻のユミ・ホーガン氏とともにアナポリスで記者会見を行っている=アナポリス/AP・聯合ニュース

 韓国国内で「韓国の婿」として知られるラリー・ホーガン米メリーランド州知事(共和党)が16日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応で、連邦政府ではない州知事らが直接乗り出さなければならなかった状況を説明し、ドナルド・トランプ大統領を強く批判した。トランプ大統領が2月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を相手にするのを好まず、韓国国民をひどい人たちと表現したという事実も公開した。
래리 호건 미국 메릴랜드 주지사의 <워싱턴 포스트> 기고//한겨레신문사

 ホーガン州知事は同日、ワシントンポスト紙に「孤軍奮闘:私は共和党州知事だ。トランプはなぜメリーランド州のCOVID-19検査を支援しなかったか」という題名の寄稿を掲載した。彼は同寄稿で、メリーランド州が4月18日、韓国から50万回の検査が可能なCOVID-19検査キットを空輸するまでの過程と、そうするしかなかった事情を説明した。トランプ大統領が韓国に関して言及したことに対する紹介は、この過程で出た。

 米国にCOVID-19が広がっていた2月7日、共和党州知事協会はワシントンでトランプ大統領との晩餐会を開いた。ホーガン州知事が協会会長を務める全米州知事協会の冬季会議を契機に、共和党州知事協会が用意した晩餐だった。トランプ大統領はこの場で1時間以上演説した。

 ホーガン州知事は「トランプ大統領がウイルスについて言及したかどうかは覚えていない。しかし彼は、自分が中国の習近平国家主席をどれほど尊敬しているか、日本の安倍晋三首相とゴルフをするのがどれほど好きか、北朝鮮の独裁者金正恩(キム・ジョンウン)とどれほど仲良くしているかについて話した」と寄稿文に書いた。

          

 ホーガン州知事は「そして、耳障りな内容:トランプ大統領は、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領を相手にすることを本当に好まず、韓国人は『ひどい人たち(terrible people)』と述べた」と伝えた。ホーガン州知事は、トランプ大統領がなぜ米国が韓国人を数年間保護してきたのかわからないと言い、「彼らは我々にお金を払わない」と不平をもらしたと書いた。当時は、防衛費分担金交渉が難航する中、米国が「在韓米軍の韓国人労働者無給休職」カードを切り出し、韓国を圧迫していた時だった。

 晩餐にはホーガン州知事の妻である韓国系のユミ・ホーガン氏も同席していた。ホーガン州知事は「ユミは大統領が母国に侮辱を浴びせる間、じっと座っていた。妻が傷ついて憤っているのが分かり、そこから出ていきたいと思っていることも分かった。しかし、妻は礼儀正しく、静かに座っていた」と振り返った。

 ホーガン州知事は翌日の2月8日、イ・スヒョク駐米大使が官邸で全米州知事協会のために開いた晩餐会で、文大統領が映像メッセージを送り、そこで文大統領が自分を「韓国の婿」と呼んだことを感動を込めて伝えた。その後、米国でCOVID-19が悪化する中、トランプ大統領がCOVID-19の検査は連邦政府ではなく、各州が自ら行うべきという立場を示したことを受け、ホーガン州知事は「トランプ大統領を待つのは見込みがない」と判断し、韓国に支援を要請することにした。彼は3月28日、イ・スヒョク大使との電話に妻を参加させ、韓国からCOVID-19検査キットを調達する案を話し合った。彼は文大統領など、韓国政府の支援について詳しく説明した。ホーガン州知事は4月18日、ボルチモア空港に1950万回分のCOVID-19検査キットを積んだボーイング777型機が降り立ち、エンジンを切った時、隣の妻に「おめでとう。あなたが数多くの命を救うのを助けた」と話したと、寄稿文に書いた。

 ホーガン州知事はこの文で、当時の前後の状況を説明し、「結局、大統領が国としての対応を決めるまでただ待っていても仕方がないことが明らかだった。私たち(州知事ら)が行動を起こさず待つだけだと、より多くの市民を苦痛と死に至らしめるような状況だった。そのため、州知事全員はそれぞれの道を進み、米国は急場しのぎの処方をすることになった。私はメリーランドのために最善を尽くした」と書いた。

 ホーガン州知事の寄稿文に対し、ケイリー・マクナニー報道官はブリーフィングで、「ホーガン州知事はCOVID-19への対応に関するトランプ大統領の支援に感謝を示した」とし、「これはホーガン州知事の歴史修正主義だ」と反論した。
ワシントン/ファン・ジュンボム特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。