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6日にもソウルの気温は氷点下10.3度まで下がった。

2012-12-09 | 投稿
       今回の寒さは“予告編”、新年初めに酷寒=韓国(1)


2012年12月07日09時25分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]


12月の寒さが厳しい。5日のソウルの積雪量7.8センチは、12月上旬では32年ぶりの最高水準だ。ソウルでは7日午前からまた雪が降る。

気象庁はソウルと京畿北部・江原・忠南・湖南・嶺南地域には1-5センチ、京畿南部と江原嶺西中南部・忠北・全北東部内陸・慶北北部内陸などには

2-7センチが降ると6日、予報した。雪がやんだ後、7日晩からまた寒波が襲う。8日のソウルは氷点下11度、日曜日の9日には氷点下12度まで

落ちる見込みだ。6日にもソウルの気温は氷点下10.3度まで下がった。

気象専門家は、平年のこの時期の朝の気温(氷点下1、2度)より10度ほど低いが、本格的な酷寒が始まったわけではないと説明した。初冬に寒波に

見舞われ、市民が真冬の酷寒並みに敏感に反応したということだ。気象庁のチャン・ヒョンシク通報官は「今回の寒さは来週水曜日(12日)ごろ和らぎ、

平年並みの気温に近づく」とし「気象庁の長期予報で予告した今回の冬の酷寒は来月初め・中旬となる可能性が高い」と伝えた。今回の寒さは“予告編”に

すぎず、後に酷寒がくるということだ。

気象庁のキム・ヨンファ予報分析官も「今回の寒さはロシア・カムチャツカ半島付近にあるブロッキング高気圧のためであり、長期予報の酷寒シナリオ

とは原因が違う」と説明した。カムチャツカ半島付近にあるブロッキング高気圧に阻まれ、中国満州側にある大きな低気圧が東に抜けられずにいるのが、

韓半島の天気に影響を及ぼしているということだ。キム分析官は「停滞した大きな低気圧から小さな低気圧が短い周期で離れ、南側の韓半島に迂回して東に

移動し、雪と寒波が交互に現れている」と説明した。


小さな低気圧は氷点下40度の北側の冷たい空気をもたらし、西海(ソヘ、黄海)上空で10度ほどの暖かく湿った空気とぶつかり、50度もの温度差が

発生したということだ。5日の首都圏の雪も温度差から雪雲が発達し、大気が不安定になったのが原因だ。雪・雨を降らせた低気圧が通過すれば、また冷

たい大陸性高気圧が押し寄せ、寒波の後にはまた低気圧が離れてくるということが反復されている。

気象庁は来年1月に予告された酷寒について、スカンジナビア半島東側の北極海のカラ海とバレンツ海が原因と見ている。気象庁のキム・ヒョンギョン

気候予測課長は「この夏以降、カラ海、バレンツ海の氷が解け、氷がない温かい海から熱気が上昇すれば、海の上空の空気が膨張する。これによってウラル

山脈近隣にはブロッキング高気圧が作られる」と述べた。

ブロッキング高気圧ができればその反作用でシベリア上層に低気圧が生成され、この低気圧は北側北極海の冷たい空気を吸い込み、南側のシベリア高気圧

に伝える役割をする。冷たい空気が入ったシベリア高気圧は勢力を拡大し、結果的に韓半島にも冷たい空気をもたらす。

極地研究所のキム・ソンジュン博士は「毎年、寒い冬が繰り返されているが、その原因は異なる」とし「地球温暖化で北極海の氷が解けて流され、海水が

より多く蒸発し、これに伴ってシベリアに雪が多く降る現象がしばしば表れている」とし「雪に覆われたシベリアが太陽光を反射して冷たくなれば、シベリ

ア高気圧が発達して韓半島の寒い冬につながる可能性がある」と述べた。


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