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実際に患者への治療剤投与も今月中には行われると見られる。

2020-07-17 | 韓国の民主化は進んでいく。
韓国で新型コロナ血しょう治療剤、今週中に生産…
今月中に第2相承認申請

登録:2020-07-15 20:09 修正:2020-07-16 07:04


14日までの血しょう供与者は184人

           

       資料写真//ハンギョレ新聞社

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)重症患者用の血しょう治療剤の生産が、臨床実験のために今週始まる。直ちに今月中に第2相の臨床承認申請に着手する見通しだ。

 韓国の疾病管理本部国立保健研究院と血しょう治療剤の共同開発をしている民間企業のGC緑十字は14日、「血しょう治療剤の開発に必要な完治者の血液を確保し、遅くとも18日までには製品形態の治療剤を生産する」とし「臨床第1段階の免除を受けたため、今月中にも患者に治療剤を投与する臨床第2相試験計画の承認申請(IND)を行う計画」と明らかにした。この日現在で血しょう治療剤の開発に必要な血液供与者は184人、供与申請者は390人。

 血しょう治療剤は、すでに新型コロナウイルスを一度乗り越えた完治者などが血液中に持っている抗体を抜き取り、治療剤の形態に作り、これを別の患者に注入する。新型コロナの発生以後、抗体を利用した治療剤や新薬などが雨後の筍のように開発されてが、その中でも血しょう治療剤が比較的安定性が確保されており、開発速度がはやいと伝えられている。これに先立って韓国政府も先月「年内の血しょう治療剤開発を目標にしている」と明らかにした。

 実際に患者への治療剤投与も今月中には行われると見られる。血しょう治療剤を利用した治療方法が安定性の面で検証された方法であり、第1相の免除を受けてすぐに第2相の臨床が可能なためだ。第2相臨床試験の対象は100人程度になるという。

 臨床段階以後、製品化に必要な追加の血液確保も速度を上げている。疾病管理本部は13日、新天地イエス教証しの幕屋聖殿教会の信者である新型コロナ完治者500人が、今週血しょうを供与すると明らかにした。そのため大韓赤十字社の血液管理本部から血しょう採取献血車の支援を受け、大邱(テグ)慶北大学前で今週中に血しょう確保のための献血が実施される。

 血しょう治療剤の製品化には、完治者の血液が継続的に必要になる。現在、首都圏の高麗大学安山病院をはじめ、大邱の慶尚北道地域の啓明大学東山病院、慶北大学病院、大邱ファティマ病院など全国4カ所で完治者の血しょう献血が可能だ。満18~65歳の成人で新型コロナの完治または隔離解除後14日以上が経過した人が対象だ。1次訪問で新型コロナ抗体保有の有無などを検査し、7日以内に再訪問し血しょう成分の献血(約500ml)をすることになる。
ホン・ソクチェ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


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