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警察は事件を不起訴の意見を付して検察に送致したが、検察が補完捜査を要請し、警察が再捜査に乗り出したという点で注目される。

2021-02-25 | 韓国の民主化は進んでいく。
韓国検察総長の義母の「利権介入疑惑」、
補完捜査をソウル中央地検が要請

登録:2021-02-24 10:06 修正:2021-02-24 12:17


「納骨堂の詐取介入」告発事件 
警察、昨年末に不起訴の意見を付したが 
検察の要請で1カ月後に再捜査 
 
ソウル警察庁、告発人を再び呼び出し 
義母の横領・詐欺容疑を再捜査 
義母の知人の法曹ブローカーも捜査へ

      

昨年11月、ユン・ソクヨル検察総長がソウル瑞草区の最高検察庁に出勤している/聯合ニュース

 警察が最近、ユン・ソクヨル検察総長の義母のC氏(75)が数千億ウォン台の納骨堂詐取に介入した疑いなどに対する再捜査に着手したことが、23日に確認された。C氏がいわゆる「法曹ブローカー」と共謀し、名義株を横領する方法で納骨堂事業の詐取に介入したという告発事件の捜査だ。これに先立ち、警察は事件を不起訴の意見を付して検察に送致したが、検察が補完捜査を要請し、警察が再捜査に乗り出したという点で注目される。

 ソウル地方警察庁の反腐敗公共犯罪捜査隊は、検察の補完捜査の要請を受け、同事件の告発人のN氏(69)を1月27日に再び呼び出して調査した。ユン総長の義母のC氏が現在裁判を受けている私文書偽造関連の疑いの他に、検察が補完捜査を要請した横領・詐欺の疑いに対する再捜査を始めたもの。警察はまた、C氏の知人で「法曹ブローカー」とされるK氏(82)の弁護士法違反の疑いについても再捜査に着手した。警察は納骨堂事業関係者に対する参考人調査も進めている。

 ユン総長の義母のC氏の納骨堂詐取介入疑惑は、昨年1月、N氏が警察庁に告発状を出して一度捜査が進められた。当時N氏は、自分がC氏の名義貸しを受けた株式の10%を、C氏が法曹ブローカーのK氏に違法譲渡するなどの手口で納骨堂事業をだまし取ったと主張していた。またN氏は、納骨堂の詐取疑惑のほか、2013年にC氏が同業者のA氏と京畿道城南市島村洞(ソンナムシ・トチョンドン)の土地を購入する際、350億ウォン台の通帳残高証明書を偽造したという疑惑と、C氏が約5億ウォンの債務がある法人の財政状況を偽って自分に譲渡した容疑(詐欺)なども告発した。

 当時捜査を担当したソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊は、約1年の捜査の末、昨年12月18日に不起訴(却下)の意見で事件を検察に送致した。警察はC氏が2013年に不動産競売で通帳残高証明書を偽造した疑い(私文書偽造)ですでに裁判を受けている点を却下理由に挙げた。送致当時、残高証明書偽造の疑いで裁判中だという理由で告発状に書かれた他の事件まで不起訴送致したことをめぐり、見逃し捜査だという議論も起きた。これについて警察関係者は、「世論の関心が高かった残高証明書事件が強調されて生じた誤解にすぎない。当時、ほかの疑惑についても多方面から調査した」と説明した。

 しかし、検察が事件終結の代わりに補完捜査を要請し、事件は別の局面に入った。ソウル中央地検刑事3部(ホ・インソク部長)は先月8日、警察に残高証明書偽造事件のほかC氏と関連する残りの告発の件全てに対する補完捜査を要請した。捜査が再開されると、N氏は警察にK氏を私文書偽造、偽造調査文書行使などの疑いで追加で告訴した。N氏は2016年11月にもソウル松坡(ソンパ)警察署にK氏を私文書偽造などの容疑で告訴している。警察は翌年3月、ソウル東部地検に起訴意見で事件を送検したが、2018年2月、検察は証拠不十分のためK氏を不起訴処分にした。

 現在、残高証明書偽造の疑いで裁判を受けているC氏は、2013年から2015年にかけて京畿道坡州(パジュ)療養病院を同業者3人とともに経営し、数十億ウォンの療養給付を不正受給した疑いでも在宅起訴され、別の裁判を控えている。この事件をめぐる疑惑について、本紙はC氏に数回電話をかけメッセージを残して立場を尋ねたが、連絡が取れなかった。
イ・ジュンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


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