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日本政府が日朝関係を理由に子どもたちを差別するのは野蛮だ!と訴え

2015-02-23 | 日朝協会も協力
朝鮮高校も無償化に
裁判支援全国集会に1200人



 安倍政権が「高校無償化」を「留保」されてきた朝鮮高校を完全に排除する省令改定を2013年に行ったことに対し、朝鮮高校の生徒や卒業生らが原告となり、国を訴えています。裁判は大阪・愛知・広島・福岡・東京の5地域でたたかわれています。裁判支援と「無償化」適用を求める全国の集いが21日夜、東京都内で行われました。

 主催は「朝鮮高校生裁判支援全国統一行動」実行委員会。全国から約1200人が参加しました。

 高校生や保護者、各地の支援団体、東京の弁護団などが発言しました。東京朝鮮高級学校3年の女子生徒は、高校生活を振り返り、「学ぶ権利はすべての子に平等だと確信している。正義のたたかいは必ず勝利する」と話しました。東京の弁護士は裁判闘争の意義を語りました。

 朝鮮学校を支援しようと昨年6月、韓国で結成された「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」共同代表のソン・ミヒさんが連帯あいさつ。ソンさんは「日本政府が日朝関係を理由に子どもたちを差別するのは野蛮」と韓国でも行動を続けると話しました。

 集会では、▽無償化裁判の勝利へ支援を▽朝鮮高校へ無償化の即時適用▽地方自治体による朝鮮学校への補助金削減・廃止を許さない、とのアピールを採択しました。